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服は全くキリがない

次から次へと欲しくなるんだから、本当にキリがない。

つい十数年前までは、ファッションを知る術は雑誌がほとんどだった。

あとはたまにテレビ画面で見るアナウンサーや、モデルがファッションのお手本だった。

けれど今ではそれだけではなく、さまざまなwebメディアやInstagramをはじめとしたSNSがある。

特に後者はほぼリアルタイムで欲しい服、なりたい私を検索して、探し当ててしまうことができる。

だから便利であり、だから厄介。

次から次へと欲しいものが出てくる!

ある人にとって、それはコスメだったり。

ある人にとって、それは収納アイテムだったり。

またある人にとっては、器だったり。

色々な欲しいものが即、どこでどんな風に売られているのかを知ることが出来て、なんなら購入までもが数分の出来事だ。

店舗で買う場合は、悩んだ末に買わずに帰って、やっぱり欲しいと思って買いに行っても、せいぜい中1日の猶予がある。

でもネットの場合は、当日中に「やっぱ買おう」と態度変容→購入までの転換がすぐなもんだから、厄介極まりない…。


どんどんどんどん、欲しいものが次から次へと出てきてとめどない。

私にとって特にそれは服で、気づいたら整理したばかりのクローゼットがいっぱいに…なっている。

しかも、服は選ばなければプチプライスで買えてしまうから、例えば今年トレンドのアイテムなんかは、数百円〜数千円で手に入る。

ネットの場合、それは金で時間を買うという事もせずに、安安と買えてしまう。

あの服も欲しい

このパンツも欲しい

なんならこの靴も欲しい

どんどんファッション沼にハマっていく感じ。


かたや消費ということを考えると、すこしそれはやっぱり疑問に思わなくちゃいけない部分もあって。

この服って、どのようにして生産されているのだろう?

誰が作っているのだろう?

そういったことにも敏感でありたいと思う。

簡単にモノが手に入る時代だからこそ、それが本当に正しいものなのかを見極められる力も求められるんじゃないか。

人としての尊厳は、果たして守られているのかどうか–––。

元を正せばコンプレックスの塊だった私を変えたのもファッションだった。

服はすぐに、そして大きなインパクトをもって、印象を変えることができる。

だから好き。

肉体の努力ももちろん大事。けど、着痩せで甘えさせて欲しいところも、あるもんね。


好きなものを好きな時に買えるからこそ、一つ一つを大切にしていきたい。擦り切れるまで着倒したい。

なんてことを思いながら、今日何着てく?と自分に問いかけては、この服にアレがあったらなぁ…なんて考えてる私。

服ってほんと、キリがない。


\ご覧いただき、ありがとうございます!/ 拙い言葉を紡いでいきますが、これからも読んでいただけたら嬉しいです!