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時代が変われば職能も変わる-主体性に甘んじていると痛い目にあう?-

先日、仙台で卒業設計日本一決定戦がありました。学生時代を思い出し、学生の皆さんの緊張や努力がSNSからでしたが伝わってきました。

誰の人生にも「分岐点」はあると思います。分岐点を意識できる場合もあれば、あれが分岐点だったなと後で気がつくこともあります。

僕の場合、大学院に入ってすぐに分岐点がやってきたのだと思います。その日から今に至るまで、基本的な思考は変わっていません。

テクノロジーとの出会い。レムコールハースの錯乱のニューヨークとの出会い(リンクを貼っています:https://note.mu/takehanake)。そしてリサーチから生まれるビックデータで都市を設計し修士設計として提出したことが大きな分岐点となりました。

もう12年も前ですが、大学院時代の2年間はとても大切な時間でした。

その2年間で、これから来るであろう社会を想像し、自分が何をしなければならないかを考えました。

僕は建築学科出身なので、建築という分野がどうなっていくかを予見し、どのように今の仕事に繋がっているのかをお話させていただきます。そしてその話はすべての分野に精通する話だと思いますので、参考にしていただければと思います。

職能や主体性の変化

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