やりまっせ! その①

前回の投稿からエラく時間が空いてしまいました。すみません。

前回に投稿したNewsPicks 西トドoff会にてプレゼンさせていただいた「視覚障がい者用環境認知グラス RtF グラス」とは別に、並行して開発していた “RtF クリップ” を8月末~9月初旬にリリースさせていただくコトにいたしました。

RtF グラスの開発費が増しに増し、資金が無くなったコトで生まれた製品です。
当然、RtF クリップの利益は全て、RtF グラスの開発に回すコトとなります。その為の製品。
あ、“RtF” は 弊社、株式会社Raise the Flag. の頭文字です。

今回は、そのRtF クリップの物語。

色々な理由があって、RtF グラスの開発費は増えていく…お金ない…でも、やらなくては…
借りようか?(借りられる額じゃないケド) 出資してくれる人を探そうか? 
投資してもらえないかな? 何日も何日も、色々な 資金調達の方法を考えていました。

ある日、“アレ?そもそも、コレって、グラス創る為のプロジェクトだっけ…?”
“視覚に障がいがある方々の不便を解消する製品を創って世の中変えようぜ!” って言ってた様な…。

なんだ。他に役立つ製品を創って、自社製造して販売して稼げばイイだけじゃん。
それが、ウチのプロジェクト。

早速、ウチのスーパーエンジニアに相談。いや、報告。
“すまん。お金がない。グラスを創る資金を稼ぐ為に、先に他の製品を開発、製造して販売する!”
「何を創るかっスね…」
スゲぇ、多少のコトではビビらない このメンタル。あっさり、受け入れてくれるとは思わなった。

幾つかのアイデアがないワケじゃない。
少し前に ↓ こんな会話をしたばかり。↓

“コーヒーやお茶を淹れる時って、どうするの?”
「指センサー。指で水位を確認しながら入れる」
“熱いじゃん”
「熱いよ。カップスープ作る時なんか、注量線に指当ててお湯を入れる」
“ヤケドするじゃん”
「ヤケドはしないけど、しばらくヒリヒリする」
“それを世間では、ヤケドって言うんだよ”

「調味料とかも、手に垂らしながら入れたり、手のひらに溜めてから入れるんだけどさ、
 知り合いのお母さんが子供に“汚いからヤメて”って言われたらしい」
“あー、年頃の子なら言うだろうねぇ。水位が判るアイテムってないの?”
「色々と試したけど、使える容器も限定されるし、設定水位が決まっとるから役に立たん」

“そっか…じゃ、指を鍛えるしかないな。少林寺の修行僧みたいにさ”
「エ…」

よっしゃ、コレでいこう!

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