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さぁ行こう!Honda都田サッカー場へ

行ってみたいけど、まだ行けていない。

こんなご時世だけど、行けるチャンスがあれば一度は行ってみたい。

そんな風に思うスタジアムはありませんか?

読者の皆さまには心当たりがあると思います。僕にも行きたいスタジアムがあります。

【北海道・東北】
札幌厚別公園球技場(札幌)
NDソフトスタジアム(山形)
いわぎんスタジアム(盛岡)
いわきFCフィールド(いわき)
【関東】
カシマサッカースタジアム(鹿島)
三協フロンティア柏スタジアム(柏)
フクダ電子アリーナ(千葉)
NACK5スタジアム大宮(大宮)
JIT リサイクルインク スタジアム(甲府)
武蔵野陸上競技場(東京武蔵野)
CITY FOOTBALL STATION(栃木シティ)
ゼットエーオリプリスタジアム(VONDS市原)
【北信越】
長野Uスタジアム(長野)
サンプロアルウイン(松本山雅)
石川県西部緑地公園陸上競技場(金沢)
富山県総合運動公園陸上競技場(富山県)
【東海】
IAIスタジアム日本平(清水)
豊田スタジアム(名古屋)
岡崎市龍北総合運動場(マルヤス)
ウェーブスタジアム刈谷(刈谷)、
【中国・四国】
シティライトスタジアム(岡山)
維新みらいふスタジアム(山口)
Axisバードスタジアム(鳥取)
チュウブYAJINスタジアム(鳥取)
宿毛市総合運動公園陸上競技場(高知)
【九州】
駅前不動産スタジアム(鳥栖)


思いつくままに書くとたくさんありました。因みに僕は兵庫県在住なので、関西のスタジアムは特別な思い入れがないのでご了承ください。

僕が行ってみたいスタジアムには、試合以外にもスタジアムの構造やスタンドから見える風景、本拠地の風土など見るべきものが多いと聞いています。そのため、僕は非常に興味を持っています。しかしながら、どうしても行ってみたいのかと問われると言葉に詰まります。

OWL magazineに影響を受けて僕はサッカー旅を始めました。その旅先で観戦する試合のほとんどはJFLの試合です。

JFLの試合を選ぶ理由は、社会人サッカーでプレーする身分としてアマチュアサッカー界の最高峰に立つJFLは現実的な憧れの舞台だからです。また、憧れの舞台であっても、自分自身がするサッカーの延長線上にJFLがあるという認識があります。Jリーグよりも身近に感じるJFLの試合を好んでサッカー旅をしています。

ただ、僕はまだ旅人と言えるほどサッカー旅をしていません。そのため、訪れた先で知り合ったサポーターに必ず質問することがあります。

お勧めのスタジアムありますか?

この質問に対して、「Honda FCのHonda都田サッカー場」という回答が多いです。そして、「あそこだけは特別なスタジアム」とも言われました。

Honda都田サッカー場は他のスタジアムとは何と違って、何を特別に思うのでしょうか。

この答えにはいくつか思い当たる理由があります。

例えば、Honda都田サッカー場という名の通り、Honda FCが所有する“自前の”サッカー専用スタジアムだから、という理由です。このスタジアムはJリーグ規格のスタジアムではないけれども、照明設備が設置され、メインスタンドには屋根があり、とてもシンプルな構造をしています。ピッチと観客席の距離が近いため、芝生の上を走るボールの音、1対1で身体をぶつけ合う音などが直に聴こえてくる体感があるからこそ、Honda都田サッカー場を勧めてくるのかもしれません。

また視点を変えた理由を考えます。

静岡県警のマスコットである「Shizuoka Police」の頭文字をとったエスピーくんとシズカちゃんの顔はサッカーボールです。警察のマスコットにまでサッカー王国をアピールする静岡県のサッカー場だから、という理由が考えられます。

その他には、Honda FCのグッズは通信販売をしておらず、ホームゲーム開催時のみ販売しています。つまり、Honda FCのグッズは行かないと買えない、ご当地限定商品だからという理由もなくはないです。

しかし、この返答の最後には必ず言うのです。

Honda都田サッカー場へ行けば、特別だと言う理由が分かる、と。

「迷わず行けよ。行けばわかるさ。」って、アントニオ猪木か。

何を言っているのか、分かりません。

よし。分からないなら、実際に行ってみよう。

僕は今年度のJFL開幕戦、Honda FC対ソニー仙台FCが行われるHonda都田サッカー場へ行くことにしました。


ここからは有料公開にさせていただきます。

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執筆陣には、OWL magzine代表の中村慎太郎、ノンフィクションライターの宇都宮徹壱さんの他、全国各地のサポーターが勢ぞろいしています。様々な角度から紡ぐフットボール文化を是非ご堪能ください!
ご参考価格
Honda FC ホームゲーム当日券・大人 500円
Honda FC マスコット パッサーロぬいぐるみ・1,700円

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スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費するのではなく旅によって価値を生み出していくことを目指したマガジンです。 毎月15〜20本の記事を更新しています。寄稿も随時受け付けています。

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