♪　６曲目　♪
【　Mariah Carey /All I Want for Christmas Is You　】　

シンガポールに来てからということではなく、12月に入ってからはカフェで過ごしていると、定番のクリスマスソングが流れてきます。先日から滞在しているシンガポールのカフェでもクリスマスソングが流れていて、そこに長居しているものですから何度も繰り返されるわけです。

昨日の昼過ぎにPCの充電も兼ねて、クラークキーのセントラルにあるスターバックスにいたのですが、Mariah Careyの『All I Want for Christmas Is You』が何度も流れてきました。

この曲は昔から知っていますが、最近はこの曲を聴くとラオス第1期のことが思い出されるようになっています。2019年にラオスのビエンチャンに住んでいたとき、勤務校が参加することになっていた日本人会のクリスマス会で、担当する小学4年生はこの曲を演奏したのでした。

児童・生徒の中で鍵盤ハーモニカを持っている子は自分のもので演奏しましたが、持っていない子もいたので、ワッタイ国際空港の方にある「三江（サンチャン）市場」という中国系の市場で、小さな電子ピアノを数台購入したのでした（学校予算を使おうとすると手続きも面倒でしたし、そもそも購入するのが必須ではないものだったので申請が受理されないと思われたので、自腹で）。現地校に通っている子は、学校からアコーディオンを借りて演奏してくれました。

演奏曲が決まったのが10月中旬で、それから全員が登校できる土曜日の初めや終わりの時間を使って、地道に練習を重ねました。ピアノを習っている子もいましたが、全員で無理なく演奏できるように演奏パートを分けて取り組みました。

音楽のことがよく分からないながらも、児童・生徒たちが練習しやすい環境を何とか整えたいと思い、オリジナルの楽譜を作成して、練習のときはいつもホワイトボードに貼ったのでした。そもそも音楽のことが分からないので、こうして作成した楽譜が児童・生徒たちにとってプラスの効果を及ぼしたのかは謎です。もしかしたら私のせいでマイナスの効果しかなく、むしろ足を引っ張ってしまっていたかもしれませんが、みんな一生懸命練習し、本番も見事な演奏でした。

ここ数年は12月25日になると、多少観点は異なるものの大筋としてこの話の記事を書いているので、新鮮味に欠けるところがありますが、それでもこの曲を聴くとラオス第1期後半のことが思い出されるので、やっぱり今年も書いてしまいました。当時の練習していたときの録音も、懐かしさに便乗して再度アップしておきます。

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