【滋賀レイクス】新潟アルビレックスBB戦に向けて【後半戦開始】

【新潟アルビレックスBBブースターのみなさまへ】
 新潟アルビレックスBBブースターのみなさまにおかれましては、不快な思いを感じてしまう表現があるかもしれません。あらかじめご承知おきの上、ご覧いただけますようお願い申し上げます。



〇はじめに


 オールスターウィークエンドも終わり、いよいよシーズンも後半戦に入ります。シーズン前半を8連勝で折り返し、西地区首位で後半戦に臨むことが出来たレイクスですが、まだまだシーズンはこれからです。


 寒さも厳しくタフな日程は続きますが、選手・チーム・ブースターのみなさまもみんな元気にがんばりましょう!


 今回は、そんな後半戦最初の対戦相手となる新潟アルビレックスBBについて調べてみました。


 前回は仮眠に失敗して、一夜漬け通り越して、朝漬けの記事の記事になっちゃいましたからね・・・。今回は前もって書きますよ。ええ。そんな前回記事はこちらです。





〇今シーズンの新潟アルビレックスBB



 まずは、今シーズンの新潟アルビレックスBBについて簡単に振り返ってお
きましょう。新潟は現在4勝26敗、東地区の7位に位置していますが、直近は岩手ビッグブルズ相手に2連勝。調子が上向いてきているチームですね。


 ここまでの勝敗もあってか、各スタッツを順位で見てみると、厳しい数字が並んでしまっています。



〇前回対戦の振り返り


 前回の新潟との対戦をハイライト、チームレポートから振り返ってみましょう。


〇Game1



【レイクス目線での振り返り】

①今日の試合ではしっかりとターンオーバーからのポイントやペイントエリアでのポイント、セカンドチャンス、ファストブレークに加えてリバウンドのところもそれぞれ自分たちが試合を通して支配できたと思います。(ダビーHCより)

②連勝中ということもありますが、大学時代にいつも言っていたのは、「連勝は素晴らしいけれど、次が大事だ」ということです。だから、今度は4試合目から5試合目へと、連勝を伸ばすために努力しなければなりません。ただし、一試合ずつ順番に進んでいくことで、大きな連勝を続けることができます。(ライアン・クリーナー選手より)

【新潟目線での振り返り】

16ターンオーバーから20点くらい取られてしまいました。オフェンスリバウンドの部分も同様ですが、これらのミスが大きく結果に響きました。アウェーが続く中で難しい部分もありますが、今日のようにミスが続いてしまうことが負けに繋がっています。簡単なミスを減らし続けていかないといけないと思います。(ケイシーHCより)

※冨岡大地選手、カイル・ハント選手のコメントでも、ターンオーバーとリバウンドについて言及されていました。



 

〇Game2


【レイクス目線での振り返り】
 Q.最もこだわっているスタッツはどの部分か
 様々なスタッツは確認していますし、自分達でも別の指標は持っています。挙げるとすればオフェンスリバウンドとターンオーバーかなと思っています。一番はイージーポイントに繋がるプレーの部分、今日であればターンオーバーからのポイント、自分たちは28スコアできているところはありますし、そういった部分が自分としては重要視しながら見ているポイントの一つです。(ダビーHCより)

【新潟目線での振り返り】
 バスケットボールは、ポゼッションがどちらのチームにもあるスポーツです。当然、良いポゼッションがあればあるほど勝つチャンス、シュートをうつ回数が増えていくと思います。滋賀さんは65ポゼッション・新潟は47ポゼッション、21ターンオーバーだったので、これでは勝つことは難しいと思います。また、相手のプレスの部分で今日は違うプレスブレイクを作戦として入れましたが、ガード陣がその作戦を遂行することができず、ターンオーバーが増えてしまいました。(ケイシーHCより)




〇時系列でスタッツを比較をしてみる


 ここからは簡単に時系列に沿って、スタッツを比較してみたいと思います。まずはいつも使っている形式の表から。


 今回は、「前回のレイクスとの試合まで」とそれ以降の2つの時期に分けて表を作りました。




 おわかりいただけたでしょうか。


 前回のレイクス戦までと、レイクス戦以降で分けて見てみると、新潟の赤い部分、対戦相手の青い部分がどちらも少なくなっていることに。


 通常、ぼくは両チーム(今回は新潟、新潟の対戦相手の2つです)のスタッツをまとめるときに、B2リーグのチーム別スタッツの表と見比べて、上位4チームくらいの成績であれば青く、下位4チームくらいの成績であれば赤く色を付けています


 今回、レイクス戦を挟んで色の変化がはっきりと分かれています。

 普段あまりやりませんが、各チームごとに時系列順に変化が見られるように、表の形を少し作り変えてみました。


 今回の表では、「新潟」「対戦相手」それぞれのスタッツで大きく伸ばしている部分を青く、スタッツを落としてしまっている部分については赤くしています。


 こうやって見てみると、新潟は得点を伸ばす一方で、対戦相手のシュート成功率を落とすような試合が出来ていることがわかりますね。1試合平均での点差も少なくなってきていているので、シーズン序盤よりもいい試合が出来ているという事がわかりますね。


