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カナダからの手紙/平尾昌晃・畑中葉子 (‘78)

当時 中学生だった私が、エレキギターを身近に感じ、曲のアンサンブルを意識するようになった曲の一つが、この「カナダからの手紙」である。ラジオやTVで頻繁にオンエアされており、イントロがエレキギターで始まり、ボーカルのオブリガードに入るギターのフレーズや、何よりも男女のボーカルのハーモニーに惹かれた。同様に山口百恵の「イミテーション・ゴールド」もギターのカッコいい曲という認識であった。その1年後にギターを弾き始めるが、コーラスワークに魅力を感じるようになったきっかけでもある。

デュエットのきっかけは、平尾昌晃がデュエット曲をリリースするにあたり、自身が主宰するスクールからオーディションの結果、畑中葉子に白羽の矢が立った。週間チャート1位となり、平尾・畑中のデュエットでシングル4枚をリリースした。

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シングル盤のヒットにより、カナダへの日本人観光客が30%ほど増えたという。続く「エーゲ海の旅」はチャート最高20位となった。この曲までは、リアルタイムで聴いた記憶がある。

シングル「カナダからの手紙」をオフィシャルYouTubeでどうぞ。

アルバムはこちらから。

YouTubeで時々聴いていた曲であるが、偶然 中古店で本作を発見した。限りなくポップスに近い昭和歌謡の一枚。

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