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最近ハマってるYouTuberとごはん食べてきた話

今日はプライベートな話です。たまにはこういうエンタメ系なnoteも。

近頃暗いニュースが多いなか、家では何をして過ごしてますか?僕は去年の終わりくらいからひたすらYouTube見てます。

ビジネス系も見つつも、ついついお笑い系に走ったり、YouTuberとして有名どころもいくつか見て、不覚にもハマってしまったのがこちらのチャンネル。

登録者数は4.05万人(2020年4月5日現在)で、簡単に言うと新卒でAV男優を目指す1人の男の子のサクセスストーリーを描いた密着ドキュメンタリーチャンネルでYouTube作家の大田さんとエンターテイナーである井田さんの2人で運営されています。最近は活動をPornhubにも広げ、Pornhuberとして活躍されています。

企画としてピンサロに同じ日に5回連続で行って138万回再生されたり

汁男優のなり方を教えてくれたり

でも、AVの現場で理想と現実を突きつけられて、めっちゃ素直に受け止めてることに心打たれて

ハマりました・・・!動画全部見ましたw

※ただ勿論YouTubeなのでエロい動画とかではないのでご安心くださいw(エガちゃんねるがギリラインです。すぐBANされます)

ほんでね、ハマったんでnoteを読んだりインスタtwitterをフォローしたんですよ。何気なく。

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まさかの返信が・・・!そして話の流れでお会いすることにwww

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ちょっと前の話になるんですが、実際に会って軽くメシ食いながら、終始雑談してきたのですが、ばちクソ共感したのでnoteにまとめてみました。井田さんは終始エンターテイナーでした。

目の前の人を笑わせたい

井田「キャラ作りじゃなくて、自分は明るいけど、恵まれない家庭で育っていっぱいいっぱい泣いたッス。目の前の人を泣かせたり困らせたりするのは簡単だけど、目の前の人を笑わせるって一番難しいと思うッスよね。こんな生き方もあるんだ、ってより多くの人に感じてもらいたいから、新卒就職をやめてエンターテイナーになりたいって思ったんです」

井田「家庭環境も良くなかったんで、普通ってものに対して憧れが強すぎて。聞く限り普通の家庭のヤツが「親が○○言っててウザいわ~」って言うことに対して、どれほど幸せのことか分かってないよねって。普通って何なんだろうな。誰かから見たらすごい幸せなことだし、また別の誰かからみたら普通なことだし」

井田さんの家庭環境や生い立ちはこちらのnoteから。人の家庭のことって他人がどうこういう話じゃないけど、たくさん苦労されてきたが、それをバネにして生きている。こういう人は強いし、何より魅力的だ。乾杯して間もなく2人して、エガちゃんリスペクトで盛り上がった。

「僕を見ろ、死ぬことがバカバカしくなるだろ」

ええ言葉や。そして話はYouTubeの広告の話へ。井田さんたちが運営するオオタTVには広告がついていない。

井田「YouTubeで広告付けるとチャンネル登録数の割りに再生数が多いので、収入が入る見込みはあるんです。でも、僕らは面白いものを届けたいから広告をつけない。マネタイズも大事ですが、何より人を笑わせたい。企業案件としてお仕事を受けることもあるけど、自分たちが良いと思うものしかやりたくないし、嘘は付きたくない」

共感の連続だ。ウチのメディアも広告つけてない。思ってないこと言い出したら面白くなくなるし、やってる本人たちが面白くなくなるとメディアが面白くなくなる。そして、それはすぐに読者や視聴者に伝わるのだ。

自分も「楽しむ」ことを大事にしていて、そこで生まれる熱はメディアを通じて高い方から低い方に流れていく。同時に楽しめない要素を徹底敵に排除していくことで自ずと仕事にのめり込んで熱狂していくことができた。

キーワードは「嫌な人とは仕事しない」「自分に素直になる」「NOという勇気」「嫌われる覚悟」

ところで井田さん、どうしていまここにいるの?

