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会社員時代のニックネーム

勤務していたその当時、なんか僕は特徴的?なニックネームを付けられがちでした。しかも、配属先が変わるとそれが変化していく…なんてことも。
11年ほどの間で名づけられたニックネームについて、紐解いてみたいと思います。
<新入社員研修>
入社すると、まずは2カ月間の新入社員研修に入るわけです。
25名のクラスメートと過ごすことになるのですが、そんな中で、一際目立つ?ニックネームが定着していきました。
その名も…
「カチョー」
いうまでもなく、見た目が年上にみられることで、役職の課長っぽい!という理由からだ。
最初は席が近いところの同期が呼び始め、そこからあれよあれよという間に広がっていき、1週間後ぐらいには、ほぼ全員がカチョーと呼ぶようになっていましたな。

因みに、クラスの担当インストラクターも、いつの間にかカチョーと呼び始める。
因みに家でその話をすると「なんで新入社員からいきなり出世してんねん」と、親父から笑われましたとさ。

<駅員時代>
まあこの時代も色々な呼び方をされた気がしますが、(ごく一部からは、助役さんと呼ばれたり、平3入社の加藤くん(平3入社=平成3年度入社のこと…いや、そんなに年取ってねえ!)とか。
しかし、じわじわと定着してきたのが、
「たけルンルン」
いつの間にか呼ばれ、なんか可愛すぎて、イメージと違うなと思いつつも、ハイハイとしていたら、なんかよほど呼びやすいのか、いつしかそう呼ばれることが多くなりました。

因みにこのニックネーム、少しずつ様々な変換がされていきます。
省略して
「たけルン」ほうほう
省略してもうひとパターン
「ルンルン」なんかお花畑な呼び方になったな?
省略型の最終形態
「ルン!」急ぎでちょっと乱暴に呼ばれるときだったかな
そしてさらにはこんなのも…
「かびルンルン」もはやただの悪口w

まあ、こんな感じでした。

<車掌時代>
そして会社員として一番長く働くことになった、車掌時代。
この時代を通して呼ばれてきたニックネームがあります。
「ブル」
見習い時代、休憩室で先輩の運転士さんが、僕の乗務カバンに書かれている名前を見て、
「お前の名前、なんて読むの?」
と聞かれたのです。
加藤武留。確かに、武留を「たける」と読むパターンはあまりない。
答えると、
「そうか!…だけどわかりにくいな…よし!お前は今日からブルだ!」
まあ確かに、ブルと読めなくはないな…と妙に納得。
その先輩がある意味バンバン広告塔となってくれた?こともあり(他の先輩がいる場面でも、コイツはブルです!よろしく!と、わざわざ紹介してくれたりしたっけ)
いつしか、ブル!と呼ばれるようになっていたのでした。
ある程度馴染んできたら、後輩からもブルさんとか呼ばれたりもしていましたね。

しかし、ふとしたことで気づくのです。
このブルの由来、みんな知っているのかな?
ということで、ちょっと聞いてみたら、やはり…というか、ブルドッグから来ているというように勘違いしている者が殆どでありました。
普段、ちゃんと本名で呼んでくれていた先輩などもそう思っていて、なんか悪口みたいで嫌だな…と、いう理由から、ブルとは呼んでいなかったようで、いやいや…違うんですよ!と8年越しに訂正できたなんてことも。
後輩なども、え?ブルドックから来ていると思ってました!などと、しゃあしゃあと言う。
いや、ブルっていうのはいいけど、ちゃんとその由来は正しく覚えておくんだぞ!と、先輩の威厳?を見せて諭したのでした。
結構、退職前の最後の1年ぐらいは、それを少しづつことあることに訂正していましたね。


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