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このままでいいのか?子供の夢と未来について考える

ご存じの方も多いと思いますが、最近こんな記事がありました。
これを見たとき、「子供の夢って、夢じゃなくなったのか?」と思いました。

男女とも人気は「会社員」 なりたい職業調査、在宅で身近に - 産経ニュース (sankei.com)
https://www.sankei.com/politics/news/210317/plt2103170029-n1.html

ちなみに、同様に思ったのは、私だけではないようです。Twitterの反応を見ても、このアンケート結果に失望している人を見ました。

子供の将来の夢というと、定番はプロスポーツ選手、医師・看護師、パイロット・客室乗務員、あるいは最近だとIT関連のエンジニア、YouTuberといった職業がみられますが、「会社員」というと、子供にしては現実的過ぎないですか?

さらに言えば、(こちらがより問題だと思いますが)親から見た「将来子供になってほしい職業」の上位にランクしているのが、「会社員」「公務員」です。

子供が夢を持つことは、いけない事でしょうか?
親は当然、子供の幸福を願うものですが、「安定な職業=将来の安定=幸福」という一方的なロジックを、子供に押し付けてはいないでしょうか?

もちろん職業に貴賤はないと思いますし、会社員や公務員が良くない、安定を求めるのが良くない、と言うつもりもありません。ただ、親として固定された価値観のもと、一本のレールだけを用意する、といった行為で子供の「無限の可能性」を摘んでしまわないか心配です。

そこで、親自身がもっと職業とその可能性・将来性について理解すること、「多様な価値観」「柔軟な発想」を持つこと、そして子供と夢を語り合い、共有する時間を持つことと、「その夢を叶えるには、こんな仕事もあるよ」という具合に、子供に「将来の選択肢」を用意してあげることが重要ではないでしょうか。

すでに昭和の常識だった「年功序列・終身雇用」は崩壊し、さらに、これからはAIの進化に伴い、従来の「安定な職業」が必ずしも安定ではなくなる社会になろうとしているのです。

※以下の書籍が参考になりますので、子供の将来を本気で考えている方は、ご一読することをおすすめします。

10歳から始める! 起業家になるための「7つのレッスン」 | 船ヶ山 哲 |本 | 通販 | Amazon
https://www.amazon.co.jp/10%E6%AD%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B-%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E5%AE%B6%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%80%8C7%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3%E3%80%8D-%E8%88%B9%E3%83%B6%E5%B1%B1-%E5%93%B2/dp/4777826236

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