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民主主義を守るためにできること

July 7, 2022

Transcription

In Britain, Boris Johnson announces he will step down as prime minister once his Conservative Party chooses a new leader.

North Korean State media reports leader Kim Jong Un is holding an unusual conference aimed at strengthening the ruling Workers’ Party leadership “across Society”.

In Indonesia, Russian Foreign Minister Sergei Lavrov holds talks with China's top Diplomat Wang Yi ahead of a G20 meeting in Bali.

And in Russia, lawyers for jailed American basketball player Brittney Griner say she admitted to illegal drug charges at her trial in Moscow.

訳例

英国では、ボリス・ジョンソン首相は保守党の新党首が決まり次第首相を退くと発表しました。

北朝鮮の国営メディアは、金正恩主席が与党労働党指導部の「社会全体への」強化を目的とした異例の会議を開催していると報じました。

インドネシアでは、ロシアのラブロフ外相がバリで開催されるG20を前に、中国の王毅外交官と会談しました。

またロシアでは、収監されているアメリカのバスケットボール選手ブリトニー・グライナー氏に関して、モスクワでの裁判で違法薬物使用容疑を認めたと弁護士が発表しました。

勝手に探究

税金の使途を決める。政治家の主な仕事です。その仕事をするにあたって、民主主義国家では有権者の声を聞くことになります。有権者はそれぞれの立場から自分たちの利益や関心事により多くの予算を割くように求めてくるので、国会や役所で折衝することになります。本来であればどんな予算にも配分されるべき理由があり、公になっていることで100%説明できなければいけないはずなのですが、予算の大きさからか、そうはならない疑惑の残る部分が出てしまいます。

なんだか当たり前のことをつらつらと書いてしまいました。

こんなことを書いたのは、安倍元首相の銃撃事件の一報があったからです。※VOAのニュースとは関係のないトピックにはなりますが(あすのニュースにはなりそうですが)、こちらを優先しました。

命を狙うからにはそれ相応の理由があるはずで、それを想像すると、「口封じ」しか浮かびません。一般人なら「怨恨」や「トラブル」なんかも有力ですが、首相経験者をターゲットにしてその線は薄いでしょう。

どんな秘密を握っていたか」などは知るよしもないのでここでは書きませんが、どうにかしたいと思うことが1つありました。それは「秘密」など持たないようにすることです。

職務上仕方のない部分があるのは分かりますが、公にされて困る組織などが出るような「秘密」を持っているからには、きっと大なり小なり国民や国家を裏切っているんでしょう。だったら、そんな秘密を持たずに済むような政治家であって欲しいし、カネや権力でどうとでもなるような政治体制を持つなんちゃって民主主義国家であって欲しくはありません。

結局、カネがかかる選挙が問題なんですよ。アメリカの大統領選挙なんかその最たるものですが、カネがかかるからスポンサーが必要になり、スポンサーの支援が欲しいから国民の方を見るのは選挙期間中だけのような候補者しか残らなくなってしまうんです。すると、国民から選ばれた代表者をスポンサーがカネで操る構造になってしまいます。これって民主主義なんですか?

この際、お金のかかることは一切禁止したらどうでしょう。ボランティアも禁止!1人でできる街頭演説とYouTubeなどのSNSに自分の主張をアップすることだけを許可すればいいんです

選挙にカネがかからなくなって困るのは、裏で政治家を好きなようにコントロールし国富を盗んできた資本家です。なんだ、だったらその方がいいじゃないですか

ついでに投票もネットで行えば、手間も予算も大幅に削減できます。ネットやSNSを利用できない人を過剰に問題視する必要はありません。もしかしたらこれが世代間格差を解消する一手になるかもしれませんし、浮いた予算で教育や福祉を手厚くすることも可能です。

ネット投票というと不正選挙を心配する向きがありますが、現行の選挙制度だって怪しいもんです。むしろデジタルで全てを追跡できるようにしておけば、つまり、「記名投票」であれば下手なことはできないはず。もちろん、実際に記名投票である必要なく、その時に付与したコードで、第三者からは分からないのはもちろん、特別な状況を除いては本人以外誰も特定できないようにしておけばいいんです(ってできますよね、コレ)。

これだけ科学技術が発展したのに、投開票の仕方が100年前と変わらないのは不自然です。明らか合理的な代替案があるのに!う~ん、怪しい!現行制度でなければ困る連中がいるな、これは。

もう、嘘でごまかす時代ではなくなったんですよ。考え方の違い、方法論の差異などはあって当たり前ですが、それらは誰でも無料で投稿でき、無料で視聴できるネットで腹蔵なく語られるべきです。

折しも、街頭演説のリスクが明らかになった今、言論の自由を担保する場を確保する上でも、ネットは最強の公器です。より多くの視聴回数を得られる明確なメッセージを投稿し、支持者(=チャンネル登録者)を集められる政治家が勝ち残るなら、それは本来あるべき姿であるような気がします。

今、安倍元首相の訃報を知りました。こんなことは起こってはいけません。民主主義を守る。そのためにできることをしていきましょう。

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