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サイコロ切符DE出雲旅!(その1)

JR西日本が、またしてもサイコロ切符を発売!
今回の行先は、加賀温泉・出雲市・山口・そしてレア行き先が博多。
閑散期である1月「~2月のためか、全体的にお得度が増している印象だ。
そして僕らが当たったのは、「出雲市」
普通に新幹線+特急で行くと、往復2万円ほど掛かるところ、なんと往復5000円。大バーゲン価格だ。

そんな旅の様子をお届けします~~!

<松江へGO!>
早朝にホニャラを出発し、大垣駅で常連のふじポンとはお別れ。
片や仕事へ、片や旅路への別れだ。
米原と草津で乗り換えを挟み、一気に新大阪へ。
乗り換え時間に余裕を持っていたので、ここでサイコロ切符の受け取り意を済ませる。

以前使ったサイコロ切符では、窓口でこだま指定席への変更も出来たので、今回もそれを試みる。
しかしルール変更で、一切窓口での変更の取り扱いはしなくなったのだとか。
要するに、Web予約で選択可能な列車しか使えないことになる。

少し余裕が出来たので、ここでお昼ご飯を調達。
新大阪駅2Fには、そこら中に誘惑の嵐が。スーパーで総菜。そして551の豚まん、ギョーザ、海鮮ちまきの3点セットを調達。ホームに上がるとすでに、乗車予定の「さくら」が入線していた。

さくらの指定席は、快適な2列×2列で快適。山陽新幹線で指定席を取るなら、間違えてのぞみに乗らないように。
ゆっくりとお昼ご飯を食べながら、高速で流れる景色を楽しむ。
1時間とかからず、あっという間に岡山到着で乗り換え。
少し売店を物色したがあまり食指をそそられず、そのままやくもに乗車だ。

そして、ここからが2時間半ほどと先は長い。
乗車した381系は、国鉄特急電車では最後の生き残り。来年には新型車両に置き換えられるようで、最後の活躍が続く。
途中でリニューアルされているとはいえ、もう40年もの活躍が続いている。
これもJR西日本が貧…ではなく、古い車両を大切に使う傾向があるからだろう。

山間部を高速で走るために導入された振り子式電車。やはり、この車両は酔いやすいから注意しないといけない。
中国地方の山間部をひたすら駆け抜けていく。
途中、備中高梁を過ぎたあたりから、いつしか雪が目に付く。先日の大雪がまだ残っているのだろうか。
日本海側に入ったのが、川の流れが変わったことからもわかる。

微妙に雨が降ったりもしている天気の中、松江に到着。
サイコロ切符は出雲市までだが、ここで切符は回収。

縁結びパーフェクトチケットという、やや大袈裟な名前のチケットを引き換えにバスの案内所へ。
なんと、島根県の補助のおかげで、県外の旅行会社で購入していけば、通常4000円のところが1000円という格安で買えるのだ。
松江市内のバス・一畑電鉄、バスなど、JRを除く島根県内東部の交通手段はほぼ網羅していて、3日間有効なので、非常に使い勝手がいい。

少しバスに乗って県民会館前まで行き、近くのローカルスーパーで夜ご飯を調達。
そして再びバスの車中へ。目指すは八束町・大根島だ。
時折高校生や、小学生で混雑するバスに乗って、島へと渡る。
大根島は中海に位置するが、堤防で本土と繋がっているため、比較的アクセスは良い。
松江からのバスの他、境港からのコミュニティーバスでも行くことが出来る。ただし本数は少ない。

大根島の真ん中に位置するターミナルでバスを降りて、宿の方へ向かおうとすると、バスの運転士さんが「由志園はこっちですよ!」と声を掛けてくれる。いや、宿に行くんで…と歩き出すが、なぜこんな時間からその由志園とやらに行くと思われたんだろう…。もう既に17時半。ボタン園らしいが、こんな時間から行ってもなにもないだろうに。
そういえば、松江のバス案内所でも、帰りのバスの時間のことを心配されて、なぜだろう?と思ったのを思い出す。

調べてみたら、面白いことが判明した。由志園では今の時期、ナイトイルミネーションをやっており、20時まで開園しているようだ。しかも、先週見たばかりの話題の映画「すずめの戸締り」とのコラボイルミネーションもおこなっているとのこと。
これは行かなければ!
ということで、明日の予定の一つが決まった。

日暮れ前に、大根島での滞在先として選んだゲストハウス「童心の小宿・なみ路」に到着。
古民家をリノベーションした宿で、随所にDIYで作った設備と、古民家そのままの造りが混在していて面白い。
梁の太さと、天井の高さが特徴的で、もしかしたら昔は財のあるお家だったのかな?
オーナーのなみじさんによると、昔は島の中にも温泉があったそうだが、今は廃業してしまったのだとか。それでも少し広めの浴槽のお風呂に浸かることが出来るので、冷えた体にはありがたい。

そして20時、旅出発前に連絡をしていた、Mさんが来てくれた。
彼はJR時代に同じところで働いていたこともあり、FBで繋がっていたのだが、退職してこの近くに移住したという投稿をみて気になっていたのだ。
まったく変わらない様子に直ぐに打ち解け、というかあまり職場で働いていた時はそんなに深く話すことはなかったな。
2時間少々の間ではあったが、夜ご飯を食べながら近況報告などなど、盛り上がったのだった。


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