18時30分、渋谷駅に降りた。
思えば、渋谷って初めてかも…なにせ、今まで来る機会なかったからね。
毎月2回ほど、東京に来ていても渋谷は来たことがない。
ナンジャ、この人の数は！！　
ここにいる人達全員から100円貰う方法を考えたら、たちまちお金持ちになれちゃうね。

そんなコトはさておいて、Google Mapを頼りに人混みをかき分けながら会場へ向かう。
多分、ココだろな。って場所で看板を見ながら確認していると、「ココでしょ。入りましょうよ」とイケてる人に声をかけられ、階段を上り入室。

ドアを開けると、あ、西アズナブルさんだ。　“こんにちはー”とご挨拶。
「2,000円お願いします～」と西さん。　“あ、ハイ。”
僕は恐れていた。応えが準備できていなかった。
西さんから、東堂さんから、「こんにちはー　初めてですよね？　ドチラから？」と言われた時の対応を。　“香川から来ました”　それに続く粋な対応を。　
それは、とり越し苦労で終わった。　
良い意味で駅前でアイスクリームを買いに来たお客に対応するテキ屋の対応と同じだった。
　　「ハイ、300円ね」的な。
ホッとした。　第1関門クリア。

会場は誰に何を質さなくても、「好きな場所に座れ。自由に振る舞え」といった雰囲気がプンプンしていた。　最初から覚悟していたコトだけど、“完全にアウェーだ。”　
室内では、以前からの知り合いであろう人達が、楽しそうに歓談をしている。
　チクショー俺も この面々に言ってみたいぜ、　“おう、久しぶり！”　
残念ながらココには、知り合いなんて誰もいない…

西さんが「千円札ばっかになった。。」とコボしながら財布に会費を納めていた時、僕は端っこの席に座るコトに決めた。　と、同時に先ほど、看板を確認していた時に声をかけてくれたイケメンが「ココ、座っても良いですか？」と僕の隣の席を指さしながら言ってくれた。
“Sure !” 　実際は“どうぞ、どうぞ” と、日本語で言った。
その後、もう1人、向かいに座ってくれるコトになる。　第2関門クリア。

そして、会は開かれる。
正直、誰の顔を見ても、どのピッカーか判らない。
エ？あのパリッとした人が東堂さん？　エ？あの優しそうな人がSakakibaraさん？
今イチ、結び付かない。　でも皆さん、それなりのオーラがあるぜ。
今から何が起こるのか、どんな熱い口論が行われるのか？　乞うご期待！
と、僕の気持ちを他所に、プロジェクターでMake Moneyの録画が流される。
観ている人、聴いてる人は ほぼ皆無。　皆、雑談をしている。

そうしていると、“miki.Y”さんからは焼菓子を、“ねえ さん”からはオレンヂをいただいた。柑橘類は大好物であります。しかし…焼菓子は“コレ、よくあるヤツやん。口の中がパサパサするヤツやん…マドレーヌって名前じゃなかったっけ？” 正直、気が進まなかった。
でも、オレンヂを食べ、次に焼菓子に手を伸ばした。
全く期待していなかった。（miki.Yさん、本当にゴメンなさい）
ところが！　ところが！　中はシットリ、外は香ばしく、ムチャクチャ美味しい！！！
同じテーブルの2人にもススメてあげた。　　東京の恐ろしさを感じました。
実際、帰郷すると同時に行ったウチのエンジニアさんとのミーティングで 最初の1時間は、
“やっぱ、東京は恐ろしいぜ。手作り菓子が、ケタ違いだった！アイツ等が攻めてきたコトを想像してみなよ。この街の 菓子屋, 根こそぎヤラれるぜ！ビックリした”って話しました。
本当に美味しかったです。Miki.Yさん、ありがとうございました。＆甘く見て失礼いたしました。本当に美味しかったです。

そうこうしていると、自己紹介でマイクが回ってきた。
“香川県から来ました”と言うと、東堂さんより「この為に来たの？」って聞かれた。
“そうですよ” 「本当に？」“ホントに”　　皆さん、ビックリしてくれました。
でも、お金さえ言わなければ、東京って、四国の他の県（徳島・高知・愛媛）に行くより
時間的には近いんですよね。飛行機あるもの。

石原さとみさんとSHOW ROOM前田さんとのデート分析の後に、
本日のメインイベント、東堂さんによるプレゼンが始まった。
まぁ 内容はNews Picksやら他の方のnoteやらで確認していただくとして、
とにかく発想が素晴らしかった。(事前に読んでたけど)　質問者のレベルも高い。
僕には、質問さえ思い浮かばない…　
東堂さんvs質問者とのやり取りの中で1番、心が震えたのは、
質問者：「なんで、今までこのサービスがなかったんですかね？」
東堂さん：“誰もやらないだけ。”　（正確な言い回しは忘れました。すみません。）

そうなんだよね！　待ってても誰もやらないコトってあるんだよね！
FBのザッカーバーグさんも何かのスピーチで言ってましたね。
「誰もやってくれない。だから自分でするコトにした」

僕も同じ。誰もが思いつかないor思いついても行動しないから、自分がする。
もちろん、稼働し始めた今は他の人間に参入して欲しくないけど。

日９ドラマ“ブラックペアン”の二宮くん風で言うと、「じゃあ、オメェが やれよ」ですね。

やっぱり、参加して良かったな。　良い刺激になった。
ボチボチ閉会かな？　皆、この後2次会に行くのかな？　一緒したいな。
と、思ってると、“ねえ さん”が、突然 発言された。
「せっかくなんで、彼のプレゼン～」と、半身になって僕を指さしたのです。
トタンに、脇汗がドバッと噴出。
体が僕へのプレゼン指名を予測して脇汗をスタンバってないと、一瞬であんな量の脇汗が出る訳ない…　
　　　④へ続く…