井田「生きてくうえで仕事しんどくなったときに帰る場所、働く場所、生きていける場所があったらいいな、それを先に探しにいこうと思って大学を休学しました。そのために最初に沖縄県の離島に行ったんです。例え心が病んでしまっても、あの場所があるから大丈夫、って思いながら働けば良いな、なんて考えていたりします」

井田さんのこれまでを補足しておくと、千葉県八千代出身で、高知大学に進み、休学して沖縄のタバコ農家で生活したり、香川で農業したり。そこで貯めたお金を大学の同期が卒業するときに全部つかって遊んで、東京に上京しインターンをして。渋谷のベンチャーで大田さんと出会い、週5で不動産営業してきたバイタリティの塊のような人だ。

井田「そして最初遊びでやってたつもりのYouTubeに、気づけば本気になっていた。YouTubeバズってお金を産み出せるとなると色んな人が寄ってくるんだって今になってようやく分かったんスよね。で、色んな選択肢があったんすけど、一番不確実な大田さんとやる道を選んだんです。楽しいッスね、本当に。大人たちのリアルも知って、これが現実なんだって普通の会社に入らずして知っていけるのが」

色んな経験を詰んで成長していく姿は、人の心を掴む。応援したくなる。YouTube見て既にハマってたけど、もうこのあたりでただのファンになっていた。

人と違う道をいく

井田「動画でもよく言ってるんですが、20代は良いことも悪いこともめちゃくちゃ経験しようと思ってて、早く歳を重ねたいッス。経験していい男になりたい。そのためには何でもしたいッス。営業もしたいし、企画もしたいし、本当に何でもしたいッス」

現代社会においてテクノロジーの進化により職種の壁は崩れていくのがトレンドだ。僕の話になるが、これまでのキャリアに職種コンプレックスもある。3年以上続けた職種がなく、営業一筋でやってきた人には営業で勝てないと思っているし、Webサイトも作れない編集長だ。だから自分が生き残るために総合力が試される経営の道を選んだ。色んな仕事をしてきたが、食わず嫌いした瞬間に成長は止まる。

井田「自分が編集した動画がまさか130万回も再生されると思ってなかったです。去年までタイピングも指一本でキーボード打ってたくらいなんで。人生何があるかわかんないッス」

このまま伸びて、1年後とかにBAN食らって、落ち込んで「やっぱり人生って分かんないッス」って言ってて欲しいし、いちファンとしてそこからもう1回這い上がってきて欲しい。

井田「全然色んな未来あるなと思っていて、いまBANされたらただのエンターテイナーとただの動画編集マンの会社になるから、BANだけはされないように、サブチャンネルも認知してもらって色んな手立てを考えないとヤバいよねって話してます」

井田「今成功してる人らってめっちゃ働いてきたんだなって思います。いまの20代の子らってブラックだよとか働き方やだみたいな激務に対する拒否反応が強くて、自分はそれちょっと違うなと思うんですよ」

多くの人が歩かない道を歩くと大半は志なかばで辞めていってしまう。可能性を信じ続けて、やり切って成果を出したら認めてくれる人は増える。手のひらを返したように。そのエピソードこそが自分の言葉になる。やり切って正解にして欲しい。

さっき話していた、「嫌な人とは仕事しない」「NOという勇気」とは矛盾するが、会社員であるなら与えられて仕事はやんなきゃいけなくて、僕自身もそうだった。

昔は与えられた仕事が終わるのが夜10時だったが、そこから毎日朝の4時まで6時間作って自分の仕事を作り出してやり切って大きな成果を生んだ。大人の階段を登ると、ブチあたる問題はYes/Noの一次方程式で回答できなくなっていき、矛盾を抱える強さが必要になる。

個人的には20代は根拠のない自信、30代は自然体。背伸びせずに地に足のついた自信を持つを大事にしていると話した。

井田「将来大学で体験談を伝えたいッスよね、当時こういう状況でこういう選択をしてお金稼いでますって話をしたい。みんな愚痴言ってるなか、楽しかったですって言いたい。でも一方で隣の芝は青くみえる、固定給で毎月20万あったらどれだけ気持ちが楽か・・・いまは時間の先行投資ッス」

