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ウクライナ支援の裏に日本政府の知恵?

April 25, 2024

Transcription

U.S. Secretary of State Antony Blinken arrives in Beijing on a three-day visit to China. He is expected to meet with Foreign Minister Wang Yi and other officials.

American officials confirm Ukraine has begun using long-distance missiles provided by the U.S. against Russia.

In the U.S. state of Arizona, a grand jury brings charges against 18 people over their efforts to dispute results of the 2020 presidential election.

And in Kenya, the government says recent flooding in Nairobi displaced more than 20,000 people and left at least 45 dead.

訳例

アントニー・ブリンケン米国務長官が3日間の中国訪問のため北京に到着しました。王毅外相らと会談する予定です。

米政府高官は、ウクライナが対ロシア用に米国から供与された長距離ミサイルを使用し始めたことを確認しました。

米国アリゾナ州では、大陪審が2020年大統領選挙の結果に抗議した18人を起訴しました。

ケニアでは、ナイロビの洪水で2万人以上が避難し、少なくとも45人が死亡したと政府が発表しました。

勝手に探究

アメリカの下院がウクライナ支援の予算を承認し、早速ウクライナが対ロシア攻撃を始めた、というニュース。

カネや武器があれば戦闘を続けられると訴えるゼレンスキー大統領からすれば、ようやく来たか、といったところでしょう。

しかし、ここに気になるコメントが。

なんでも、アメリカ議会が渋っていたウクライナ支援を承認したのは、その一部を融資としたからだと。そしてそれをウクライナ政府は日本の資金援助で埋め合わせることになるから、事実上、日本がアメリカの(軍事)支援を肩代わりしていることになるという話です。

日本からすれば、約束した支援を実施しているだけの話でなにか損をするとかではないので別にいいような気はするのですが、目的外の使途に使われることになるのには抵抗がある人もいるかも。

ただ、お金に色が付いているわけでもなし、日本の資金援助がどう使われたかなどウクライナの釈明次第だともいえ、真相は分からないままになるんでしょうね。

せっかくなんで、本来非軍事に必要な資金のかなりの部分を支援している日本としては、そちらの方が資金不足になったりしても追加で支援はしないとはっきり言っておきましょう。

これなら、ウクライナ支援が認められ武器が売れるアメリカ、軍事支援を受けるウクライナ、決まった額の支援で済む日本、みんな納得。これが日本の発案だとしたら、政府に切れ者がいるということでしょう。岸田総理、お手柄です!

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