明日から3日間はクリスマス営業。
　ある程度、作戦のようなものを頭の片隅に設計しながらやる。
　毎年のことながら1年に1度のことなので、終わると段取りをいったん忘れてしまう。以前はそれを思い出すところから始めていたが、iPadのメモにおおまかな手順を残すようになって楽になった。

　八王子に住むゲンロン友の会の友人が買いに来てくれた。シラスならびにTwitter ID“からあげ”さんが、やきとりキングのからあげを食べる日がついにきたのだ。
　仕事しながらではあったけど色々お話もできた。彼が言うには、ぼくが焼いている姿を見るのが面白かったとのこと。いわれてみればあれだけ大きな焼台はふつうバックヤードにあるので見えない。それが見えるだけでもエンタメ性が実はあるという事なのかもしれない。
　うちのお店がバックヤードとストリートがほぼシームレスで繋がっているのが大きい。東浩紀がゲンロン15で「哲学とはなにか、客的−裏方的二重体について」という文章を書いて、うちの仕事となにかそこに繋げて話せるかもしれない、みたいな欲望が湧いてきたが残念ながら今はここまで。
　明日に向けて眠らなければならん。

　作家をしている2歳年上の高校の先輩とDMで少し会話をした。そこで今年のトレンドに上がった有名なドラマに出演している某俳優がその先輩の同級生であることを知った。「私の世代の出世頭」と言ってたが、確かに名の通った俳優さんだった。

　そんな訳で今日は様々な対話が生まれた1日だった。もっと書きたいがいい加減寝ろという内なる焼鳥屋がかなり怒りを込めた表情で囁いてくるので寝ます。