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プロ、という言葉の幅広さ


先日、ツイッターに角尾舞さんのツイートがタイムラインに流れてきた。

僕は角尾さんとお会いしたこともお話ししたことも、むしろSNSで絡んだこともない。

なのでこれから書く内容は一方的な僕個人的意見だ。


僕は角尾さんのご意見に100%賛成派だ。僕自身「5分でブツ撮り」という記事を書いて少しバズった経験があるが、この記事の本質は「お金や時間がない人」向けだったから、お金があるプロジェクトやお仕事ではぜひプロに頼んで欲しいと思っている。

(5分でブツ撮り記事は有料です)


しかし「確かにそうだ!」と思われた方がいたとして、ではどんな写真家を選ぶだろうか。

僕は建築学科で学び、設計事務所で働いたことがあるので分かるのだが、例えば建築写真家といっても色々な世界観を持つ「プロ」が存在する。じゃあ勉強して自分のプロジェクトや自分の世界観や仕事に合う写真家を見つけろ、というのが筋だとは思うが、実はそれはとても難しいのではないかと考えている。

なぜなら角尾さんがおっしゃられるように、そのクオリティが分からないから自分で撮影してしまうわけだ。


僕はブツ撮りやイベント開催時にいつもお願いする写真家(アートディレクター)がいる。僕がなぜ彼を選ぶかといえば「何でも話せる」からだ。そしてこちらの要望を汲み取りながらも彼の世界観を出そうとしてくれるからだ。

彼の世界観や技術を通すことで、こちらの勝手な思いに一定のクオリティが付加される良好な関係性があるから僕は彼を選んでいる。


世の中には頼めば間違いのないクオリティを担保してくれるプロが存在することは確かだ。しかし与えられたままのクオリティで良いのか、という問いもまた同時に生まれてしまうのだと思う。

時に素人の方がクオリティが高いことがあることもまた事実だと思う。


これからよりテクノロジーが進化し、カメラやライティングもまた技術的進化を遂げるだろう。その中で担保されるべきクオリティとは何か、という哲学もまた進化しなければならない時期なのかもしれない。


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竹鼻良文/TAKEHANAKE

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