News Picks off会④~開催編2~

東堂さんがコッチを見る。会場の半分くらいの人が見る。
瞬時に思った。 僕の頭の中のプロセッサーはギュンギュン回った。
ここで断ったら、“ヘタレ野郎” 決定だ。トム・クルーズも言ってた。
「僕が成功した理由は、与えられた目の前のチャンスに全力を尽くしたからだ」

僕は前に出た。
で、Make Moneyに応募し、現在開発中のデバイスのことを話始めた。
30秒ほど話したトコで気が付いた。
“アカーン!このイントロ、地元で15分かけて話したプレゼンの出だしやないか!”
そんな時間はない。 起承転結がムチャクチャになった。。

後は正直、ウロ覚えでしかない。

質問も幾つかされた。 上手く答えられなかった。
そこは時間を意識したからなんだけどね。それはホント。
だって、西さんが時間を気にしていたんだもの。
その時は頭の中がクールダウンしていたし、常に色々と想定しているから僕のお得意分野。
でも、1/5くらいに端折って応じようとしてスベっていた。


改めて応答をすると、
Q Googleのサービスがあるじゃない?
a. Googleのサービスとは違うアプローチであり、ウチの製品はもっとアナログ的。
&直感的。Googleは情報の全てを音声で伝えようとしているが、伝えきれるものではないと考えています。つまりは弊社デバイスの方が通知は判りやすい。
でも、Googleのサービスはとても素晴らしいので、本製品でも使えるように通信モジュールとカラーカメラを搭載しており、いつでも連携できるようにしています。

Q 混雑した人混みなどでは判らなくなるのでは?
a. その通りなのですが、実証実験の結果、着用者本人からすると、自分がどんな場所に居るか、どんな環境の状況かは大体 把握できる。と。
そういった環境で1番大切な情報は「障害物」より「落差」の通知。これは結構な
人混みでも検出・通知できるので、それほど大きな問題とはなりません。
ただ、最終プロトができると実証実験したいのですが、都市での利用者、地方での利用者では若干異なるセッティングが必要かも知れません。
セッティングはPC、スマホなどで簡単に変更できる機能を有しています。

Q 命を預かる製品だけにトラブルが起きると、責任重大だけど…。
a. 勿論です。少し無責任な物言いになりますが、この製品はあくまで生活をサポートするものであって、判断は装着者本人にあります。補聴器と同じ扱いとなり、デバイスが働かなかったからといって大きな責任を持つものではありません。
しかし、事故を誘発するようなデバイスには絶対にしたくありません。
私達が行わなければいけないのは、少々高くても間違いない部材を使い、入念な検査を繰り返しながら組み上げ、ユーザーに間違いない製品を届け、もしもの場合を想定した機能(動作の悪いセンサなどがあれば通知する機能など)を持たせるコトだと考えています。 

東堂さん、ホントは僕もかなり怖いです。
でも、怖がって何もしないままでは いつまで経っても視覚に障がいを持つ方々の事故を防ぐことはできません。  全盲の女の子が言いました。
「目が見えないことは不幸ではない。不便なだけ」もしかしたら、このデバイスが原因で何か起きるかも知れません。でも、誰かが始めなきゃ、いつまで経っても不便なままだよね… そう思って取り組んでいます。
僕の中のニノが僕に語りかけます。「だったら、オメェが やれよ」

質問に答えている最中、会の終了が告げられました。

5分ほどのプレゼンで、核心にせまった質問を受けました。
やっぱり、ココにいる方々はスゴいな~と思いました。
皆さんが、実際に開発製品の内容を全て知れば、どんな質問がでてくるでしょう。

きっと、土下座して、“すみません、ソコまでは考えが及びませんでしたっ!”
ってなるんだろうな…と思います。

隣に座っていたイケメン“伊 東”さんが、快くアフターに付き合ってくれました。
ホスト精神に溢れた方で、本当に美味しいお酒をいただきました。
伊 東さん、お世話になりました。ありがとうございました。

他、会場にいらっしゃった皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
皆様1人1人と本当にお話したかったです。
また、機会がありましたら参加いたしますので、その際もよろしくお願いいたします。

僕の初off会参加は終了しました。

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