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初夢の話。


2022年になった。

2021年、恐らくお笑いで俺は1円も稼げなかった。情けない。

コンビを組みたい、と今切実に思っている。
かと言って当てもない。このまま一年が過ぎるのか。それは避けたい。


初夢を見た。よく見る夢だった。

トーキョーデカダンカルテットというユニットを昔組んでコントライブをやった。そのメンツで僕らはなぜか学祭にいた。
どっかの高校のだろうか。

この夢はよく見る。
そして起きると毎回夢と現実が一緒になってわからなくなる。

僕は毎回ネタを一行も覚えていない。
もうすぐ本番である。
メンバーに平謝りしている。毎回そうである。

そして毎度「練習しとけば良かった…!」と強く思い変な汗をかく。


そうして目が覚める。
追われる夢を見るときは現実も追われている証拠だと聞いた。
俺は今追われているのか。

吉夢だと思いたい。今年は仕事に追われる年だと思いたい。


初詣も行かず正月も過ぎてバイトが始まった。
変わらず現実である。

外では雪が降って少し積もり、止んですぐに溶けた。
雪が溶けた路面は滑る。スベりたくない。

ディスクユニオンで古書を二冊買った。
読んでない本は家にたくさんある。
昔ほど読めなくなった。集中力が散漫になった。

何かをやらないと思って何をやればいいのか模索している。

払わないといけない金で金がなくなった。

人を心配する余裕がないことに目を背けた。

2022。嗚呼。
日、


夢の一つに自分の書く文章でお金を稼げたら、 自分の書く文章がお金になったらというのがあります。