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フリーランスパパの子育て術-片付け・野菜編-


今日、雨の中、姉弟で違う保育園へ子どもたちを送っている最中にこんなツイートが流れてきました。


冷徹片付け論(笑)

以前子育てについてヤマシタさんや中野さんと話している時に、僕の家で行われている(僕だけです)おもちゃの片付けルールについてお話させていただいた内容です。

ちゃんと補足しておかないと!と思い記事を書いています(笑)

そしてこんなツイートも

片付けなかった物は冷徹に破棄する...(笑)

これには段階があるので補足しますね。

今日はヤマシタさんのツイートにもあった

・片付論
・野菜を食べてもらう方法

の2つについて書いてみます。

そして僕が子育てで意識しているのは

「根本的な解決を目指す」


です。ハンバーグに入れたら野菜を食べる、などの一過性の問題解決ではなく、どんな状況でも問題解決するような対策を大切にしています。


仲良くさせていただいている中野健太さんの記事も心に刺さる内容でした。


あと、とみこさんがご紹介してくださったWEBも最高です!




・僕の「おもちゃ片付け論」


おもちゃは片付けまでを一連の遊びと考えています。

子どもがおもちゃを選び、出してきて遊ぶ。そしてドンドンおもちゃを出してきて部屋中がおもちゃだらけになる。これは僕の家でも日常の風景です。

で、寝る時間が近づいてきて、親の「そろそろ寝るよ」の合図でおもちゃの片付けが始まって欲しいのですが、子どもはなかなか片付けようとはしません。

これも日常の風景です。

僕はおもちゃは片付けまでが子どもにとっての遊びだと考えています。だから遊ぶ時はとことん遊んで、片付けもとことんやって欲しい。

そして一番大切なのが「片付けは子どものため」であることです。

親の「片付けなさい」という言葉は親のためにあるのではなく、寝るのが遅くなって健康に支障が出るのは子どもですし、片付けずに寝ることを許しても教育上良いことはありません。

だから子どものために「片付け」はあると考えています。


片付けが習慣化するまでの片付け時への対応


子どもが初めから片付けができたわけではありません。試行錯誤しながら、片付けの大切を伝える方法を考え、実践し、身につけてもらいました。


例えば、寝る前のやりとり。

寝る30分前「そろそろ寝る時間だよ〜」→子ども:絶対に片付けない

寝る20分前「おもちゃ片付けて〜」→子ども:絶対に片付けない

寝る15分前「本当に片付けないと捨てるよ!」子ども:ちょっと動き出す時もある

ここで片付ける動きがなければ

寝る10分前「捨てます(本当は捨てません)」→子ども:動かない時もあります

この時に僕はビニール袋(新品のゴミ袋)におもちゃを入れ始めます。それでも子どもが気にしない様子であれば、袋に入れたおもちゃを別の部屋に持って行ってしまいます。

泣く時もありますし、何も気にしない時もありますが、ここで優しさは見せません。

寝る10分前に、母親が出てきて「一緒に片付けよう」と優しい片付け推奨もがある時も。


では別の部屋に持っていたおもちゃはどうするのか。

僕は2、3日、長い時は1週間以上そのままにしておきます。

すると必ず子どもがおもちゃがないことに気がつきます。

ここからが一番大切です。

僕は「この前片付けなかったから別の部屋に持って行ったよ」と嘘なく伝えます。そしてここからしっかりと子どもと話をします

なぜ片付けなければならないのか。片付けはなぜ大切なのか。時にはおもちゃの気持ちまで。

その頃には親も落ち着いていますし、子どもも大切なおもちゃが戻ってくる可能性があるからしっかりと話を聞いてくれます。

そして話が終わった時に「次は片付けできるね?」と約束をします。

約束ができればおもちゃを子どもに渡します。ここで約束できなければ本当に捨てますが、まだ捨てたことはありません(笑)

でも次の日には子どもは絶対にまた片付けをしません(苦笑)。でもこれを諦めず繰り返していると、3歳になったある日すべてのおもちゃを1人で片付けることがありました。

ここでめちゃくちゃ褒めました。僕も個人的にとても嬉しかったですし、その気持ちを本気で伝えました。

この頃からイヤイヤを言うことはありますが、片付けないということはなくなりました。寝る20分前「おもちゃ片付けて〜」の段階で動くようになりました。


おもちゃの片付けだけではなく、子どもに強制するのではなく理解させることを大切にしています。そして「理解には時間がかかる」ことを肝に銘じて日々子どもと向き合っています。


・僕の「野菜を食べてもらう方法論」


僕の子どもは「食べる」ことに関して苦労したことがありません。あえて苦労することを探すとすれば、お肉があまり好きではないことくらいです。

お薬なんか「おかわり〜(泣)」となるほどで(笑)、保育園でも「お子様だったらお薬をあげることも苦ではありませんね(嬉)」と言われるほどです。

こうなれたのは、親として1つの思考を大切にしてきたからだと考えています。


子どもが葉っぱ類を嫌がるのは「安全」の問題


親としては子どもにほうれん草や小松菜など、葉っぱ類は食べて欲しいと願います。なぜ食べてくれないのか!と悩んでいる方も多いと思います。

僕は子どもが葉っぱ類を嫌がるのは「身を守るため」だと考えてきました。

例えば、もし世界中の子どもたちが葉っぱ類を大好きだとすると、「葉っぱ」の違いを見分けることができない子どもは絶対に街中にある植栽や木に生えている葉っぱを食べてしまうと思います。

だから子どもが葉っぱを嫌う方が実は良いのです。

もし街中に「美味しそうな毒苺」が成っていたら大変ですよね(笑)


そう考えると子どもが葉っぱを食べるようになるには「安全」を伝えることが大切だと考えました。だから親が子どもの前で葉っぱ類をたくさん食べるところを見せてきました。

これが要因になったかは分かりませんが何の問題もなく、たくさんほうれん草や小松菜を食べてくれます。

その結果、自然と習慣化していたことも要因かもしれません。


ピーマンや人参も同じように親がたくさん食べているからなのか、問題なく食べてくれます。

逆にあまり親が食べなかったレーズンやインゲンが苦手ということが最近分かりました(苦笑)今後、親も食べていきたいと思います。


勉強でも運動でも、親が習慣化していることは自然と子どもも身につけていくと思います。

なぜ勉強しないのか!と悩んだら、もしかしたら親が何かに集中している姿勢を見せ続けると子どもも勉強を始めるかもしれません。


この記事を書いてみて、やはり正解はないと感じました。親も素人ですし、試行錯誤だと思います。

僕も子どもを感情的に怒ってしまうこともありますし、親として自分を責めてしまうことも多々あります。

でも子どもと二人三脚、三人四脚で走り続けながら正解を見つけていくのが育児・子育てだと思います。

そして子どもが成人した頃に「お父さんはこうだったよねー」と言われることで答え合わせができるのだと思います(笑)


この記事が少しでも誰かの参考になればと願っています。


父 竹鼻良文

竹鼻良文/TAKEHANAKE代表

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