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ボクがこれからやっていきたいこと

大手も中小もベンチャーも経験してきたボクが、今は広告会社で人事責任者をやっています。そんなボクがこれからやっていきたいことを書こうと思います。

「人に喜んでもらいたい」は変わらないボクの軸

学生時代に夢の国でアルバイトしていたときから築き上げられ、新卒のときから言っていた「人に喜んでもらえる仕事をしたい」という軸は、20年近く経った今でも変わっていません。

20代の頃は、レジャー、エンターテイメント、結婚式など、目の前の人が喜んでくれる、いわゆるサービス業に従事していました。そこから営業をやり、組織やチームマネジメントに興味を持ち、転職が多いことが人のキャリアの背中を押せることに気付き、今は人事という仕事をしています。今まではその瞬間を喜んでもらう仕事をしていましたが、今は、キャリア=人生を幸せにすることで喜んでもらうという方法手段に変わりました。キャリアコンサルタントという国家資格もとり、就活中の学生さんや、転職を考えている方、社内でキャリアに悩むメンバーの相談に乗ったりもしていて、「人に喜んでもらいたい」という大きな軸は変わっていません。

個人のキャリア支援をするだけでは足りない

ボクがキャリアのお手伝いをする仕事に就こうと思ったときに、最初に思いついた仕事は人材紹介会社のキャリアアドバイザーでした。ただ、それまでも採用に携わる中、人材紹介もビジネスであり、最後は数字ありきであることを感じていましたし、ボクも営業をやっていたので、それは当然であるとも思っていました。ただそうすると、最後はビジネスとして会社の利益を選ばなければならない人材紹介会社では、人に寄り添い続けることは難しいだろうなと思い、それであれば人事になろうと、専属人事の道を選びました。

ただ、人事であれ、人材紹介のキャリアアドバイザーであれ、就職支援をするキャリアコンサルタントであれ、個人への支援だけでは足りないと思っています。

その人にとって、どんなに素晴らしいキャリアプランを描けたとしても、その人のプランを受け入れてくれる会社、もっと広く見れば、その会社の在り方を決めている国の制度が、その人のプランを受け入れられる体制になっていなければ、そのキャリアプランは絵に描いた餅で終わってしまうからです。

個人も企業も国も、大きなくくりで

1年半前、今の会社に入社するときから社長や取締役には話していたのですが、一人一人のキャリアも、その人が所属する会社、企業や働く形を決めるのに左右する国の政策、そういったものを全部ひっくるめた、大きなくくりで見ていけるような仕事をしたいと思っています。個人のキャリアという面では、教育もまだまだ足りていません。どれだけ働く人がワークライフバランスを主張したところで、日本の多くの中小企業の経営者は、利益を出すのがせいいっぱいで、育休出したくても出せないのが本音なのです(そうじゃない経営者もいるのですが)。

そんな大きなこと、一人では出来ないし、果たしてどんな形で出来るのかも、今はわからないのが正直なところです。でもそれが、ボクが今目指している世界です。そうすることで、喜ぶ人を増やしたいと思っています。

★転職7社の軌跡

ここまで読んでいただきありがとうございました!