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チームでデザインするMy原則

会社のビジョン作成や弊社のあるプロダクトのビジョン作成に協力していて、自分の中でひとつカタチが見えてきたのでアウトプットしてみる。
具体的な事例はお披露目できるようになったらまた書きたいと思う。

全体は図の通り、Visionをデザインするところからはじまり、プロダクトチームを経由し、アウトプット(サービスやプロダクト)を生み出す。という流れです。

Vision Design

誰をどういう世界感に連れて行くのか?という想いをカタチにする段階です。

気が合う2~3人のチームでモノづくりをする場合、お互いの理解が深い為、「こうしよう」「いいね!」と阿吽でできたりしますが、5人以上になってくるとどうしても意思疎通のコミュニケーションが増えてきます。コミュニケーションを円滑にする為に「共通言語」をつくる必要があり、Visionはチームの「共通言語」になりえます。
チームはこれからどこへ向かうのか、登山で例えるならどの山の頂点を目指すのか。を決めて方向付けしなければどっちに進んだらいいかわからなくなってしまい、効率が落ちたり有効ではないモノが作られたりしてしまいます。

気が合う2~3人のチームでモノづくりをする場合、お互いの理解が深い為、「こうしよう」「いいね!」と阿吽でできたりしますが、5人以上になってくるとどうしても意思疎通のコミュニケーションが増えてきます。コミュニケーションを円滑にする為に「共通言語」をつくる必要があり、Visionはチームの「共通言語」になりえます。
チームはこれからどこへ向かうのか、登山で例えるならどの山の頂点を目指すのか。を決めて方向付けしなければどっちに進んだらいいかわからなくなってしまい、効率が落ちたり有効ではないモノが作られたりしてしまいます。

Vision = 共通言語と書いていますが、他にも「共通言語」になりえるものはあります。Visionの説明は過去に記事にしています。

Org・Team Design

掲げたVisionを関係者全員に共有し共通認識をとっていく段階です。

共通言語をつくってもチームに共有し理解されなければ意味がありません。「共通理解」があることで同じ方向にむかうことができ推進力が掛け算になると思います。また、少し道から逸れてしまっても自分たちで方向を修正できるようになるのではと思います。「共通理解」は1度の共有ではうまれないので、継続的にインストールし続ける必要があります。

もう1つはVisionを実現する為のタスクに集中するように変えていく必要があります。KPTやったりして今の自分たちの業務全てを振り返り、より良くする為に変化していく。

他にはメンバー間の関係構築(チームビルディング)もこの段階ですね。

Biz Design(Service Design・Product Design)

チームでアウトプットをしてビジョンに近づいていく段階です。

「共通言語」を使って「共通理解」が得られていれば、チームで良い議論がうまれ良いアウトプットが作られているはずです。

ポイントは、Vision(共通言語)をわすれないようにする。ということです。エンジニアやデザイナーのアウトプット業務は目の前のタスクになるので、いつの間にかベクトルがズレてしまうことがどうしてもあります。PMの人はチームに俯瞰視点を与え、Visionを忘れないようにする存在である必要があるというのが役目だと思っています。

プロトタイピングすることで、プロトタイプが「共通言語」になり、エンジニアとデザイナー、経営と現場、作り手とユーザーなどのコミュニケーションに使えます。ユーザーの課題が解決できているか、そして未知の課題はなにか。を探ることでVisionへアジャストされながらカタチになっていきます。


まとめると

共通言語をつくり、チームの共通理解をうみ、軸からブレないアウトプットをつくる

これが、今の僕が考える「チームでデザインするMy原則」です。


※2017年3月30日のMediumから移行

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実践編は下記


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