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2023/8/6曇り時々雨。関東リーグ1部 後期第4節「南葛SC vs 栃木シティFC」

はじめに

例年だと、関東では8月上旬に夏のピーク日を迎えるそうです。

そんな真夏の真っ只中に、連戦最後の戦いが始まろうとしています。

全社予選から数えると、これで9連戦目になりますね。

今節は、ホームである奥戸総合スポーツセンターに、栃木シティFCを迎えての試合となります。

この日も、前節に引き続き「南葛夏祭り2023」ということで、縁日があったり、浴衣を着てると芝生席が無料になったり、モンチッチと南葛SCのコラボぬいぐるみも販売されるようです。

さらには、ウルトラマンがやってきて一緒に写真を撮ったり出来るらしいですよ。

なんだかもう凄いですね。アマチュアリーグとは思えないぐらい豪華な気がします。

この日の試合情報が公式にアップされているので、リンクを貼っておきます。


さて、対戦相手である栃木シティFCですが、前回のアウェー戦では4-3で何とか勝てたものの、非常に手強い相手となります。

栃木シティは、もっか引き分けを挟んで4連勝中ということもあり、調子も良さそうで、一つ間違えたらボロボロにされてしまうかもしれないぐらい怖い相手ですね。

さて、前節までの順位表を貼っておきます。

前節まで

南葛は7位になります。とは言え、4位から9位まで、そこまで差が無いため、一つ一つの勝敗が大事になります。


当日を迎えて

暑い日が続いてましたが、この日は雨の予報となってました。

昼の時間帯に降るという予報だった時もあったのですが、見るたびに雨が降る時間帯が変わり、結局のところ、いつ降ってもおかしくないな、といった感じでしたね。

また、この日は葛飾区にある共栄学園が甲子園初出場を決め、その1回戦が行われた日でもありました。

初戦の対戦相手は、昨年にベスト4まで残った聖光学院と決まり、初出場の相手としては、非常に手強い相手となります。

もともとの試合開始予定時刻は13:05だったので、のんびり試合を観てから南葛の応援に行こうと思ってました。

しかし、前の試合が長引いたことで試合開始が14:15になってしまい、残念ながら序盤しか試合を観ることが出来ませんでした。

結果としては、共栄学園は9-3で負けてしまったようですが、甲子園に出場出来たことだけでも本当に凄いことだと思います。


現地到着(15:30~)

さて、共栄学園の試合も気になりましたが、15:30到着を目指して家を出ます。

家を出る15時ぐらいに少し雨が降っていたのですが、一時的なものだったようで、すぐに止みましたね。

会場に到着すると、ウルトラマンブレーザーと写真撮影をするために必要な整理券を貰うための列が出来ていて驚きました。

やはりウルトラマンは人気あるのだなあ、と思いましたね。

他にも、ウルトラヒーローズミッション、と称して、会場内に隠されているウルトラヒーローと怪獣の人形を捜すと、オリジナルコラボステッカーを貰える、といった企画もあったようです。

会場に来れば誰でも出来ました

写真撮影会の時間帯には、ウルトラマンが撮影場所まで歩いていくのを観ることが出来ました。

普段の奥戸を知っているだけに、なかなか凄い光景でしたね。

写真撮影に向かうウルトラマンゼロ
写真撮影は、このパネルの前で行いました

それ以外にも、会場内にはウルトラマンのボードが飾られていたので、その前で記念写真を撮っている人も居ましたね。

撮影スポット

いつもであれば、16:00には横断幕の掲出を行うのですが、その時間帯に激しい雨が降り始めてしまいました。

ですので、この日は事前掲出を諦めて、開場後の17:00に横断幕の掲出をすることにしました。

幸いにも、雨は16:30を過ぎる頃には小降りになり、その後すぐに止みましたね。

豪雨の中でも鳴き続けるセミ(どこに居るでしょうか)


物販など

さて、混む前に縁日ブースをチェックしていきます。

ブースの真ん中には南葛の結びだるまが飾ってありました。

そして、今回はウイングスの選手たちが担当してましたね(しばらくすると、TOPチームの選手も手伝いに来てました)。

左から、高原 麻実選手(背番号14)、堤 夏穂選手(背番号3)

ヨーヨーすくい、輪投げ、が200円で、射的は300円で遊ぶことが出来ます。

ヨーヨーすくいではヨーヨーが貰えたり、輪投げや射的でも南葛選手の缶バッチが貰えたりしたみたいですよ。

菅野 永遠選手(背番号8)、広瀬 永里香選手(背番号9)、佐藤 幸恵選手(背番号17)

