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100円レコードについて〜その②

以前紹介した「100円レコードについて」は、たくさんの方々に閲覧していただき、本当にありがとうございます。今回は私が購入した100円レコードを、購入品、購入場所、商品の状態、販売店の傾向といった部分を中心にお伝えしてみようかと。

100円(税抜)

12ページの詩集/太田裕美、あゝブルース/ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンド、シルクスクリーン/南佳孝(左から)

国内中古レコード店で購入、状態はかなり良い、100円の投げ売りボックス
10年ほど前に購入したので、レコードに価値はない〜という時代もあり、全てが安価であった。太田裕美とDTBWBはヒット作でもないので安価、南佳孝は流通数が多過ぎのため安価といった感じ。中古レコード店の投げ売りボックスが、商品状態と価格が安定している。

100円(税抜)

キャロル・ファースト/キャロル、ホット・チューン/柳ジョージ&レイニーウッド、ゴールデン・トリニ・ロペス/トリニ・ロペス(左から)

国内リサイクル店で購入、状態は並、店内に在庫状態
キャロルはジャケットの角が傷んでいたが、帯付きということで購入。柳ジョージはそれなりに売れたので中古品の流通も多い。トリニ・ロペスは完全に不用品の処分といった感じで、状態は非常に良かった。帯付き国内盤。
リサイクル店は見つける楽しさはあるが、残念ながら、総じて状態の良くないものが多い。

100円(税抜)

ザ・ベスト/セルジオ・メンデス&ブラジル66、ホーム・バイ・ドーン/J. D. サウザー、ロスからの蒼い風/ジョー・ウォルシュ(左から)

国内中古レコード店、セルジオ・メンデス以外はかなり良い、100円の投げ売りボックス
セルジオ・メンデスは定価1,000円の時代のもの。残りの2枚は国内盤だが帯なしのため安価になった感あり。所謂、在庫処分かと。極端に古いもので価値の見出せないものや、流通量が多いものは値が下がりやすい。

100円(税抜)

シマロンの薔薇/ポコ、エニシングズ・ポッシブル/リチャード・トーランス、アイランド・ナイト/トニー・シュート(左から)

ポコのみアメリカの中古レコード店、状態は並、残りは国内中古レコード店の通常在庫。状態は良いが、売れ残りで値札が上貼りの連続になっていた。
アメリカでの中古品はこんな感じで普通。1枚=$1.00〜12枚=$10.00という価格設定が多かった。日本人の感覚では状態が悪い(ジャンク)となるが、アメリカではもっと酷い状態でも販売されている。しかも購入したら中身が違うのもあった。
しかしアメリカの中古レコード店の在庫量は凄まじい。私の所有しているモリー・ハチェットやマーシャル・タッカー・バンドのアルバムは、ほとんどがアメリカの中古レコード店で購入した。

個人的にはサザンロックやブルースロック、ロカビリー系、ウェストコースト系が好きだが、フュージョン、ジャズ、AOR、昭和歌謡、ニューミュージック(J-POPではなく)などなんでも聴く。なので、なんでも購入する。

晩酌をする方なら、ビールを発泡酒にするとか、運転手の方なら、缶コーヒーを買わずに水筒を持ってくるとかすれば、100円レコードなら毎日購入できる。

皆さんの参考になれば幸いです。

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