ただただみなぎる自信の隙間で所々で見せるこの不安。この人間的な振れ幅が彼の魅力だ。

個人の時代・掛け算のキャリア

話は変わり、スポーツの話へ。井田さんも中学時代は野球部のキャプテンだった。

井田「野球オモロイっすよねー。もしスポーツの才能があってプロ野球選手になってから、AVの世界行ったらすげー人気出ると思いません?」

流石はエンターテイナー、どこからでもエロの世界にたどり着く魔球の持ち主だ。にしても、プロ野球×AVって聞いたことないけど、確かに注目を集めそう。キャリアは掛け算の時代だ。まさにYouTubeとか見てると個人の生き方って変わってきているので、稼いだ人が正解だ。

井田「新しいことやるとこれまでの人に嫌われるんスよねぇ。この世界でも僕はまだまだ位が低くて、TOP層の人からは可愛がられるものの、間にいる先輩からは目を付けられることもある」

井田「だから、時代の先駆者たちってすごい、絶対批判されてそんなの意味ないよって言われてたんだと思う。いまでこそテレビの人たちがYouTube出ないのっておかしいって風潮が出てきましたけど、最初にやり出した人は色々叩かれたんだと思うと、信じてやり切って成功したのってシンプルにすごいッスよね」

新たなチャレンジに賛否両論あっていいし、自分を晒すのに勇気はいる。根本のところは成績1の自分で認めてあげられるかどうか。自分の弱さを受け入れることで、人にも優しくなれる。それが強さなんじゃないかとも思う。

誰かを騙したり、傷つけたり、悪いことでなければ、そのうち世の中にも受け入れられると思う。援助交際がパパ活になったり、出会い系サイトがマッチングアプリになったように名称の置き換え1つで大衆の物事の捉え方は大きく変わる。AV男優というワードも新たなエンターテイナーの形としてアップデートされることがあってもいいのかもしれない。

一寸先は闇だが、一寸先には想像もしていないドラマが待っているのかもしれない。自分の人生、今自分が見える範囲で大胆に決めちゃおう!

成功は孤独と批判?

お酒も進み、話題はYouTubeのことへ。

井田「企画がいいとYouTubeの再生は伸びる、でもチャンネル登録は伸びなかったりする。分析はするものの僕らが面白かったらいいや思っていて、少年心のアホなことしたい。それが世の中に通用するのか実験してる。で、自分のなかで未来は相当明るいと思っている。調子に乗ってるわけではなく、ちゃんと研究して当たったって言いたい。たまたまじゃない。」

確かにたまたまではない。裸になる。参入障壁が高すぎる。

井田「僕からしたら医者になるとかそういうのとは違うので、できるじゃんという発想ですけど。人生振り返ったらそういうのの連続だったと思うッス」

なんやろう、、、お酒も進み、気付けばただのファンからバリええ後輩みたいなポジショニングに変わってきたw 自分への期待値が高くないとは言いつつも裸になれるヤツは少ない。自分って常識の枠のなかに生きてきたとつくづく思った。

井田「それめっちゃ言われるんすけど、皆さんに伝えたいのはそれで大丈夫ですw その分、失ってる普通の幸せもありますよ。デジタルタトゥー、23歳にしてけっこうなものを背負った自覚はあるッスよ」

井田「まだYouTubeのチャンネル登録数も4万人ですけど、友達でも自分に失望しちゃうとまでいってくれる人もいて、連絡するともう連絡来ないかと思ったとか、親友と思っていたヤツにそういう道を選んだからSNSフォロー外されたとか、応援してくれるサイドじゃなかったんだーと寂しくなることもあります」

井田「あれだけ大学時代一緒にいて、あれだけおもしろいことしたのに、なんでこうにも。やっぱそういう職業なんだろってさげずまれることもある。成功するためには『孤独と批判』とはいうものの、前向きに捉えて、こういう心境はいま僕しか味わえないと思うッス」

やっぱりこの自信と不安の感情が振り子のように揺れる人間らしさが、人を惹きつける要素なんだと思う。弱さを認めて、正しく伝えることができれば、その友人たちもまた元に戻れるのではないだろうか。

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第一印象の通り、めちゃくちゃナイスガイでした!エンターテイナー語るだけあって、笑いの絶えない3時間でした。「ゲイから死ぬほどモテる、身体が追い付かねぇ」に始まりここでは書ききれないパワーワードが多すぎて真面目な感じにまとめちゃいましたが、心から応援してます!コロナ終わったら息抜きに野球しましょねw

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