見出し画像

0点でもいい!たくましく育て!

サラリーマン節約投資家のtaketakeです。
小一の娘が0点を取って帰ってきました。

時計のテスト。
算数が苦手でサボってるみたいです。

奥さんが怒ってますが、僕は「取ってしまったものはしゃーないし、小学校のテストは生きて行くための基礎になるからまたやり直そう」とだけ言いました。

テストの点数が悪いだけで、怒ることはしたくありません。

なぜなら勉強ができても、幸せになるかどうかは分からないからです。

それを感じたのは今の職場に入ってから。
今の職場は東証プライム上場企業の創業100年を超える大手化学メーカーです。

入った時は皆高学歴だと思っていました。
僕の部署の同僚達は、お世辞にもレベルが高いとは言えない地元の高校卒の人がほとんどです。

管理職も高卒です。
しかも地元では結構荒れてる学校の出身です。

それでも毎日定時で帰ることができ、プライベートでは好きなことに夢中になれる。そして高い収入と有り余るくらいの休み。

中の上レベルの国立大卒で毎日22時まで残業をして、仕事帰りにジャンクフードを食べて太ってきたと奥さんが心配するような働き方をしている人が身内にいます。

それなりに勉強して、それなりの点数も取っている人生です。どちらが幸せでしょうか。

勉強はからっきしでも、前者の方が健康で文化的な生活と言えるでしょう。

真面目に生きても、マニュアル通りの生き方しか出来なければ中身が広がりません。

私もどちらかと言うと後者の人間でした。

若者の理系離れで偏差値が20近く落ちた大学ですが(関西圏ではどこの大学か分かる人は分かるかも知れません)大学では成績が良く、旧帝大の大学院を受けるかどうか教授に推薦されました。

社会に早く出た方がいいなと思ったのと三流大学ながら大手への就職実績は良い大学で、成績がいいから大手はすぐ受かるだろうと高を括っていました。

案の定、受けた東証一部上場企業の殆どが最終面接まで進みました。

最終面接は全て不採用。
成績の良い奴は要らない。と言われた会社もありました。

問題の答えを出せるだけの人間は機械で事が足りますからね。
会社としては要らない人間です。

結局大手の採用が終わり、大手メーカー下請けの中小企業に就職を余儀なくされました。

必ずしも勉強を頑張ることが幸せに直結するとは子ども自身には繋がらないと思うので、テストの点数が悪いだけで怒りたくは無いのです。

生活に必要な勉強だけはサボらんとやって欲しいですけどね笑

勉強は出来なくても、学校が楽しくて学ぶ事が好きでいてくれたらそれでいいです。

勉強が出来ると学ぶ事が出来るは違います。

それではまた!


この記事が参加している募集

スキしてみて

最近の学び

皆さまのささやかなサポートが僕の 記事作りへの励みになります(^^♪ これからも宜しくお願い致します!!!