【名前】針箱姫はりばこひめ

【年齢】１９歳

【性別】女

【身長】148cm

【血液型】Ｂ型

【出身地】島根県

【愛称】ハリー

【性格】

【趣味】裁縫、人形、アクセサリー作り

【現代社会に蘇ったら】アパレル、ショップ店員になりたい

【好きなこと】姉妹の服を縫うこと

【嫌いなこと】背の低さを言われる、子供っぽく見られること

【好きな食べ物】出雲ベビーカステラ

【好きな場所】｜神在之里本舗《かみありのさとほんぽ》

【特技】針と糸で動きを止める
　　　　治療と修理ができる

【能力】
頭脳／推理力＝３
攻撃／戦闘力＝１
防衛／援護力＝４
速さ／行動力＝２
言語／伝達力＝４

【１０行メモ】
ヤマタノオロチに食べられた姫家の五女。

服や小物が好きなインドア派。
天然や不思議ちゃんに見えて人を見る視点が細かく鋭い。
島根県にある日本神話グッズをこよなく愛する。

姫家の真ん中世代であり、仲を取り持つ役割をこなす癒し系。
重箱の隅を突くような言葉や、誰も気付かない点を指摘する。
落ち着きがあり、おしとやか。

彼女は姫家や八岐ノ一家の生きた証を残したいようだ。

針で秘孔を突く、糸であらゆるものを縫う特技を備えている。
船の修理、仲間の回復役に徹するサポート特化型能力。
一歩下がった所で介護や看護の役目も果たす衛生兵でもある。

八岐ノ五助の体から現れ、物語の繋ぎ目を縫う針箱姫。
犯人探しの急所を突く役目を担っているのかもしれない。

【犯人予測】
歴史に残りたいから殺神を犯す。

スサノオと同じくらい有名なオオクニヌシ。
グッズになって地元民や観光客に愛されている。
姫一家の名前だって……。
ヤマタノオロチの生贄になった私たちだって歴史に名前が残るべきではないか？
櫛稲田姫たちばかりグッズ化されるのが悔しい。
嫉妬する。
忘れられた残り７人の姉妹たちのために神を殺すのも立派な動機と言える。

絵本、ぬいぐるみ、タオル、Ｔシャツ、服、トートバック、ポストカード、缶バッジ、ステッカー、ノート。
全部針箱姫が大好きなアイテムばかりだ。

『古事記ひどい』で検索をして神在之里本舗のホームページやグッズをいつも眺めている。
私たちのグッズもいつの日か……。
島根のマスコットとなり、神門通りでショップ経営をする願望が彼女にひどい行いをさせたのかもしれない。

【求める声】
以上イラスト、プロフィール、性格などの資料から自分で役を作り、応募をしてください。

【オーディションＡパート】

『推理時間　〜針箱姫〜』

　八岐ノ一家の男気にハートズッキュン。
　ボロボロになりながら追跡スタートなの。
　この目を誤魔化すことはできないもん。
　ナミちゃんの痛いところを次々に刺したの。
　ホウリキの舵漕ぎ、センちゃんの追い風からクッシーの瞬間移動による固定。
　からタマちんの投球術で頭部クラッシュ！
　姫家も戦闘黄金パターンを確立したみたい。
　鬼女を失いながらも黄泉比良坂よもつひらさかに逃げる彼女の記憶を展開するの。

　自然の猛威を象徴、ヤマタノオロチ退治を妨害する計画。
　何て悪い神様だと思いきや……三体目の記憶がそれを逆転。
　ナミちゃんですら古事記の一キャラであることから、真犯人は古事記の編纂者と突き止めることに成功。
　四体目撃破……やっぱり死者が生きるカラクリの元凶はナミちゃんだった！
　ベビーカステラのように断片を集めながら五体目の記憶奪取。
　彼女は黄泉比良坂よもつひらさかの支配者。
　生者が生まれることを止め、死者ばかりが蠢く巫術ふじゅつを地上に展開したと発覚。
　姦ゾンビを地上に生み出すカラクリも判明したの。

　巫術。
　この言葉が引っ掛かったわたくしたちは裏で糸を引く真の黒幕が巫女である可能性を発見。
　直後、わたくしたちに疑いがかかったの。
　でもカガミンの手鏡が無実を証明。
　いつもありがとねん！

　頼れる姉、タン姐も無双状態。
　六体目の記憶は根の国のフラッシュバック。
　生命の根源を現す意味、根。
　ナミちゃんがこの地上を支配して、スーさんを殺してしまうことは新たな生命の否定になっちゃう……。
　なのに……永遠の生命の肯定も存続している。
　この二つの清濁が入り乱れることにより、生ける死者の徘徊システム……カラクリの探求に成功したという訳なの。

