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自分というブランド価値を上げる方法-大量生産をあえて身につけるカメレオン-

高校生の時から大学2回生くらいまで「ファッション」に興味があり、頑張ってバイトしてジーパンを買ったり、服を買ったりしてしていました。

ある日、スケートボードをやっている友人が「ユニクロのジーパンは破れにくく安いし良い」という話をしてきました。その友人はファッションを自分に合わせるのではなく、自分にファッションを合わせる、という僕からしたらなんてかっこいいんだ!というファッション哲学を持っていました。

では、僕にとってのファッションってなんだろう。

その答えが出始めたのは、個人で独立してから少し経ってから。団体を作って色々お仕事をしていた25歳くらいの時は、人に見られることを意識して服を選んでいましたが、個人で独立した時にふとあることに気づきました。

「人の見る目がある人は、ファッションを二次的な要素として見ている」

のでは(笑)

確かにTPOなどファッションは大切な表現です。でもファッションに甘んじてしまう自分がいれば成長ができずに、誰も自分の内面の相手をしてくれない可能性がある。

そう感じた私は「カメレオン理論」という理論を立ち上げ、服や靴を選ぶようになりました。

選ぶ服や靴は

「事業として成功している大量生産された服や靴を身にまとう」

これは分かりやすく言い換えると

「みんなが最も身につけているファッションだから街の中でカメレオンになれる」

ということだと考えました。

このファッション哲学はお金がなかった当時の自分にとっても都合の良い哲学でした...(笑)

カメレオンになることで、見た目を最も重要視する人とは良い感じの距離感が生まれ、見た目は二次的な要素としている人と繋がるようになってきました。

しかし!!

もともとファッションが好きだったこともあり、一つルールに付け加えたのがが

「カメレオンは独自で美しい」

ということ。

だから独自で美しい、身につけたいと思う「自分で作った物」は身につけようと思いました。

 LEXUS DESIGN AWARD 2017の授賞式では「ユニクロ」と「ABCマートの靴」、そして独自のTAKEHANAKE BRANDの指輪をして出席しました。

和紙と薄い木をオリジナル構造で指輪にした作品

大阪グランフロントで行われた35歳以下の若手建築家の展覧会では「ユニクロ」「ABCマート」と仲間で立ち上げた障がいを持つ方々が機織りで織った生地を作品にする団体1STEST (ファーテスト)の作品をユニクロのシャツに縫い付けて、シンポジウムに参加しました。

1STESTホームページ:http://1stest.jp/

35歳以下の若手建築家の展覧会:http://u35.aaf.ac/index_2016.htm

誰かが作った物の価値に甘んじず、自分のブランド価値を上げるために

「カメレオンになる」

そしていつか綺麗な新しい「何か」になるために。

TAKEHANAKE design studio

竹鼻良文

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