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心が辛かった僕へ

こんにちは、バラです。
この1年で経験した挫折や様々な感情をせっかくなのでnoteに書き留めておこうと思います。読んでくれた人の心に響いたら嬉しい限りです。

この1年は「辛かった」の一言です。心の拠り所が無くなって眠れない日が続きましたし、それでも大学には通わなくちゃいけない。当時から資格の関係でもう1年大学に通うことが決まっていた僕からすれば就活が落ち着き出していた周りがとても充実しているように見え、より一層孤独感を加速させました。流石に勝手に口座からお金が無くなるなんて思いもよりませんでしたが。

話が逸れますが僕はかなり「周りからどう見られるか」を気にしちゃうタイプです。要は自分に自信が持てないんですね。だからこそ周りにかまってもらいたいし、承認欲求を通して自分を安心させている方かもしれません。
それこそ塾講師のアルバイトを始めたきっかけも今思えばそんな感じだった気がします。教える立場になって優越感に浸っていた自分もいたかもしれません。今はそんなことないですよ☆彡
要するに自分の軸が無い人間だったわけです。
だから自分の存在意義を感じることができなくて辛かった。

だけどあの時大切な人に裏切られてから、良い意味で「周りからどう見られるか」ばかり気にしていた自分を少しずつ変えることができているような気がします。
だってもう失うものが無かったので。もう誰の為に生きる必要も無いし、メンタルはどん底。極端ですけど生きるか死ぬかの2択で、死のうとは思っていなかったからどうせ生きるなら自分が納得できる生き方にしようとぼんやり思っていました。
偶然ではありますが、社会に出るまでのタイムリミットを1年伸ばしていたのでその状況と上手いこと嚙み合ったのもあるかもしれません。

でも自分の心を自分で支えるのはそんなに簡単なことじゃなかった。誰かにかまって貰いたいけどそんな訳にもいかなくて、その状況を受け止めきれずに悩んで。気晴らしにマッチングアプリを入れてみたりもしましたけどそんなんで上手くいくはずもなく。
それでも自分を大切にする為の努力は怠りませんでした。誰に見せる訳でもないのにパーマをかけたり、ジムに通ったり、眉毛を整えたり等々。他にも様々な経験をしましたが自分にとってはどれも勇気の要る挑戦でした。何に挑戦したかというよりも、その挑戦の中で得られた感情が僕を強くしてくれましたし、少しずつ自信にすることが出来ました。傍から見ればたいしたことではないかもしれませんが、今となってはそんな自分を誇らしく思います。

教職もそう。それまでの何となく先生になれれば良いかな〜ではなく、本当に先生になりたいのかという疑問に向き合いました。人手が足りないから、安定しているからの理由で先生にはなりたくなかったんです。(ぶっちゃけ、安定を選んでまで守りたいと思っていたユートピアはとうに滅んでしまったので)人の人生に大きく関わる職業ですから、一生懸命に学業に取り組んで向いてないと思うなら新たに就職活動しようと思うようになりました。
そんな時、バ先の塾に卒業生の子がわざわざ僕の出勤日を調べて会いに来てくれたんです。僕にとってはそれが嬉しかった。帰ってきたいと思える場所ってとても素敵だから。取るに足らない学生講師の1人だと思っていた自分がそんな素敵な場所を作れていると思うとなんだか誇らしい気持ちになれました。不安や恐怖心を取り除いてあげられる教室を作りたい。だんだんとそんな気持ちが強くなって、教員への決意が固まっていきました。

振り返ってみると、必要な1年でした。間違いなく今まで生きてきて一番辛い日々だったけど。自分の努力を素直に認めることのできる自分が好きですし、そんな優しさって周りの人を大切にする為のエネルギ―になると僕は思っています。だから未来の自分に大切にしたいと思える人が現れた時、自分はどんな存在でいられるのか。強い自分でいられているでしょうか。自分の為に生きるのと同じくらい誰かを大切にするのって尊い経験だと思うし、未来の自分がんばれって感じです(雑か?)

最後になりますが、荒んでいた僕に寄り添ってくれた方々には本当に感謝の想いでいっぱいです。誰かに話しを聞いてもらえないとやってられなかった僕にとってはかけがえのない存在ですし、そんな優しさを持っているのって本当に素敵なことです。僕もそんな教員になりたいと思います。程度の差こそあれ、悩みを抱えている子どもはたくさんいます。そんな子どもたちに安心を与えられる存在でありたいです。皆さんがそうしてくれたように。もちろん学業は大事で、子どもが目標とする環境へ導いてあげられる教員は価値があるし、教科指導力を持ち合わせた教員になれればなという思いもあります。だけどもっと大切なことに気づくことができたので。まずは一つずつ積み上げていきたいです。僕がそうしたように。

最後まで読んで頂きありがとうございました。こんな僕ですがよく頑張りました。良かったらこれからも仲良くしてください。
(@Peeps45_bay)


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