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第1回美浜シャルソン完走記(後編)

美浜緑苑駅にもほど近い、カフェ?なのか「可奈」へ。
このシャルソンの給〇ポイントで一番気になっていたお店だ。というのも、店名を検索しても、一切ヒットしない。非常に謎なお店だ。
運営メンバーに聞いたところ、ここは近くの他の給〇ポイントのお店と交渉しているときに、それならここは!と教えてもらえたのだそう。

住宅街の一角にひっそりとあるお店。落ち着いた空気感がとても心地いい。
ご飯少な目で、給〇ポイント特典で割引していただけるカレーを注文。
野菜中心でとても優しいお味、カレーもそうだが、スープがとても美味しく、走りつかれた身体に染みるよう。


帰り際にお店の方とお話しすると、なんと僕の育った大垣市に住んでいたこともあるみたい。
話が盛り上がり、電車を一本遅らせた。

駅へ向かう途中、住宅街の中に謎の空間が。山茶花が植えられた、かつ掘割になった空間。アクセスは階段又は、めちゃ急なスロープのみ。多分、大雨の時の調整地か?

こちらは美浜緑苑駅前広場。閑散とした雰囲気に噴水がなにか物悲しい。これは名鉄が別荘地としてリゾート開発をしようとした名残なのだろうか?

待つこと暫し、内海行の普通がやってきた。ガランとした車内だったが、それでも1時間に3本ほどはやってくる。利便性は悪くはない。

野間駅で降りてラストスパート。
もうゴール時間まで40分ほど、もう一カ所寄ってみたいところもあったが、ちょっと厳しいな…
途中通った、野間大坊にお立ち寄り。

大祭のときは混雑する模様だが、この日はガラガラ。お参りして境内をうろうろ。

本四国88カ所札所の砂を埋められた道を歩く。なにかいいことあるかな?

お参りの御利益か?トマトソフトクリームなるものを発見!
思わずゲットしてしまったが、このくそ寒いのにソフトクリームを買うとはなんと酔狂なことか。
海風が冷たく、立ち止まって食べると冷えすぎるので、軽く走りつつパクつきながらゴールを目指すことに。
途中、参加者や運営メンバーにも目撃されていたみたい。
まるで聖火リレーのトーチのようにソフトクリームのコーンを片手に持ちながらゴール!

一日、充分に走った!

ゴール場所は野間崎灯台。なんと、今回の参加者特典で、この灯台に登れるのだそう!
しかも係員による解説付き。ちょうど登っている人がいるので少し待機し、いざ突入!

まるで要塞のような内部。もう100年以上前からこの地に立っているらしく、当時の技術なので鉄筋は入っていないコンクリート。その代わりにかなり分厚い壁なのだ。現在の建築基準では同じ構造は再現不能だそう。
そのため内部は激セマ!特に最後の階段は、大人だとギリギリ通り抜けることが出来るぐらいのサイズ。

無事に頂上へ!風が強くてより一層恐怖感が増す。高いところが苦手だとちょっと厳しい。
灯台の構造について、係員さんが解説してくれた。

ゴールしたみんなで記念写真をパチリ!
このままパーティー会場へ向かう人、帰る人と別れる。

ちょうどクルマで来ていたこいずさんに乗せてもらい、パーティー会場へ。
多分直ぐには始まらないだろうという事で、少しだけ寄り道をおねだり。
時間の都合で断念した、名鉄知多新線・小野浦駅跡へと向かった。

ここは駅跡というよりは、未成駅と言った方が正しい。というのも、ここを通る知多新線を開業した時に、ここにも駅を造る予定で構造物までは作ったものの、利用が見込めないからか駅として営業するには至らなかったのだ。
廃駅跡や廃線跡、路線自体が作ろうとして作れなかった未成線というものはそれなりに各地に点在しているが、現役線上に残り、作ろうとはしたものの駅として営業したことがなくその構造物だけ残っているパターンは非常に珍しいのではないかと思う。

夕暮れという時間という事もあり、寂寥感が漂う景色。辺りには人家などなく、名鉄はどのような需要を見込んでここに駅を計画したのか?興味がそそられる。

そして夜のパーティーは、旅館の宴会場にて開催。
会場に入ったら、付箋に今日の印象に残ったことを書いて貼ってある。何を書こうか迷ったが、やはり最後に行った小野浦駅跡のことをピックアップ。
するとそれに反応した運営メンバーが、体験談発表で一番に僕を指名してくれた。地元の人でもほとんど知られていなかった場所だそうだが、一部の人には心霊スポットとしても認識されているようだ。

パーティーから参加という大学生の子もいたりして、シャルソンの魅力を語る。大学生という時期から、社会と繋がれるきっかけとしても、このシャルソン運営は良い経験になったようだ。
今回、初めて大学生が運営しているシャルソンに参加してみたが、ぜひ今後も後輩に引き継いでいって、恒例のイベントとして貰えたらいいなと思う。

宿へのチェックインもあり、中締めのところで帰ることに。
大満足の一日が終わった。





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