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転職して1年が経ったいま自分に起こった変化をまとめてみた

「転職して1年が経ちました」と書こうと思っていたら、1日が経ち、1ヶ月が経ち、気づけば3ヶ月の月日が流れてしまいました。「明日やろうは馬鹿野郎」とはよく言ったものですが、ホンマその通りですね。

僕がいま勤めているゴーリストに中途入社したのは2017年10月16日。

それまでは新卒で入社した株式会社キャリアデザインセンターに8年半ほど勤めていました。リーマンショック直後に入社し、法人営業でゴリッゴリにテレアポしたのに全然売れなかったり、営業企画で営業が売れる仕組みを作るために頭に汗かきまくって徹夜しまくってたり、いろんな人を巻き込んで売上の凹んだプロダクトの再建をしたり、仕事の基礎を学ばせてもらいました。上司、先輩、後輩、部下、そして愛すべき同期と刺激的な20代を過ごすことができて本当に感謝しています。

(最終出社日は荷物をまとめた後、力尽きてそのまま寝てしまいました。どんだけ会社の地べた好きやねん。)

そんな僕が更なる刺激を求めて飛び込んだゴーリスト。神田と秋葉原の間にある当時7期目で30人弱のベンチャーです。

入社当時は代表の龍さん(これでりょうさんと読みます)直下の事業企画室メンバーとして1人部署への配属となりました。人材業界向けメディア「HRog」を任されたり、事業部別のPL作ったり、SFA導入をサポートしたり、相変わらず何でも屋的な存在でした。入社して1ヶ月しないうちから勝手に「HRog編集長」を名乗り出した僕を受け入れてくれた環境に感謝です。

(このカエルちゃんは人材業界の味方「ふろぐん」ですね)

かくかくしかじかありまして(ホンマに色々、、、色んな仕事しました。宴会の乾杯とか多かったですけど。またどっかで書きます)2019年のいまは求人ビッグデータ事業の事業部長をしています(ほかにも新規事業とか経理とか)すごい簡単にいうと求人ビッグデータ事業は求人サイトをクローリングして、使えるデータに加工して提供する事業です。最新のものから過去のものまで150サイト・12億件くらい求人情報をため込んでいます。

赤坂見附の東証一部上場企業から神田のベンチャーに転職して1年。
自分に起こった変化を3つにまとめてみました。

1.会う人・会える人が増えた

前職時代も割と社外の方と会うようにしていましたが、それでもやっぱり圧倒的に増えました。時には取材であったり、営業だったり、飲み会etc…毎月名刺を発注してるような気がします。

(ステッカーこんなところに貼ってたら宣伝ならないですね、、、せっかくもらったのにごめんなさい)

取材や出会った方々、日々のニュースを通して浮かぶHR業界のキーワードは「リファラル採用」「アルムナイ」「副業」「外国人採用」ですね。今年もマーケットにどんな変化が起こるのか楽しみです。

そして、イベントにもちょこちょこ呼ばれたりして、登壇させていただきました。

なかでも思い出深いのがリクナビNEXT、DODA、typeという業界を代表する転職サイトの編集長とパネルトークさせていただいたこと。前々から転職サイトってぶっちゃけどうなん?今後どうしていくん?みたいなお話を聞いてみたくて密かに温めていたのが、ひょんなことからグローバル人事塾さんのおかげで実現しました。100人以上の参加者が集まってくれました。大感謝です。

あとは仲良しHR NOTE編集長の根本さんやscouty伊藤さんと一緒に採用成功企業の裏話をしたり、天才・GeAIne先輩とテレアポなくすセミナーをして、イベントに足を運んでいただいた方々とも交流することができました。イベントが参加するものだったのが、登壇する側に変わったのは自分にとって大きな変化でした。

