Takeda.

非常勤講師(数学系科目) 大学院(一応の専門は数学教育学) 数学や教育その周辺にて…

Takeda.

非常勤講師(数学系科目) 大学院(一応の専門は数学教育学) 数学や教育その周辺にて思いを馳せ,学会誌などに書かない雑多なものを思い付くまま書いてます.

最近の記事

私的考察「仮面ライダー01に対するtweetから見える文化観と教育者の影」

9/1㈰ 「腹筋崩壊太郎」 9/8㈰ 「マモルくん」 これらは,日曜日の朝9時以降にTwitterのトレンドワードとして挙がったものである。 この日曜日朝9時というのは,テレビ朝日系列で「仮面ライダー01(ゼロワン)」が放送されている時間である。冒頭のワードのtweetに見られる文化観が,教育者として影の側面を映し出す。 まず,仮面ライダー01のイントロダクションを見てみよう。(公式サイトhttps://www.tv-asahi.co.jp/zero-oneより)

    • 私的考察「子どもたちの安全のために数学教師ができること」

      子どもたちが巻き込まれる事件・事故・災害は後を絶たない。  発生件数を全くの0とすることが難しくとも,限りなく0にすることを目指していく必要がある。この目標に向かうためのアプローチは,様々な角度から行うことができるだろう。例えば「事件・事故のない街づくり」をテーマにしただけでも,行政,交通,治安…あらゆる職種・分野から検討することができる。私的考察では,数学教師という独自の視点から自然災害に焦点をあててアプローチしてみたい。  まず,数学教師が属する学校においてその安全と

      • 私的考察「人間理解 ―うつ病の『私』は,『私』なのだろうか―」

         高いコミュニケーション能力が求められる社会。  様々な人々と上手に関わることができることをコミュニケーション能力が高いというのでしょうか。学校教育関係の資料でも,コミュニケーション能力の育成という言葉は,よく目にします。  私のように数学に関わるところにいると,コミュニケーションと連動して「論理」という言葉が想起されますが,論理一辺倒な活動ではコミュニケーション能力の育成は図れないようです。コミュニケーションにおいて情報や知識とともに「感情」の分かち合いをしていかなけれ

      私的考察「仮面ライダー01に対するtweetから見える文化観と教育者の影」

      • 私的考察「子どもたちの安全のために数学教師ができること」

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