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KURA COCOLONOという居場所

昨日、僕がオーナーを務める体験型ギャラリーKURA COCOLONOが正式にオープンしました。

約1年間かけて、空間デザインや体験(移動可能な陶芸窯体験は活動として行ってきました)などの準備を進めてきました。

オープン当日に来てくださったお客様が体験したことを今日はご紹介したいと思います。


KURA COCOLONOの体験紹介(コースによって内容は変わります)


まずは車で集合場所へお出迎え。

住所を公開していないこの場所へはCOCOLONOメンバーがお連れします。

今回の体験コースは僕たちがお勧めするお昼ご飯からスタートしました。

大自然を抜け...

自然の中にあるお蕎麦屋さんへ。

本当に美味しいお蕎麦で、体験コースの昼食には絶対ここ!と決めていました(蕎麦アレルギーなどがある場合は昼食内容は変更になります)。

食べ終わると早速KURA COCOLONOヘ。

また自然をくぐり抜け...

KURA COCOLONOに到着。

到着後、KURA COCOLONOギャラリーを見学。

収蔵されたTAKEHANAKE作品やコラボレーションした大人気作家さんの作品などを堪能(信楽焼 文五郎窯の一点物作品など)。

見学終了後、早速移動可能な陶芸窯体験スタート。

この移動可能な陶芸窯の活動はLEXUS DESIGN AWARD 2017でも評価を受けました。

約2時間半の窯焚き体験です。

1300度を超える炎と大自然を前に自然の偉大さを感じながら、自分だけの陶器作品を焼いていきます。

メンバーがお手伝いをしながら、窯の中の温度を一定に保ちます。この温度調整がとても重要です。

窯焚きの際はKURA COCOLONOオリジナルTシャツもお勧めです。

窯焚き中に支援者でもある地域の方が遊びに来てくれることもあります。

今回は2台の陶芸窯で同じ陶器を焼き直しました。

焼き直しの意義についてはニューヨークを拠点としてWEBマガジンHEAPS MAGAZINEさんの記事を一読ください。

別々の窯から出てきた陶器のデザインがこちら。

同じ日に、同じ時間、同じ燃料を使って焼いたのに、全く違うデザインが生まれました。

一方には自然にできたガラス釉がデザインとなり(右)、もう一方は銀彩のようなデザイン(左)に仕上がりました。

これが「自然に身を任せるデザイン」です。

焼き終わると窯の中に高温の炭が残ります。

その炭を利用して、地元で手に入れたお野菜などを焼きました。

炭火を使った料理は本当に美味しく、素材の味を活かした最高の食事体験です。

玉ねぎは柔らかいのにシャキシャキしてとても甘かったです。1人1玉食べるほどでした(笑)

サツマイモは「これまで食べた焼き芋の中で1番美味しい」という声が上がるほどで、25cmほどのサツマイモを丸々1本食べる人もいました(笑)

今回はウインナーも焼きました。すぐに完食でした。

そしてそんな食事に合わせていただくのは地ビールと地元の日本酒です(お酒が飲めない方にはコーヒーやお茶などをお出しします)。

先日、調査をしに酒蔵に行きました。

窯焚きで疲れたら、美味しい料理と美味しいお酒や飲み物(お茶やコーヒーなど)、そして大自然で心も体も癒します。

この瞬間が最高の時間となります。

時間を忘れて、みんなで盛り上がりながら、最高の時間を過ごす。

かけ替えないのない体験です。

日暮れと共に、またお帰りの場所へとCOCOLONOメンバーがお車でお連れします。宿泊をご希望の際は、近くにあるホテルなどをご予約させていただきます。

KURA COCOLONOはここでしか体験できない「事」、ここでしか出会えない「人」、ここだけの「場」、ここにしかない「物」がある、来てくださった方々の居場所です。

まだオープン前にも関わらず多くの人が立ち寄り、話をするだけの方もいれば窯体験をされる方もいます。

「居場所」にはそれぞれの過ごし方があります。

ぜひあなたらしい過ごし方を楽しんでいただければと考えています。

これからKURA COCOLONOを何卒よろしくお願いいたします。


竹鼻良文/TAKEHANAKE代表

TAKEHANAKE design studio HP

TAKEHANAKE BRAND


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