　七体目を吹き飛ばして証明が確定……いいえ、新たな真実が……。
　このビジョンは……山の墓所、ヨモツ国……皇室版日本神話のヨモツ国。
　女神イザナミの腐乱死体の様相を描写から推理をすると、皇室に関わる者が真犯人である説が濃厚になるの……。

　八体目……古事記編纂のキーパーソン……一人目が天武天皇……二人目が元明げんめい天皇……三人目が太安万侶おおのやすまろ……四人目が稗田阿礼ひえだのあれ……この中の誰かが壮大なる野望のシナリオを描いていた！
　ナミちゃんですらフィクションの生んだ産物。
　すべては現実において“新・古事記”を編纂した者が歴史を改竄したところまでは推理できました！
　ヤマタノオロチが殺されるのではなく、スサノオを殺し、八岐ノ神社を祀り水害に拍車をかけていた？
　すべてが断片的な記憶でしたが、手掛かりは十分。
　これからさらに追い詰めて全部吐かせてやるんだから。
　両家に妙な疑いをかけた代償は大きいんだもん！

（オーディションＢパート本編進行朗読デモ）

【オーディションＢパート】

　五助が苦しみうずくまる時、背中の中から女がひょっこり、巫女装束を纏い飛び出て次は五女が戻りました。

（６秒以内）（針箱姫）
「あらら、痛いところはありませんかぁ〜？」

（２秒以内）（箪笥田姫）
「ハリー！」

　針箱姫はりばこひめの愛称を呼び姫一家は喜びました。
　一家一の切れ者はすぐ針箱から糸を取り出し―――

（１７秒以内）（針箱姫）
「―――わたくしのおいちゃんは内臓だから無理。でも船さんの傷は直すことができそうですねぇ。これから切れ目を針で縫い合わせます。お姉ちゃんとおいちゃんたちは水を掻き出してください」

（２秒以内）（八岐ノ四織）
「わたくしの―――」

（３秒以内）（八岐ノ七尾）
「―――おいちゃんだとぉ？」

　両家の全員、お堅いイメージだった五助を睨みながら、船からバケツリレーを始め針箱姫の仕事を補助し、船に入った亀裂を見事に塞ぐさまを見つめました。

（６秒以内）（針箱姫）
「船さん、もう痛いところはありませんかぁ〜？」

　船にはどこにも傷がないと安心をした針箱姫は、改めて家族に再会できたことを喜び抱き合った後、八岐ノ一家に対し礼儀正しくお礼をしました。

（８秒以内）（針箱姫）
「針箱姫のハリーです。針治療もできるから、疲れた時はわたくしを頼ってね」

（場面転換をします）

　四織は華麗に脱皮しました。
　蛇の皮が本当に剥けて、カップル成立同時に皮が脱げる現象がこの場で生まれ、兄も共に脱皮をしながら新たな姿になりました。
　土偶を見た後、五助と針箱姫の二人の番が来た。

（１１秒以内）（八岐ノ五助）
「山の中でショップを開いてもええて？　タオルやＴシャツなら大好きじゃ。歴史に名を残せんでもグッズを身に付ける！」

（１６秒以内）（針箱姫）
「……痛い所刺しましょう〜。本当ぉはぁ〜もっと好きなものがあるはずよね？　例えばぁ〜、目の前にいる女の子とかぁ―――」

（１０秒以内）（八岐ノ五助）
「―――好きじゃけぇ！　付き合ってくれぇ……そう言いたい所じゃがぁ……言いたい所じゃがぁ……」

（９秒以内）（針箱姫）
「……おいちゃん？　わたくしならおいちゃんと付き合ってもいいんだよ。一人で悩んでいるの？」

（１０秒以内）（八岐ノ五助）
「兄さんたちはまだえぇんや。義理込みでギリギリセーフ……いや、これはもうジャパニーズ・ドリームじゃけぇ！」

　けれども自分は四十代だと針箱姫に言いました。

（１０秒以内）（八岐ノ五助）
「なのにおまえはまだ十代じゃ……１９歳じゃろぉ？　つまり……未成年っちゅぅことだぁ！」

　頑固オヤジで筋は通す五助は自分が許せないと、「未成年には手を出せない！」と固く女子に誓いました。

（１２秒以内）（針箱姫）
「そういうところも大好き。あれから２０００年後だから、わたくしの年齢は２０１９歳っことでダメ？」

（４秒以内）（八岐ノ五助）
「ダ、ダメじゃけぇ……」

（１０秒以内）（針箱姫）
「じゃぁ〜わたくしはぁ……昨日、誕生日を迎えてぇ今、二十歳はたちと言ったらどうする？」

（７秒以内）（八岐ノ五助）
「……そ、それは……それは本当けぇえぇぇ？」

　コクリと頷き針箱姫は確かに二十歳と言いました。

（８秒以内）（八岐ノ五助）
「お、おぉ！　じゃぁ、あっしと合意の上で付き合ってくれるけぇ？」

（５秒以内）（針箱姫）
「いいよ。おいちゃん大好き！」

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