♪　14曲目　♪
【　One Direction/Live While We're Young　】　

一時期、自転車でビエンチャンを散策するのをサボっていたのですが、ここ最近、自転車ウロウロを再開しています。きっかけは先月中頃に訪れたルアンパバーンです。ルアンパバーンで多くの寺院を見て回っていたとき、これまで注目していなかったポイントが気になりました。

そのポイントが何であるかについては、もう少し色々な寺院をリサーチした上で、新しいシリーズのコラムを綴ろうと考えています。ただ、そのような新しいポイントについて気になり始めると、今までラオス・タイ・シンガポール・マレーシア・インド・ネパールなどで見てきた仏教寺院を、その視点で再度確認しなければという気持ちになってしまいました。

しかしインドやネパールはなかなか行く機会がなく、シンガポール・マレーシア・タイもフラッと立ち寄ることができる場所ではありません。そこで、まずはラオス第1期と第2期で既に訪れている寺院について、新しいポイントを意識して回り直してみようと考えたのです。

それらの寺院は以前に訪れているので、色々な場所を撮影するつもりはなく、特定のポイントに注目して、短時間でできるだけたくさんの寺院を回るという作戦で数をかせごうとして、自転車を走らせています。

4年前も現在もラオスでは自転車に乗っていますが、それは通勤手段という意味合いが強く、長い距離を走ることは日常的ではありませんでした。しかしここ最近は時間を見つけては、片っ端から寺院を見て回っているので、自転車にけっこうな時間乗っています。

すると不思議とシンガポール第2期の頃の記憶が蘇ってくるのです。シンガポール第2期は暇さえあれば自転車に乗っていました。休日の日中だけでなく、平日の夜も散歩感覚で走っていました。休日などに遠出するときに主に聴いていたのはおニャン子クラブの『じゃあね』であることは、以前のコラムで綴りましたが、平日の夜はウエストコーストパークに行き、そのときよく聴いていたのがOne Directionの『Live While We're Young』だったのです。

この曲がリリースされたのは2012年なので、シンガポール第2期（2017年・2018年）当時は、最新のヒット曲というわけではありません。しかしこのとき聴くきっかけになったのは、シンガポール日本人学校の新入生歓迎会でダンス部がこの曲を流してダンスを披露しているのを見たからだと思います。

アップテンポな感じに惹かれて、そのあと自転車に乗るときは頻繁に聴くようになったのでした。ラオスではバイクや車がかなりアグレッシブなので車道を走るときは細心の注意を払わないと危ないので、曲を聴きながら自転車を走らせることはありません。しかし最近わりと長めに自転車に乗っていると、頭の中でOne Directionの曲が流れてきて、これを繰り返し聴いていたシンガポールのことも同時に思い出され、とても懐かしい気持ちになっています。

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