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❖ワクワクドキドキ冒険旅行❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2021年11月21日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

こんなに旅をしない期間が続いたことはない。「水曜どうでしょう」の動画を見ていて、最近の旅不足に改めて気づかされた。日本にいたときも、夏休みや冬休みだけでなく、連休になると、各駅停車で日本各地を旅していた。公民が専門なので毎年高校3年生の科目を担当していたので、合格祈願のため必ず太宰府天満宮へ旅をしていた。日程に余裕があるときは早朝に関東を出発し、各駅停車を乗り継いで太宰府まで行っていた。宿泊は基本、途中下車した駅周辺のベンチなどを利用した。とにかく各駅停車で色々旅をした。平泉、屋島、原爆ドーム、登呂遺跡、吉野ヶ里遺跡。初めて松島へ旅をしたときは、出発時間が遅れ、終電が東塩釜どまりだったので、真夜中の道を歩いて松島を目指したが、トンネルを抜け山を越えなければならず断念し、屈辱的にタクシーを探して山越えをした。二度目の松島は冬で、外の野宿は危険と考え、松島駅の駅舎が開放されていたので、ホットの缶コーヒーを何本も購入しそれを抱えて野宿した。駅舎の中に、俳句投函箱があったので何句か投函してみた。覚えている句は、「日の出待つ 海にぼんやり 島と松」。その翌日、仙台からフェリーで北海道に向かった。他には、本来は旅目的でないときも、せっかく遠出したなら旅要素も含めてしまえと本末転倒なこともあった。セミナーが大阪や京都であるときは、夜行バスなども駆使して移動したが、現地ではできるだけ徒歩で広範囲をウロウロした。教員採用試験を受けるために、山口県、愛知県、宮崎県などに行ったときも、試験後のウロウロ要素は外さなかった。沖縄県の採用試験の後は、平和記念公園に行ったが、すぐに採用の電話がかかってきたので、夜のフライトまでに急遽、不動産屋に行き、物件を探して仮契約まで済ませるというハードスケジュールになったのも貴重な経験である。海外に住んでいるときも、時間を見つけては旅をした。マレー鉄道の旅では世界の車窓からの気分に浸った。途中下車して散策し偶然見つけたモスクを片っ端から見学した。ネパールボランティアの後の数日は、仏教やヒンドゥー教の寺院をめぐる旅となった。インドボランティアでも、実働の前後で旅をした。タージマハルに行く際には、鉄道が利用できないと騙されて結局タクシーで行く不思議な経験ができた。オーストラリア・パースの旅では、徒歩で遠出をし過ぎたが、郊外になるとタクシーなど走っていないという事実に衝撃を受け、帰りのフライトに間に合わないかもしれないという恐怖を感じた。見知らぬパース郊外の道路沿いを激走するアジア人の姿は、行き交う車や通行人からはさぞかし奇妙に映ったことだろう。計画性のない、行き当たりばったりの私の旅は、「アクシデントの連続」だが、それは「アクシデントの宝庫」とも表現でき、その経験はまさに字の如く、「宝物」だらけなのである。そろそろ、またあのようなワクワクドキドキの冒険旅行を再開したいものである。私の旅行記・見聞録はまだまだ完結しない。

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