今年も機会があれば、ぜひ色んなテーマで登壇してみたいですね。

2.コスト感覚がアホみたいに強くなった

2つ目はお金の話。PLの速報を出したいということでお金まわり・特に支出の把握、経理のフローを確認して整えることに。請求書で届いて振込だったり、現金での立替があったり、自動引き落とし、カードで払ってたり、会社のお金の出口を全部調べて、いつ・何に・いくら使われているかを全部把握したんですよね。

そうするとよくわからないものに支払われているお金ってのが出てくるんです。

「初期設定として必要な契約なんです、あとで解約してもらって大丈夫なんで」といわれたのに解約を忘れて課金され続けてしまうスマホのオプションとかあの類。1円も生まないことにお金が使われてたりするんです、、、

「経営とは経理と営業」ということを日々叩き込まれてますが、どれだけ売上の立つビジネスを作っても金勘定ができないと経営はできません。コスト改善はダイレクトに利益に響きます。30人そこそこのウチでも改善できたので、これを読んでくれてるみなさんもぜひ自部署と家計簿の支出をチェックしてみてください。

3.戦略とは「戦いを略す」

600人を超える大きな会社から30人の小さなベンチャーに来たわけですが、いつの時代も時間はないし、予算もないし、人は足りなかった。だからこそ頭を使って、最短・最大・最良のアウトプットを出し、仕事を通して成長できるわけですが、ゴーリストに来て洗礼を浴びたのは「戦略とは」です。

戦略とかマーケって好きだったんでたくさん本も読んできましたし、それなりのポジションでそれなりにやってきたつもり。それが「いざ事業の戦略を語ってください」となると全然できなかったんですよね。けっこうなショックでした。

だからある意味、転職してからの1年で一番自分に付きまとったのは「戦略」という言葉なんでしょうね。いまでもまだまだ未熟だと思ってますが、必死にやってきてちょっとずつ「戦略」ってヤツと仲良くなってきた気がします。

戦略とは「戦いを略す」と書きます。

そうです、何かを省略するのです。僕のいままでの思考では略すのと真逆で、やることばかり増やすことを戦略だと勘違いしていたのです。いっぱい働いて、めっちゃ頑張って、めっちゃ頑張ったのに出ない結果。めっちゃ頑張ったのに・・・ゴーリストではこの現象を「報われない努力」と呼んでいます。正しい方向に努力、すなわち「報われる努力」をすることが大切です。特に管理職は戦略を決めるポジション。部下に報われない努力はさせられません。かわいいかわいいメンバーたちが悲しみます。

なんで、戦略を作るうえで大事にしているのは、やることを決める以上に「やらないことを決める」こと。これが意外と難しい。難しいというより怖いんですよね。不安だからあれもこれもやりたくなっちゃう。大手を攻めて高単価で勝負するって決めたのに、中小から問い合わせ来たからそっちに時間割いちゃう・・・みたいな。結局、今月の敗因は単価が思うように伸びませんでしたって言い訳してそうな未来の自分がいませんか?

目移りしないで信じて突き進める戦略、誰かに話したくなるくらいワクワクする戦略を考え抜きましょう!(個人的にこういうの壁当てしてくれる人、募集中です)


頑張っているのに成果が出ない。そういうときは次のことを考えてみてください。




自分の戦略とは何か?




自分は何を略すのか・・・?




(名前かーい!)


まとめ

この投稿を書くにあたり入社当時の日報をさかのぼってみていましたが「うっわー、去年の自分ショボ!」ってなりました。来年も再来年も40歳になっても未来の自分はずっとそう言ってたいもんです。どんどん未知の領域に踏み出して、いっぱい転んで、いっぱい起き上がっていっぱい経験して生きていこうと思ってます。

人生は振れ幅!伸びシロしか感じひんわ!

ということでこれがしれっとnote初投稿でした。これからは「働くうえで大事にしていること」とかチラホラ書いていけたらいいなと思っていますー!

HRog編集長の見えてること、考えていることを発信しています!HR業界、メディア作り、事業作り、組織作り!