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振り返るとキャリアの分岐点になった5冊の本【平成最後の夏版】

本は、有名・無名問わず書き手の叡智で素敵な本ばかりです。中には、振り返ってみると大きな影響を受けていて、自分の仕事感やキャリアに影響している本がたくさんあります。今回は、あくまで個人的に大きな影響を頂いた本を5冊紹介します。


脳はなにかと言い訳する

登壇されていたデザイナーの方がオススメしていた本で、当時、UXデザインを勉強しはじめて間もない時で、ヒトに強く興味を持たせてくれた一冊で、ヒトの原理原則を知りたい・大事、と実感し、手法だけでは足りないと気付きのあった本です。著者の池谷先生の他の本も興味深い本ばかりです。


コンセプトのつくりかた

たまたま手にした本でしたが、任天堂Wiiの企画者が著者で、違いのある良いプロダクトやサービスをつくる上で、大事なコンセプトの定義や大切にすべきことを学べた一冊です。後半はWiiのコンセプトを生み出した時を物語調で書かれていて読みやすいです。今でもバイブルで、僕は著者の玉樹さんのファンです。


世界でもっともイノベーティブな組織の作り方

イノベーションを起こす組織には何が必要か、詳細に落とし込まれて多岐に渡ることが書かれていて、最近で言うとデザイン組織を立ち上げるのに、参考になる部分がたくさんあります。組織やチームをつくるという点でマインドセットになった本です。


ザ・コーチ

AmazonのKindle unlimitedで読んだのですが、コーチングをストーリー仕立てでわかりやすくなっています。このストーリーの中で、夢・ビジョン・目的・ゴール・目標をひとつずつ説明しながら定義し、それぞれの関係が可視化されています。この定義をベースに組織デザインをしてきました。


新訳 経験経済

初版が1998年という20年も前に、新訳版でも13年も前に経験が経済の中心になると書かれており、今読むと予言のような本です。興味深いのが、経験経済の次にくるモノも予測していてUXデザインに関わる方は一度は目を通しておくと良いと思う本です。


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影響を受けた本はたくさんありますが、5冊に絞り仕事に関することに絞ると僕はこの本たちになりました。これからもたくさんの本に出会い良い意味で影響をたくさん受けて、また紹介したいと思いました。

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