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社長就任の挨拶

ある日突然、僕は社長に就任することになりました。

DATUM STUDIOの社長になってもらいたい」そうSupershipグループ代表の森岡さんから言われたのは、就任の10日ほど前でした。突然のことで大変驚きました。「(DATUM STUDIOが事業展開する)データ分析について、ほとんど何も知らないですけど」と言う僕に、「それは知っています」と間髪を入れず森岡さんは返しました。森岡さんとは前職ヤフーの時から10年以上の付き合いで、彼は僕のことをよく知っています。その彼がデータ分析に関する知見がない僕を、それでも社長に推すのですから、それ相応の考えと期待があるのだと思いました。「ありがたく、お受けさせていただきます」僕はそう応えました。

2019年6月28日、直前に行われた株主総会の決議を受けてDATUM STUDIOの社長に就任しました。その日の20時に西新宿にあるオフィスで開催された臨時の全社集会の場で、ほぼ初対面の100名の社員を前に、就任挨拶を行ないました。

どんな内容の話を、どんなトーンで伝えれば良いか、随分悩みました。話を聞く社員の心象を最大限イメージして、一つひとつ言葉を紡ぎました。伝えたかったことは、妥協せず良い会社を創っていくという心構えと、その実現のために社員全員の力を借りたいと思っていること。そして、何よりもここまでの成長を遂げたDATUM STUDIOに対する尊敬の気持ち。マイクを握る手が少し震えていたので、深呼吸を一つ入れ、念いが届くように普段よりゆっくりしたペースで話し出しました。

「本日、DATUM STUDIOの代表取締役社長に就任させていただくこととなりました吉田です。今はまだ右も左もわからいことばかりですが、一日も早くこの会社に貢献できるよう粉骨砕身励みますので、みなさんどうか力を貸してください。

内示をお受けした後、副社長の里さん、真嘉比さんそれぞれとゆっくりお話しさせていただいました。そしてお二人とのお話の中から、DATUM STUDIOが持つエネルギーと言いますか、「念い」を強く感じました。私はこの会社が確かに持つ「念い」を紡ぎ、みなさんと共に「VISION」を創りたいと思います。みなさんと共有できる「VISION」です。

そのための第一ステップとして、みなさん一人ひとりとお話させていただきたく思います。みなさんが普段思っていること、感じていること、ポジティブなものも、ネガティブなものも、すべてを聞かせください。その中から、みなさんの「念い」をひとつずつ紡いでいきたいと思います。

また同時に、主要なお客様に対してご挨拶させていただきたきたく思います。お客様の声に真摯に耳を傾けることで、この会社の有り様を正しく理解したいと思います。どちらも週明けから暫時、日程調整に入らせていただきますので、よろしくお願いします。

最後に、前代表取締役社長であり創業者である酒巻さんに対するリスペクトの心を忘れることなく、新しい未来をみなさんとともに創っていくことを宣言させていただき、私の挨拶の言葉とさせていただきます。みなさん、どうぞよろしくお願いします。」

こうしてDATUM STUDIOでの新しい仕事がスタートしました。社長業はビジネスマン人生初の経験ですが、周囲の人に助けてもらいながらも尽力し、DATUM STUDIOを社員みんなが誇りに思う、成長意欲と貢献意欲に満ちた良い会社にしていきたいと思います。がんばります!


Carpe diem. Seize the day, boys. Make your lives extraordinary.

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