Future flowers[未来の花]

それはよくある話さ
珍しいことはない
待ち続けた ただ嬉しくて
空が透き通って見えてたんだ

それは苦しい朝だった
愛していたのだから
街の景色は曇り始めて
何も見えなくなったんだ

来るはずだった未来と
来てくれなかった未来
ただ過ぎてゆく季節と
ただ残されてく私

どれだけ目を瞑っても
前を向いて歩いて行けるように
その瞳は光を求めている

それは悲しい事だった
愛していたのだから
それでも体は明日に向かって
道を選び間違わぬように

したはずだった約束と
果たされなかった約束
来て欲しかったあなたを
今でも探し求めている

暗闇に見えてた世界の
太陽にその目を細める
今はまだ光が眩しすぎて

願いはいつも 散りゆくだけの花
それでも夢を見る

来るはずだった未来と
来てくれなかった未来
ただ過ぎてゆく季節と
ただ残されてく私

どんなに深い闇でも
朝日は導いてくれる
そう信じていくしかないよね

来るはずだった未来と
来てくれなかった未来
ただ過ぎてゆく季節と
ただ残されてく私

一輪の花を抱いて
踏み出すその右足は
確かに明日に向かう一歩さ

Future flowers[未来の花](2014)
作詞・作曲 竹田克也

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