【ビーコル】信州ブレイブウォリアーズ戦に向けて予習・復習をする話②【アウェーラスト】


〇はじめに



 前節、愛知週間の後半はファイティングイーグルス名古屋との試合が平塚開催にて行われました。


 河村勇輝選手がコンディション不良のため欠場し、森井健太キャプテンがスタートを務める等の変更点もある中の試合となりましたが、結果はファイティングイーグルス名古屋に2連敗。3月のアウェーでの敗戦の借りを返すことは出来ず、来シーズンに持ち越しとなってしまいました・・・。


 明るい話題としては、大庭岳輝選手が復帰され、コートに戻ってくることが出来ました!本当に良かったです・・・。河村勇輝選手も体調が良くなることを願うばかりです・・・。

 



 そんなビーコルの次節の対戦相手は信州ブレイブウォリアーズ。4月10日、横浜BUNTAIでのこけら落としゲーム以来の対戦となります。6試合ぶりの対戦となります、再戦までのスパンが早いですね。


 前回のこけら落としゲームでは信州ブレイブウォリアーズに敗れてしまいましたが、4月の借りは4月のうちに返しておきたいところですね。


 今回はそんな信州ブレイブウォリアーズについて見ていきたいと思います。今回は試合の間が3週間ほどしかなく、情報の更新も少ないため、コンパクトに作らせていただきます。


 過去記事もありますので、よろしければぜひ。




〇現在の信州ブレイブウォリアーズ



 まずは、現在の信州ブレイブウォリアーズについて見ていきましょう。現在、信州は9勝47敗で中地区7位、ワイルドカードでは17位に位置しているチームです。



https://www.bleague.jp/standings/ より




 信州はB1残留を果たすべく、茨城ロボッツを追いかけています。前回記事作成時(4月7日の試合終了時点)ではゲーム差が3でしたが、この2週間でゲーム差を1つ減らし、2となっています。


 ちなみに、信州と茨城の直接対決は信州が茨城に対して勝ち越しているので、信州は勝率で追いつくことが出来れば、B1に残留することが出来ます


https://www.bleague.jp/record/?club1=716&club2=0 より
https://www.bleague.jp/record/?club1=716&club2=712 より


 


 そんな信州ですが前回対戦以降の成績を見てみると、ビーコル戦以降は2勝3敗。富山グラウジーズ相手に連勝を果たし、ゲーム差を詰めています。



 残り4試合で茨城とのゲーム差2を詰めなければならない信州。次節の対戦が今シーズンの信州はホーム最終戦となります。


 最終節に残留の可能性をつなぐためにも、ホーム最終節で負けるわけにはいかないと、信州ブースターのみなさまも多く会場にいらっしゃることでしょう。文字通り、完全にアウェーでの戦いとなってしまうことでしょうから、ビーコルのみなさまには強い気持ちで臨んでほしいですね・・・。


https://www.bleague.jp/record/?club1=716&club2=0 より





〇スタッツから考える最近の信州



 最近の信州の試合をスタッツから見てみましょう。前回の記事で使用した表(1月後半~前回対戦前まで)と比較をしながら考えてみると、以下の特徴があると言えるかもしれないですね。


 最近の試合のデータといっても、前回対戦から5試合しかないので、若干少ない気もしますが・・・。


1月後半~前回対戦前までのスタッツまとめです


前回の対戦、4月10日の試合のより後の試合のスタッツまとめです


【最近の信州の試合の特徴をスタッツから考えてみる】

①オフェンスはインサイドに集中している?
 →2Pシュートの本数を増やして、3Pの本数を減らす
  シュート成功率が上がり、平均得点も上昇?

<疑問>
・インサイド中心だけど、フリースローの試投数は減少
・アシストとターンオーバーがかなり増えている
 →ゴール近辺へのワンパスが増えている?<未検証>

②3Pの守備を徹底している?
 →対戦相手の3Pの試投数、成功率がどちらも低下
  相手もインサイドを中心に攻撃?
    →相手の2P・フリースローが増加している


 正直に言えば、上の推測は対戦相手のチームの特徴によっても変化が大きく出てしまいます。今回はサンプルの試合数が少ないので、参考にならない部分もあるかもしれないですね・・・。




〇個人的な注目選手



 最後に個人的な注目選手を簡単に紹介させていただきます。今回紹介させていただくのはPGの石川海斗選手です。




 前回対戦以降、非常に好調な石川海斗選手。直近の3試合では平均17.0得点、3P成功率も41.9%とシーズン平均をどちらも大きく超えるスタッツを残しています。


 栗原ルイス選手が欠場していたこともあり、シュート本数自体が大きく増加していることもありますが、B1残留を果たすべく、チームの期待に応えるすばらしい活躍を見せていますね。

 



 そんな石川選手の直近3試合のショットチャートを調べてみました。リーグ公式によると、以下のエリアでシュートを打っていたようです。


4/21の富山戦 リーグ公式より



4/20の富山戦 リーグ公式より



4/17の三遠戦 リーグ公式より


 こうやって見てみると、最近の石川選手はトップの位置を中心に左サイドの3P成功率が高い傾向にあるようですね。



 直近3試合を見てみても、継続して得点源として活躍している石川選手を止めることが出来るかどうかという事は、信州戦において非常に重要だと言えそうです。


 全ての試合でスコアリーダーというわけではありませんが、他の選手の得点が試合ごとに波がある中、石川選手は安定して得点を稼げています。


 残留をかけた大一番、石川選手に3Pを自由に打たせて、得点を許してしまうと、会場は間違いなく盛り上がるでしょう。


 好調の石川選手を封じるためには、3Pだけを徹底して守るくらいの思い切った作戦を取ってもいいのかもしれないですね。


 石川選手は上背のある選手ではないので、ビーコルのガード・ウイング陣が身長のミスマッチを取られてしまう可能性も多くはないはずです。


 バスケットは交代制限もないスポーツなので、メンバーがこまめに交代して、短時間ずつ各選手がハードにつき続けるディフェンスも観てみたいところですね。・・・ぼくの希望です。




〇まとめ



・信州戦では最近インサイドをメインに戦う傾向が強め
・信州は茨城とゲーム差が2、残り4試合で本当の大一番
・PGの石川海斗選手が絶好調、左サイドをケアしたい



 次節の信州ブレイブウォリアーズ戦は、ビーコルのアウェー最終戦となりますが、信州のみなさまには非常に大きな意味を持つ試合となります。


 会場にはB1残留を果たすべく、多くの熱い信州ブースターのみなさまがいらっしゃるはずです。ビーコルブースターのみなさまも多く信州に行かれると伺っておりますが、信州のみなさまの熱さに負けない、いい試合を見ることが出来たらなと思います。


 これ以上は言葉を尽くしてもヤボになってしまうでしょうから、ここでしめさせていただきます。

 

 今週もがんばれ、杉浦佑成選手。がんばれ、ビーコル。



 おわりです!


 

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