 また、対戦相手のアシストは減らして、ターンオーバーは増やすことが出来ています。新潟のディフェンスが非常に効果的であると考えられそうですね。


 その一方で、ステイシー・デイビス選手中心にインサイド陣の入れ替え等を行い、インサイドでの勝負が増えてきたからか、ブロックショットをされる数値も増えてきてしまっていますね・・・。



〇最近の新潟アルビレックスBBの動き



 そして、前回対戦以降の新潟の選手の動きについても見てみましょう。レイクス戦以降、かなり選手が入れ替わっています。


 まずは、11月末外国籍PGであったジョシュ・ニューカーク選手がチームを離れ、今シーズンは京都ハンナリーズでプレーしていたSF/PFのステイシー・デイビス選手がチームへ加入。


 ニューカーク選手自身がシーズン序盤からケガに悩まされていたこと、過去記事でも取り上げたように、新潟は高橋克実選手、遠藤善選手の活躍をを中心に日本人ガードの選手たちでプレータイムを占めていたこともあり、契約を解除。


 滋賀との試合でも、新潟のHC、選手からも「リバウンド」について触れられていたこともあってか、インサイドの補強を図るべく、フォワードのステイシー・デイビス選手が入れ替わる形で加入しました。


 新潟加入後のステイシー・デイビス選手は平均36分、27.2得点、8.7リバウンド、3P成功率37.1%と文字通り大車輪の活躍を見せています。体力面は大丈夫なのでしょうか・・・?



 そして、12月にはインサイドを支えたマーティンス・イバーヌ選手が契約解除。日本でのキャリアが初めてとのことで、フィットに苦労されたとのことですね。異国の地で戦うスポーツ選手の厳しさが伺えますね。


 ぼくも、そういった選手たちにリスペクトをもって応援しないといけないなと感じさせられました。


 イバーヌ選手の離脱した穴を埋めるべく、日本でのキャリアが長く、今シーズンは仙台89ersでプレーしたデボーン・ワシントン選手が加入。しかし、ワシントン選手は短期の契約だったようで、本日(2024年1月17日時点)新たにトニー・クリスウェル選手がブラジルからやってきました



 かなり外国籍選手の入れ替わりがあったようなので、簡単に表にまとめてみたいと思います。


青はスタメン出場が多い選手、緑はベンチ出場が多い選手、赤は帰化選手、黄色は外国籍選手(敬称略)


 外国籍選手の中でシーズンを通して新潟にいるのはカイル・ハント選手のみで、この表にここからトニー・クリスウェル選手が加わります。


 日本人選手の中でも、長期離脱の選手は少ないのですが、出場試合数には選手ごとに若干異なるようですね。小池文哉選手、田中成也選手が負傷で短期の離脱があったりとコンディション面でも苦労が続いていたようですね・・・。お大事にしてください・・・。


 ここで、トニー選手が加わることによって、ほぼシーズン最後まで戦うメンバーが固まったと言えるでしょう。試合も継続的に続くので、コンディションを整え、早期に歯車がかみ合ってくるかが注目ですね。


 リバウンド力が高まってくれば、コーナースリーが得意な信州の得点力が一気に上がってくるのかは個人的には気になるところですね・・・。


〇個人的な注目点



 今節の個人的な注目点は新加入のトニー・クリスウェル選手と、トニー選手がどれだけ早くチームにフィット出来そうかという事です。


 前述のとおり、この時期にメンバーを入れ替えた新潟にとって、トニー選手はインサイド補強のラストピースだと言えるでしょう。


 そんなトニー選手がどれだけ早くチームに溶け込めるか、インサイドに加えて外のシュートもあるという事なので、幅広い能力を有する選手だと想定されますね。どれだけの活躍となりそうかは非常に注目ですね。


 レイクスも川真田紘也選手が復帰していますし、前節の対戦のようなキャリアハイとなるような活躍にも期待したいですね。



〇まとめ


・新潟はインサイド中心にメンバーの入れ替えを行った
・新潟はディフェンスがどんどん良くなってきている
・後半戦の大事なスタート、勝利で流れを作りたい

 

 レイクスも後半戦に入ります。プレーオフ出場、ひいてはB1昇格に向けて一つでも多くの勝ち星を積み上げられるようがんばりたいですね。



  過去記事でも最後法に記載しましたが、プレーオフの1回戦はホーム側の勝率がいい傾向にあるようです。


 多くのレイクスブースターのみなさまが試合に駆けつけて応援出来るよう、ホームコートアドバンテージを取得できる、地区1位を目指して戦っていきたいですね。


 ぼくも2月に滋賀へ行けることが確定したので、いい流れのレイクスが見られるよう願っています。できればみんなケガなく、元気な姿が見たいですね・・・。



 後半戦もがんばれ、レイクス。



 おわりです!

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