映画『導火線 FLASH POINT』の感想

ドニー・イェンの黒い革ジャン&ジーンズ姿がクソカッコよかった。
あと8回言います。

僕の中でドニー・イェンブームが完全に到来しているので、リアル系アクション映画好きには堪らないと評判のこの映画を観ました。

結論から言うと、ラストバトルの濃さがヤバい。そして、ドニー・イェンの黒い革ジャン&ジーンズ姿がクソカッコよかった。

ストーリー的にはそこまで良いところはありませんでした。なんというか、ストーリー部分とアクション部分の融合が中途半端だなぁ~って感じました。
総合格闘技の要素たっぷりな素敵バトルシーンから始まるのですが、それを観たこちらは「あら、いいですね~」と盛り上がるじゃないですか。なのにアクションシーンの時間はそれほど多くない。ストーリーだけのパートが多い。あと、ドニー・イェンの黒い革ジャン&ジーンズ姿がクソカッコよかった。
ストーリーパートが多いとダメってわけではないのですが、「ここはストーリーを進めるところ。ここはアクションを楽しむところ」ってわりとハッキリしてしまっているから、よっぽどストーリーが面白くないとそこが退屈に感じやすい。
キャラクターの魅力を伝えるためのちょっとしたアクションシーンとか、ストーリーを盛り上げるスパイス的なアクションシーンとかがちょこちょこあればなぁ~、とは思いました。ただ、ドニー・イェンの黒い革ジャン&ジーンズ姿がクソカッコよかったし、ドニー・イェンの黒い革ジャン&ジーンズ姿がクソカッコよかった。
僕はずっと楽しめたけど、人によっては中盤退屈に感じるかも。

そんな感じで、アクション映画として最初から最後まで面白かった!とは言えないこの作品ですが、後半に超ヤベーアクションシーンがあります。
そこはマジで面白い!
というか、やってることが超高度なので、

凄すぎて笑えてくる!!!

あと、ドニー・イェンの黒い革ジャン&ジーンズ姿がクソカッコよかった!!!

まずは市場みたいなとこでの対決。
ここは演出面でちょっと好き嫌いでそうな場面もあります。
対決自体は面白いですが、この後に比べたら助走みたいなものです。

そして次は少し間を置いてから、銃撃メインの乱戦。
格闘シーンだけでなく、ここの銃撃戦も面白いです。
観ていて楽しい戦いかたが結構あります。
ここに関してはストーリーもだいぶ絡んでます。

そしてラストバトル!
ドニー・イェンの黒い革ジャン&ジーンズ姿がクソカッコよかった。
ここはホントにヤバいです。
PRIDEやRIZIN等の総合格闘技を観て少しでも面白いなと思った事がある人なら確実に楽しめます。
そういうのを観たことない人もそれはそれで、新鮮な感覚で楽しめるはずです。
ドニー・イェンの黒い革ジャン&ジーンズ姿がクソカッコよかったのでそこも楽しめます。

ここからは、格闘技好きな人向けの書き方になりますが、戦いの流れの中で腕ひしぎ逆十字固めや三角絞めやアキレス腱固め等の関節技を盛り込みつつ、柔道系の投げ技やフランケンシュタイナー等の派手な動きもある。打撃もフェイントの読み合い等の超リアルさもあれば、膝蹴りを肘打ちで相殺する、空中で三段蹴りを入れるみたいな面白い動きもある。
そして何よりこの戦いのヤバさが分かるのは、ラストバトルの腕ひしぎの場面。ここはまだ戦いが始まってすぐの場面なのに関節技が入ってしまう。リアルさを求めるならそこで終わってしまう。でも、腕ひしぎをやった側の片足が相手の胴体の上にちゃんと乗っておらず、入りが甘いから脱出されて戦い続行。逆に決着の場面では、これは絶対に終わりだわっていう完璧な感じ。そういうリアルさがこの映画のアクションシーンにはたくさんあります。

他にも、ただの格闘技好きアクション映画好きなだけの僕では分からない高度な部分がいっぱいあると思います。

ストーリーや演出は好き嫌いあると思いますが、アクションは超面白かったのでオススメです。

そして、ドニー・イェンの黒い革ジャン&ジーンズ姿がクソカッコよかった。(革ジャン買おうかな)

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