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第6回 立川こしら【華麗なる落語家ライフ】

書籍『“まくら”で知る落語家の華麗なるITライフ』続編!書籍未発表テキストを竹書房落語Noteで連載! 関係団体からクレームが入ったら、即公開中止! 購読はお早めに!
 
『ワクチン打たない派が生き残った暗黒の未来』
2021年9月3日 お江戸日本橋亭

【猛毒(舌)注意】購読の前にご確認ください。
◆本テキストは立川こしらの落語口演のまくらをテキストにするにあたり、文章としての読みやすさを考慮して、全編にわたり新たに加筆修正いたしました。
◆本テキストに登場する実在する人物名・団体名については、一部を編集部の責任において修正しております。予めご了承ください。
◆本テキストの中で使用される言葉の中には、今日の人権擁護の見地に照らして不当・不適切と思われる語句や表現が用いられている箇所がございますが、差別を助長する意図をもって使用された表現ではないこと、また、古典落語の演者である立川こしらの世界観及び伝統芸能のオリジナル性を活写する上で、これらの言葉の使用は認めざるをえなかったことを鑑みて、一部を編集部の責任において改めるにとどめております。
 【著者立川こしら】
立川こしら(たてかわ こしら)落語家。落語立川流真打。千葉県東金市出身。1975年11月14日生まれ。本名は若林大輔。1996年、立川志らくに弟子入り。落語を中心に様々なエンターテインメントを幅広く手掛ける、アナログからデジタルまで使いこなすクリエイター。
 《まくらの前説》
○イベルメクチン……寄生虫が原因で失明などを引き起こす感染症の特効薬のこと。イベルメクチンが新型コロナ感染症に効果があると仮説が立てられ各国で研究されていたが、2023年5月に北里大が「効果が見られなかった」と発表した。

 コロナワクチンを未だ打っていない情弱さんがたくさんいらっしゃると思いますけれども、ねぇ? 皆さん、この何カ月も前から立川こしらは言っていましたよね?
「早く打ったほうがいいんじゃないか?」
 って、……あれ? 二回目打ってから初めてかな? そうか……、そんなことはないですよね? 皆さんに、ちゃんと謝りましたよね? ハハッ(笑)、副反応を舐めててスミマセンでした(笑)。
 ですからね、皆さんもね、これから2回目って方も、いらっしゃると思いますから。……もう、気をつけてくださいよ。もう、凄い、凄い出ますから、凄い出ますよ(笑)。

2023年11月3日 こしらの集いより

 あれから、どうもあれですね……、ボクなんかも、身体が重くなってきましたよ。2回打ってから、ずっと何か調子悪いです(笑)。あれ、もうなんかが、身体に入っているんですよ(爆笑)。で、もうずぅっと電波を出してますね(笑)。……ボクの生体反応を出してるところですよ(爆笑)。いやぁ、困りましたね。そういうことになりますからね、皆さん、2回目打つと……(笑)。2回目打つと、生体反応を盗られますけれども、打たないと死にますからね(爆笑)。
 もう、凄いよね? ワクチン打たない派が、どんどん窮地に追いやられているの……、だからそろそろ、オレ、「打たない派の味方をしてあげようかな」って、思う訳ですよ。

2023年11月3日 こしらの集いより

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