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#01 伸びシロしか感じひんわ!

前回の「今日から俺は!」ではたくさんのいいね・コメントをいただきありがとうございました。皆さんからの激励をガソリンにおかげさまでアクセルベタ踏みの毎日を過ごしています。文中で触れた「自分が大事にしていること」を今回は書いていきます。

大事にしてること(言葉)
#01 伸びシロしか感じひんわ!
#02 後悔で終わってたら失敗、それを反省できたら経験。
#03 足踏みしててもクツ減るで!向いてるほうが前や。
#04 八方塞がり。塞がってんやったら9個目掘ろか!
#05 自分は「頑張ってる!」って言うヤツが嫌い。
#06 一生この会社で働く。ただし、常に辞表を持つ
#07 靴も磨かれへんヤツに自分は磨かれへん!
#08 スネとスネで蹴り合うねん!ボロボロなるまで。
#09 100点は無理でも100%は出せるやろ
#10 自分の可能性は自分が一番信じたらな

謎に自分の価値観を晒すというこの誰が興味持ってくれんのか全く見えないコンテンツを書き始めた訳ですが、もし刺激を受けてくれる人がいたら喜びます。飲みながらでも語らいましょうw まぁ自分自身の棚おろしとしてもnoteに書き留めておきます。

お察しの通り10本もあるんでこれから大変なんですが、記念すべき1本目は「伸びシロしか感じひんわ!」です。ゴーリストのボードメンバー紹介でも使っている僕が一番大事にしている言葉です。

どういう意味?

今できないことは全部未来の伸びシロだと考えるようにする、ある意味で自己暗示的なものです。

時はさかのぼること社会人1~2年目・暗黒時代

社会人になって求人広告の法人営業をしていた1~2年目、正直中身は腐ってたときですね。バレないように恵比寿の公園でサボり、それでいて上司には怒られないようにうまいことやる、スタートの業績は中の上くらいの社会人でした。当時は人の出入りが激しく(リーマンショック直後の暗黒の2009年入社です)、あっという間に下から数えたほうが早いところまで落ちていったのを覚えています。

営業だったんで売上目標は当然あり、月末が近づくにつれて言い訳の連発。配属が悪い(元々クリエイター志望だったんですw)、景気が悪い、商品が悪い、エリアが悪い、しまいには上司が悪い、とよくもまぁそれだけ他責にできるなというクソ社員でした。

売れてる人は引継ぎでいいクライアント回ってきたからでしょ?売れてる同期はたまたまでしょ?とか普通に言うてたと思うとホンマにクソですね。苦笑

なんでオレにスポット当たらんの?

当時の心境を一言でいうとコレでした。高校・大学時代はガッツリコミュニティの中心にいて、いろんなところで活躍してたハズなのに、なんか社会人になってから全然通用せん。そして認めたくない。結婚してから社会人になってるくらい気合いは入ってるつもりなのに。

仕事してたら、というか生きてたらめっちゃくちゃ色んな壁にブツかるじゃないですか?(コレって普通???)僕は急に見えないところから車にひかれたりするような感覚が強かったです。

新卒で入社した4月。同期と横並びでヨーイドンで陸上のトラックを走り出したような感覚で、最初は全力なもののなんかボクのレーンにだけ見えない透明の壁があって、全力でブツかって、痛ってぇぇぇって言うてる間にどんどん先頭集団が見えなくなっていって。

気付いたら「アイツは元々別格やった」とか言うてましたもんね。いやいや、さっき横並びでヨーイドンって言うてたやん。みたいな。

ターニングポイントからの年間MVP受賞

そんなクソみたいなヤツがとあるターニングポイントを迎え、改心し、3年目以降アホほど仕事に情熱を注いで今まで突っ走ってきたわけです(はしょり過ぎてますが「#02 後悔で終わってたら失敗、それを反省できたら経験。」で書こうと思いますので、楽しみにしててくださいw)

なかでも年間MVPを受賞したのは大きな経験でした。前年ほぼドべだった営業マンが翌年年間MVPって何ドーピングしてんって話ですよね。抽象的ですが、出遅れた感をちゃんと受け入れて、もう1回走り出したってことです。

成果出してるヤツは無条件で自分より頑張ってるヤツ。そいつが何してるのか何を考えてるのか全部聞いて、それを超えるアクションプラン作って全部やる!

大変でしたよ。大きな傾斜を描くと、そりゃ大変でした。現状維持しているつもりが、トレーニングしてないから実はどんどん衰えていっていて(当時はこれも気づいていない)、そこからの巻き返し。

毎日寝る時間ほぼなく、ビジネス書も年間0冊がいきなり100冊くらいのペースで読むようになって、筋肉痛の毎日でした。それでも「出遅れた感」と「取り返したい」「信じてくれた人の期待に応えたい」それらが当時の糧でした。

この頃からですね。深夜に無限ループで聞き続けたMr.Childrenの「終わりなき旅」の意味が分かるようになったのは。

トラックを走るときに突如現れる透明の壁。決してブツからなくなったわけじゃなく、盛大にブツかってコケてから立ち上がるまでのスピードは劇的に速くなりました。揚げてるイカフライがパーンって破裂して油が飛んでも「熱くない」っていうオカンみたいなもんです。昔はなんでオカン熱くないんやろと思ってましたが、そういうことか。

今からでも遅くない。人生は伸びシロだらけ

こんなろくでもない社会人だった僕が今や取締役というのが驚きです。暗黒時代の僕には全く想像できていなかったことでしょう。人生は何があるか分かりませんね。チャンスは至るところに転がっているし、決断に遅いということはないと思っています。

また、高い目標に挑戦するからこそ挫折する経験が得られるのだとも思います。平坦な道を歩いてたら透明の壁、出てこないんですよね。だからこそ自分の伸びシロを感じられるような挑戦や、できないことにブツかる経験っていうのは定期的に必要だと思います。アンコンフォートゾーンに飛び込んで楽しみましょう!全ては自分の伸びシロを作れるチャンスです。

ゴーリストでいうところの「可能性を信じる」

ゴーリストの8つのバリューの1つに「可能性を信じる」とバリューがあります。

可能性を信じる(ゴーリストのValue)
私たちはみな、無限の可能性を持っています。とても高い壁にぶつかった時、自らの可能性を信じる「根拠なき自信」が重要です。その自信が成長へと繋がっていきます。

言い方違うけど、ほぼ一緒やんっていう。可能性=伸びシロ。個人的には人や組織によって言葉のチョイスが違うのも興味深いです。言葉には魂が宿るから言霊って言葉がある。高校の古典のオモロイ先生が言うてました。ろくに授業受けてませんでしたが、唯一覚えています。

おまけ

毎週月曜日の朝は10時から全社員で週間mtgを行います。東京・大阪・ベトナムと3拠点をテレビ会議でつなぎ、持ち回りの司会担当がバリュートークなるものを話します。バリュートークとはゴーリストの8つのバリューから1つを選び、そのバリューにまつわる自身の体験や思考の話をするのです。今回のnoteは僕が司会だった今日のバリュートークからの抜粋です。

ゴーリストのValue(価値観)
行動者であれ
変えられるもの
ネガティブ即シェア
誇りを持つ
踏み込む
当たり前の徹底
気持ちのいい人
可能性を信じる

さぁ今週も1週間頑張っていきましょー!

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