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もしUberのサブスクリプションが日本に上陸したら

Uberがサブスクリプションのサービスを始めるとのこと。何でも、月およそ3,000円ほどの料金で配車が利用できるのだとか。

もしこれが日本でも利用できるようになれば、電車やバスから多くの利用者がなだれ込んでくるかもしれない。何度も交通機関を乗り継ぐ必要はないから、移動中の疲れも軽減される。特に月数千円という料金は魅力的だ。交通費が自己負担である派遣社員にとっては朗報だろう。が、いいことずくめではない。

問題は何と言っても渋滞である。以下の記事によれば、米国では既にUberなどの配車サービスの影響で渋滞が悪化しているらしい。

自家用車であろうが相乗りであろうが、電車やバスを利用するよりも渋滞が発生しやすいことは、以下のリンクを見れば一目瞭然だ。

私の住む愛知県の乗用車保有台数は417万3345台(2018年3月末)で全国1位である。私はかねてからロンドンに倣って愛知でもコンジェスチョン・チャージ(所謂「渋滞税」)を導入すべきだと考えているのだが、とにかく車が多すぎる。緊急車輌が通れなくなったらどうするのだろうか。

普段利用している路線バスの車内から一向に動く気配のない車列を見て、日々うんざりしている私としては、道路にこれ以上車が増える様子など想像したくもない。

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