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Eric ClaptonINTO THE FIRE 1993/10/27 ライブ・アット・武道館

さてさて、なんといってもCIRCUS HAS LEFT TOWNですね。ほんとに涙なくしては聞けないです。エレクトリックセットの合間にこの曲とTEARS IN HEAVENが挟まっているのですが、このコナー君のことを書いた曲は特別にしたかったということの現れですね。息子を失くす前日に一緒にサーカスを見に行ったというエピソード、当時46歳だったクラプトンは相当ショックを受けたことでしょうけど、それを乗り越えて武道館で演奏できるようになったというのを日本のファンに見せたかったのかも知れません。

90年初頭のクラプトンを時系列でまとめると

1990、91年 24ナイツ(アルバートホール連続公演)

1991年3月コナーくん事故死(クランプトン46歳)

1992年1月映画RUSHのサウンドトラックでTears In Heavenを発表

1992年8月Unplugged発売(MTV収録は1月)

1992年10月Bobフェス参加(髪を切る)

1993年2月 Unpluggedでグラミー6冠

1993年10月来日

上がって下がってまた上がってで人生はやはり山あり谷ありです(笑)

MIDVALLEYのINTO THE FIREは99年に出たらしいのですが、この頃僕はデッドやPHISHばかり聞いていたのでそっちまで気がいかなかったですね。

そして、中身ですが、音質、演奏ともに最高ランクのブートですね。完璧なるステレオSBD。ギターは右がアンディー、左がクラプトンとバッチリ分かれていて、各パートのバランスが良くとても聞きやすい。97年の武道館を出すぐらいだったらこういうのをオフィシャルで出して欲しいものですね。97年のはジャケットの写真が01年のものだし。

この年は僕にとっては初めてのクラプトン、初めての武道館で動くクラプトンに武道館のステージ裏の席からすごく感激した覚えがあります。最後のLaylaではギターソロをジャニーズのTOKIOのように(笑)ステージの後ろに回って弾いてくれた。セットリストは前半ブルース後半ヒット曲というなかなか通好みなものになってます。ジミヘンのSTONE FREEが珍しいかな。それと、違和感ないので当時はあまりわからなかったですが、ドラムはリトル・フィートのリッチー・ヘイワードでこれも貴重です。

そして当時のチケットとパンフレットもちゃんと取ってある俺も貴重です(笑)。

久しぶりにCDと言うものを買いましたが(笑)、とにかく良いブート(今風に言うなら神ブートってとこでしょうか)。お持ちでない方がいらっしゃったら西新宿のBlind Faithで1980円で売ってます。またはどっかでDLできると思います!


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