なお、8月3日、4日、5日に、葛飾区内にある対象のドトールで買い物をすると、縁日が遊べるクーポン付きのレシートを入手出来たようです。

縁日1回無料


南葛ブースの方では、前回は15分ぐらいで完売した南葛コラボのモンチッチ(4400円)が復活してました。

その横にあるインフォメーションブースでは、前節(7月30日)の試合で貰ったマッチデープログラムを持参することで、くじを引くことが出来ました。

自分も挑戦したのですが、残念ながらハズレでした。

でも、残念賞?として、ステッカーを貰えたので良かったです。

3種類から選べました


今回も色んなブースやイベントがあって楽しかったのですが、やはりガチャガチャが無いのはちょっと寂しいですね。


スタグル

今回も新しいキッチンカーがあるようです。しかも3つも。

とは言え、まずは、まだ早い時間なので冷たいものから食べることにします。

HOWZIT(ハウジー)さんを覗いてみると、何やらクロノワールさんの商品らしきアイスシュークリームが売ってました。

それならば、ということで、ストロベリーバーとアイスシュークリームを購入します。

HOWZITさん
アイスシュークリーム
ストロベリーバー

アイスシュークリームは、シュークリームとは思えないほどカリカリの皮に、アイスが入っていて、とても美味しい。

ストロベリーバーは、イチゴの酸味がしっかりと利いていて、凍ったイチゴをそのまま食べているかのような贅沢な気分が味わえましたね。


最近よく見るDRINK OF BRASILさんでは、前回に引き続きグレープジュースを売ってました(瓶、またはカップ売り)。

その後ろには、7月2日にも出店していた(ブラジルピザを扱っている)ピザクィーンさんのキッチンカーもありましたが、以前も食べたことがあるのと、新しいキッチンカーが多かったので、この日は断念しました。


さて、いよいよ食べ物を調達しに行きます。

まずは、バンタコスさん。お店の前には様々なメニューが並んでいます。

バンタコスさんのキッチンカー

とりあえずメイン商品だと思われるタコライスを購入することに。

5種類のソースを選ぶことも出来るのですが、悩みに悩んで(どれも選べなかったので)結局ソース無しのオリジナルで購入します。

タコライス

見た目はシンプルなタコライスでしたが、個人的には大好きな味でした。

具材がシャキシャキしてて、さっぱりとした食感も楽しめるし、何より後味がしっかりしてて何とも言えない美味しさです。

次も買う機会があれば、今度はソースをかけて食べてみよう、と心に誓ったのでした。


次はOGGI(オッジ)さん。店の前にはキャプテン翼のフィギュアも飾ってありました。

こちらも様々なメニューが用意されているようです。

OGGIさんのキッチンカー

ここしか無いメニューということで、ボロネーゼのパスタを購入してみました。

ボロネーゼ

きちんと茹でているようで、出来上がりまで5分ぐらいは待ったと思いますが、その間はウルトラマンが写真撮影している様子を見ながら、のんびり待つことが出来ました。

なかなか本格的な味で、チーズもたっぷりで、美味しかったですね。


最後は3-2CAFE(スリーツーカフェ)さん。

3-2CAFEさんは、ちょっと小さめのキッチンカー

カフェと付いていますが、この日は十勝豚丼のみの取り扱いでした。

十勝豚丼

ここまで、がっつりした「ザ・ごはん」というメニューは、今までの奥戸ではあまり見たことなかったかもしれません。

豚肉は柔らかくて、とても食べやすく美味しかったですね。


さすがに3つもあったので、今回は食べ過ぎた気がします。


スタメン発表(17:30~)

キックオフの30分前にはスタメンの発表がありました。

栃木シティでは、現在、得点王であり非常に調子の良さそうな山村選手に不安を覚えていたのですが、イエローカードの累積で出場停止でした。

南葛のキーパーは、今回は中林選手(背番号1)でした。どうやらスタメンを見る限り4バックのようです。

そして、なんと稲本選手(背番号8)と今野選手(背番号15)のダブルボランチでした。これは豪華ですね。

控えの選手に目を移してみると、嬉しいことに相澤選手(背番号44)が復帰しています。

ただ、FWの選手が控えに一人も居ないのは気になるところです。

試合開始前の選手入場時には、選手の関係者かな?と思わしき子供たちと一緒に入場してました。

また、その後のセレモニーには、ウルトラマンもやってきたのが見えました。

これは、みなさん良い思い出になったのではないでしょうか。

選手の元に歩み寄るウルトラマン(遠いのでボヤけてますが)

そして、ウルトラマンがフォワードなら3分で交代だけど点は取れそうだ、なんて妄想していると、南葛(ホーム側)の空に虹が見えました。

これは吉兆か、凶兆か


今回のユニフォームですが、どうやらアウェーユニの青で戦うようです。

アウェーユニには、ウルトラマンの生みの親である円谷プロのロゴが入ってるんですよね。


試合開始(18:00)

