見出し画像

2023/7/9曇り時々雨。関東リーグ1部 前期第9節「南葛SC vs 流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎」

はじめに

4月に開幕した関東リーグも、いよいよ折り返し、前半戦最後の戦いになります。

相手は流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎、大学生ですね。

試合会場は、相手のホームである流通経済大学龍ケ崎フィールドで行われます。

この日の試合情報が、公式にアップされているので、リンクを貼っておきます。


去年の対戦成績を見ると、南葛としては2戦2勝なので、相性の良い相手とも言えます。

昨シーズンではホームで唯一勝った相手ですね。

とは言え、大学生は卒業もあるので、去年とはまったく別のチームになっている可能性もあり、過去の対戦成績はそれほど参考にならないかもしれません。

さて、前節までの順位表を貼っておきます。

前節まで

現在の順位だと、ドラゴンズは最下位ですね。

栃木シティに9点取られていますが、それを除いたとしても、そもそも失点が多いチームのように見えます。

大事なアウェー3連戦の初戦、なんとしても勝利をおさめ、良い形で前半戦を折り返したいものです。


当日を迎えて

この週末は気温が上がってはいるものの、曇り空が多く、ときどき雨も降ったりするような天候でした。

キックオフが17:00で少し遅い時間ということもあり、多少は戦いやすい気候だったんじゃないかと思います。

去年は現地観戦に行ったのですが、今年は試合が日曜日の遅い時間ということもあり、翌日の仕事も鑑みて、ライブ配信で応援することにしました。

ライブ配信の模様


スタメン発表(16:30)

キックオフの30分前にはスタメンの発表があります。

今回は、桐蔭横浜大学戦で負傷した佐々木竜太選手(背番号20)が、久々にベンチに復帰しています。

前節で負傷交代した三原選手(背番号6)の姿はなく、代わりに加藤威吹樹選手(背番号24)がスタメンに入っています。

ゴールキーパーは前節に引き続き飯吉選手(背番号31)が務めることになったようです。

また、この日は、手術をすることになった河本選手(背番号33)のユニも一緒にベンチにありました。


試合開始(17:00)

序盤は大きな動きはなく、どちらかと言えばドラゴンズ主導で試合は展開していきます。

南葛側も、積極的にプレスに行くわけでもなく、落ち着いた試合運びをしていました。パスカットするシーンが多かったように見えたので、そういった待ちの戦術だったのかもしれません。

ただ、相手の背番号7番、大亀海世選手ですが、裏を抜けてパスを受けるシーンが何度かありました。ここの対処を一つ間違えていれば、失点してしまったかもしれません。

そんな中、前半17分、玉城選手(背番号19)が巧くボールを相手に当ててコーナーキックのチャンスを得ます。

この試合、初めてのチャンスだったかと思いますが、ゴール前にこぼれたボールを、デイビッソン選手(背番号3)が上手にキープし、マイナスのパスを新井選手(背番号16)が見事に決めました。

ここまでは、ちょっとすっきりしない試合展開だったのですが、まさかの先制ゴール。

さらには前半38分頃には楠神選手(背番号11)がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。

それを関口選手(背番号7)が見事に決め、2-0としました。

それにしても、この試合はデイビッソン選手がピッチを広く駆け回っており、とても頼りになる存在でした。

それだけに、後半30分頃にデイビッソン選手が足を痛めてたっぽいのが気になりますね。大きな怪我とかでなければ良いのですが。

素人目には、ドラゴンズがゲームをコントロールしていたようにも思えましたが、そこまで危険なシーンも無く、終わってみれば2-0で南葛の勝利となりました。


この日の模様は、アーカイブが残っている(2023年7月現在)ので、お時間がある方は是非ご覧ください。

ハイライトはこちらになります。


振り返って

後半途中から入った佐々木竜太選手ですが、体の使い方が本当に巧くて、さすがの安定感でした。

他のFW陣と比べてみても、佐々木竜太選手は違ったタイプなので、攻撃の幅が広がりそうです。

そして、飯吉選手がスタメン出場した試合は、今のところ全勝です。今年のラッキーボーイと言っても過言ではないかもしれません。

個人的には、飯吉選手のパントキックが好きなんですよね。とてもスムーズで精度も高いと思います。今後も行けるとこまでスタメンで起用してほしいですね。


なお、その他の試合結果は以下のとおりです。

東京ユナイテッド 0-1 栃木シティ
東京23FC       4-4 東京国際大学
桐蔭横浜大学       1-2 VONDS市原
つくばFC          1-1 東邦チタニウム

なかなかどうして、1位のVONDS市原と2位の栃木シティは負けないですね。

VONDS市原は1点を先制されるも、逆転勝ちしていますし、栃木シティも後半43分で1点を取り、勝利をおさめています。

一方、その他の試合は今季では珍しく両方とも引き分けでした。

東京23FCに関しては、一時は4-0になっていたのですが、そこから4点を取り返しての引き分け。特に、最後の2点は後半アディショナルタイム中に得点したもので、執念の引き分けとも言えそうです。


これで前半戦が終わりました。現在の順位の差を見える化してみます。

勝点 チーム
------------------------------------
24 VONDS市原
23
22
21
20
19 栃木シティ
18
17
16
15
14
13 桐蔭横浜、南葛、東京U
12 東チタ
11 つくば、東京23
10 東京国際大

こうやってみると、VONDS市原が独走状態であり、その後を栃木シティが追いかける形になっています。

3位から9位までは団子状態であり、1つの勝ち負けで簡単に順位が変わってしまいそうです。


南葛が少しでも上位に追いつくためには、直接対決で勝つしかありません。

まずは、次節の後期第1節、VONDS市原との試合に勝つ。

試合会場はゼットエーオリプリスタジアム、南葛にとっては相性が良いであろう天然芝のグラウンドです。

去年は、このグラウンドで2-0で勝利をおさめています(ゴールを決めたのは佐々木竜太選手と岡田翔平選手)。

今年も、なんとか勝って、夢を繋いでほしい。

がんばれ、南葛SC!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?