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サービスマニュアルとパーツリスト

旧車を所有して維持するのに、サービスマニュアルとパーツリストは必需品である。車種によっては非常に価格の高騰しているものもあるが、予算内であれば購入は必須。
アメリカなどに輸出された車種であれば、インターネットでオンラインマニュアルを見ることができるが、当然、英語である。

‘05年エストレアの本編とドラムブレーキ車の補足版
‘99年リトルカブのパーツリスト

マニュアルやリストの購入においては、まず車両の年式を正確に把握すること。車台番号から年式を割り出し、追加バージョンの有無で補足版が必要な場合もある。
私の’05年式エストレア・カスタム(ドラムブレーキ車)は本編に加えて、ブレーキ部分だけに特化した補足版がある。
日常においては、慣れや経験値での作業もしばしばあるが、分解順序や締め付けトルクなどはマニュアルで確認することが非常に多い。

‘89年GB400のマニュアル

また、他車のパーツを流用する時など、マニュアルを参照して装着の可否を判断できる。せっかく購入したパーツがスクラップ行きにならないようにするためにも重要である。
実際、私のエストレアも自車の年式と、’07年(インジェクション車)のパーツリストを所有している。モデルイヤーが進むにつれて、多機能、高性能化したパーツを積極的に使用するもの一つのカスタムと考えている。

ヘインズのリペアマニュアル
‘82シボレー数車種のショップマニュアル
近い年式や兄弟車は揃えている

輸入車においては、アメリカなどで個人向けのリペアマニュアルが販売されている。一通りの説明はなされており、マニュアルの有無による作業の可否は大きい。
市販のリペアマニュアルに対して、実際の整備事業者が使用するショップマニュアルも存在する。なかなか入手しづらいが、内容は雲泥の差である。
カマロのマニュアルは同車に積まれていたエンジン〜L98を所有しているため購入した。

‘90年代のアメリカの通販カタログとムーンアイズのカタログ

当時モノのパーツを検証したり、当時風にリメイクするために古いカタログは残している。ムーンアイズのカタログは最初から’00年代半ばまで全て持っている。

20年以上使っているマニュアル
基本的に自分で作業
スタビライザー・ブッシュ交換
テールライト回路のUS仕様も配線図だけでおこなった

今ではYouTubeなどで非常にわかりやすい解説動画がアップロードされているが、昔はそんなものはなかった。カーナビもなかった時代は、地図を片手にドライブをしたものである。

もう60才になったが、クルマやオートバイいじりはやめられない。

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