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2022年10月15日「祈り」を終えて。



毎月行っている新ネタ5本を行うライブは今月も無事終えることが出来た。
今回のタイトルは「祈り」
今までで恐らく一番ネタが出来上がるのが遅かった。
タイトルの通りずっとなんとか出来てくれと「祈って」いた。

ネタを磨くのは出来てからの作業だとしても、一発目で良い結果を出したい。
その為には何度も反芻しないといけない。そうなるとノートに向かうのも中々力がいる作業で時間がかかってしまった。
出来るまでの時間は毎回小川に申し訳ない気持ちになる。
出来るだけ1週間前には完全に出来上がらせておきたいが、早めに出来ると出来るで今度はライブ前に大きな直しも加わったりするので一長一短だなと思う。


ネタを振り返る。


・オープニング:諸注意

毎回新ネタを行う前にやっている。これはライブだけのもので特にyoutubeなどには載せていない。
まあ載せるものでもないかと思っている。

前に書いたが本当にネタが出来上がるのが遅かった。
それなのにこの諸注意の設定を思い付いてしまい前日に書き上げやることになった。
台本はほぼフリーのためそんな難しくないが、僕はとてもアドリブが苦手なのでこういうふうにやるのはなんだかとても罪悪感を感じる。
罪悪感という言葉が合っているのかは分からないが。

ライブではフリーの部分が多過ぎてかなり長くなってしまった。
お客さんは飽きずに見れただろうか。それだけが心配である。

これ終わりで録画用のカメラのスイッチを押していないことを思い出す。
危なかった。



・翻訳

漫才。前回はM-1があったためやったが、今回は単純にやってみたくって作った。
アダルトサイトのネタ。
女性が多いこともあってアンケートには「良く分からんかった」との声。
そりゃそうだよなと思いながらも女性も結構知ってるのではないかと思ってたので驚いた。
女の人は普段どんなサイトを見てるのだろう。疑問である。

小川のハイライトというのを組み込んでいるのだが、今回は小川がアドリブで一発ギャグをやって全然振るっていなかった。
俺はと言えばテンプレのツッコミしか出来ず情けない。
その場その場で出来ればと思う。俺の実力不足。



・バイトと店長

ずっと求人情報誌にある愉快な店長がいる職場ですという文言が引っかかっていた。
こちとら東京で生活するためにバイトするんだから店長に自我などいらない。金だけくれ。不要な接点など仕事以外でいらないのだという心の底からフリーター気質な俺は思っている。嫌なやつである。

それがネタに出来たらと思ってようやく出来た。と、思う。
反応も良かった気がする。もっと磨きたい。

稽古中読み合わせを終えた後に小川がメロディに乗せて「はいメタ〜♪メタメタメタ〜♪」と言っててなんだかとても嫌な気分になった。
まあメタだよなと思いつつも凄く不快になった。本当に人の気持ちが分からないんだなと思ったけど、そもそもこれをイラつくかどうかは人それぞれなのかもしれないので防ぎようないよなと思った。
他のネタを書く人はどうなんだろう。気になるのかな。


・刑事と警部とサイコパス

サイコパスって言われるとなんか嬉しいよねってネタ。
まさに俗な俺だなと思ったのでコントの際はキャラに名前を付けてるけどこれはタケイのままにした。

俺はネタを書いててすぐ他の部分に目がいってネタがブレることが多い。
それが上手くいくこともあったりするけど、よく思い返したらやはり一つの設定でしっかりやっているものがいい結果のものが多い。
だからこのネタはしっかりと「ここが面白いと思ったポイントですよ」ってのを明確にして作り上げた。
寄り道をせずネタを作るのは意識すると難しいんだなぁと思った。
一年目みたいな気付きである。

これからはこういったネタ作りを心がけたい。


・忌野魔太郎

さっき寄り道をせずと言っていたにも関わらず、コレはめちゃくちゃ寄り道したネタ。特に後半。

音を使ったネタも最近力になってくれるディレクターが作ってくれるので安心して出来る。ネタの幅が広がってとても嬉しい。
自分で出来るのが一番なのだけど。甘えている。

どうしても自分の演技に自信が持てない。お客さんはどう見えてるのだろうか。不自然じゃないだろうか。とやっていて、自分で作っておいて思う。
他のライブでもかけてみたい。反応が見たい。


・カラオケ

読み合わせの時はめちゃくちゃ短く感じたが、いざやってみるとまあまあな尺があった。
そして思っていたより反応があって嬉しかった。
あれは「分かる〜」っていう反応なのだろうか。だとしたら伝わったようで嬉しい。どうなのだろう。

ネタ中完全に小川のセリフが飛んだ。察した俺は小川のセリフを言って助けたと思っていたが、小川は後日俺が先にきっかけを言ったと言っていた。
どっちが間違えたのだろうか。



・告白(仮)

このネタは前日に出来た。
小川に見せたらヘイトが強すぎるとの事でじゃあやめるかと言ったが「タケイがやりたいなら」と言ってやることになった。
しかし本ネタではなく全てのネタをやったあとオマケとしてという形をとった。
「タケイがやりたいなら」って、俺が作ってるんだからやりたいに決まっている。しかしそこの責任は小川にも降りかかるのでそう言いたくなる気持ちも分かるよなぁ。


ゲストはスーパーニュウニュウ。
ネタも面白いしトークも長く楽しく出来た。
ありがとうございました。


今回は本ネタの5本に加えオマケの一本とオープニングで計7本。今までで一番多かった。
外のライブにも積極的に出ていきたいのでこれをどんどんブラッシュアップして前に作ったネタもどんどん直していきたい。


もし僕らを応援してくれるお笑いライブに通う人は、是非呼んで欲しい芸人という欄がアンケートにあった際はイルカアタックと書いてほしい。
本当によろしくお願いします。


次回は11月19日。
「楽園」
待ってます。




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