定刻通り18:00に試合が始まりました。

雨が心配でしたが、16:00過ぎに一回降って以来、特に天気が崩れることはありませんでしたね。

前半は、ほぼ一方的に栃木シティが攻め込んでいたように見えます。

隙を突いて南葛も反撃をしますが、点には結びつきません。

ただ、栃木シティも惜しいシュートはあるものの、得点には至りませんでした。

そのまま0-0で前半が終わります。

ふと空を見上げると、今度は栃木シティ(アウェー側)の空に虹が見えました。

まっすぐ伸びる虹


さて、後半は稲本選手に代わり秋山選手(背番号26)が入ります。

試合の展開としては前半と大きく変わらず、南葛は栃木シティの猛攻を受けながら、隙を突いてカウンター、といった構図になっていたと思います。

しかし後半6分、栃木シティの攻撃をギリギリのところで防いでいた南葛でしたが、ゴールキーパー中林選手が相手のボールをキャッチしそこねて失点してしまいます。

ゴール裏からすると、反対側の最も遠い場所での出来事であり、失点に気付かずチャントを歌い続ける人も多かったですね(かくいう自分も、最初は気付きませんでした)。

その後も、後半11分には栃木シティの25番、戸島章選手に、後半30分には22番の鈴木裕斗選手にゴールを許してしまいます。

南葛も攻められてばかりではなく、良い形で相手陣地に攻め上がるところまでは行くのですが、そこからシュートまで持っていくことが出来なかったですね。

最後は、本来はセンターバックであるデイビッソン選手(背番号3)をトップの位置で使うなどの力技に出ましたが、結局得点を奪うことが出来ず、0-3での敗戦となりました。


この試合は、アーカイブが残っている(2023年8月時点)ので、興味がある方は是非ご覧ください。

ハイライトはこちらになります。


試合が終わって

試合終了の笛が鳴ると、両チームとも重い足取りでセンターサークルへと向かいます。

南葛の選手もそうですが、栃木シティの選手も最後まで走り続けていたので、かなり疲れていたのではないかと思います。

試合終了後や、栃木シティの選手たちがゴール裏に来た時は「栃木シティ!」のコールも挙がりましたね。


それから選手たちの挨拶を見送り、最後にダンマクの回収をしようとすると、羽化しようとしているセミが停まっているのが見えました。

おそらく、地上に出てきた場所が、ダンマクに近い場所だったんでしょう。そのまま登ってきたんだと思います。

ダンマクで羽化をしようとするセミ

このセミのように、いつか南葛も羽化する瞬間が観れるのでしょうか。


振り返って

この試合の結果で、今季の昇格の可能性は、ほぼ完全に消えてしまいました。

南葛が残り5試合を全勝して、栃木シティが全敗した場合は勝ち点が並びますが(29)、得失点差で上回ることはさすがに難しいと言わざるを得ません。

ただ、この暑さの中で90分間の試合を行い、3点リードされた状況でも、最後まで走り続け、これ以上は1点も取らせないと奮闘した選手たち、そして、せめて1点だけでもと攻撃を続けた選手たちには心を打たれるものがありました。

自分だったら、最後まで走り続けることが出来ただろうか。


さて、その他の試合結果は以下のとおりです。

東邦チタニウム  2-0   流経大ドラゴンズ
桐蔭横浜大学      0-2   つくば
VONDS市原  1-0   東京国際大学
東京23FC      1-1   東京ユナイテッド

ドラゴンズは今節も負けてしまいます。まだ今季は勝ちがありません。

首位のVONDS市原は1点差で勝利しています。

東京ユナイテッドと23FCは、前半終了間際に東京ユナイテッドが先制したものの、すぐに追いつかれて、そのまま引き分けました。

次の南葛の対戦相手である、つくばFCは勝利したようです。

さて、この結果を踏まえ、今回も現在の順位の差を見える化してみます。

勝点 チーム
------------------------------------
34 VONDS市原
33 
32 
31 
30 
29 栃木シティ
28
27
26
25
24
23
22
21 東京U
20
19 東チタ
18
17 東京23、つくば
16
15 桐蔭横浜
14 南葛、東京国際大

最近勝ててないので、南葛は、なかなか浮上することが出来ません。

残り試合数も5試合となりましたが、果たして、どんな結末が待ち受けているのでしょうか。


さて、次の対戦相手は、2週間の中断を挟み、8月27日にアウェーでつくばFCとの試合になります。

ここから4連戦の始まりになりますね。

ちなみに、前回のホーム戦(5月14日)では1-1で引き分けでした。

楠神選手(背番号11)が、試合終了間際にダイビングヘッドを決め、かろうじて引き分けた試合ですね。

つくばFCとは、昨季の2試合も引き分けに終わっているので、今のところ3試合連続で引き分けとなっています。

しっかり休んで、リフレッシュして、次こそは勝利を期待したいですね。

がんばれ!南葛SC!

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