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子どもの犯罪は親の責任か

February 07, 2024

Transcription

In southwest Pakistan, two bombings at the offices of a political party and a candidate kill 24 people as the country prepares for parliamentary elections.

In Azerbaijan, voting begins in an election likely to give President Ilham Aliyev another seven-year term.

China appoints a new chairman of the Securities Regulatory Commission as the country's main stock index falls to 5-year lows.

And in the U.S., a Michigan jury finds the mother of a 17-year-old guilty of involuntary manslaughter after her son shot and killed four students in 2021.

訳例

パキスタン南西部では、国会議員選挙を控える中、政党と候補者の事務所で2件の爆破事件が発生し、24人が死亡しました。

アゼルバイジャンで選挙の投票が始まりました。イリハム・アリエフ大統領が7年の任期を更新する見込みです。

中国では、主要株価指数が5年ぶりの低水準に落ち込むなか、証券監督管理委員会の新委員長が任命されました。

そして米国では、2021年に17歳の少年が4人の生徒を射殺した事件で、ミシガン州の陪審団はその少年の母親を過失致死罪で有罪としました。

勝手に探究

未成年の犯罪の責任が親にある。そう言われてると反論できないのですが、その責任が最高で禁錮15年となると考えさせられます。

誰だってそんな風に子どもを育てないし、結局子どもと親は別の人間なんですもん。

ただし、今回のミシガン州の事件の場合、状況が悪すぎます。

<息子のイーサン・クランブリー受刑者がメンタルヘルスに関連した支援を求め、幻覚症状を訴えていたのに、両親が治療を受けさせなかった>

<事件当日の朝、両親は息子が描いた気がかりな絵に関する学校での話し合いを切り上げて仕事に向かった。息子を家に連れて帰るのを拒んだ>

<事件当日の学校での話し合いに出席する前、息子が「何かばかなこと」をするのではないかと恐れていると述べていた>

<11月末のサンクスギビング(感謝祭、祝日)の翌日、夫が息子に拳銃をプレゼントするため銃砲店に息子を連れて行った>

子どもが犯罪を犯す危険性を予見できた状況であったにもかかわらず、拳銃をプレゼントしてしまい、その後すぐ(4日後)にその拳銃が犯行に使われたということのようです。

事件とは直接の関係はありませんが、<検察側は(母親の)クランブリー被告と不倫関係にあった男性との間で交わされたメッセージを示した>なんて記述を見ると、息子のことは心配はしても、夫婦関係にも問題があってそこまで気が回らなかったのかも、なんて感じてしまいます。

今回の判決が受け入れられて一般化すると、早期から子どもに自由と権利を教え込む教育が見直されるかもしれません。「あんたにはまだ早い」って。なんでも親の責任にされてはたまったものでありませんが、少年犯罪も多いアメリカに一石を投じることにはなります。

いつの日か、アメリカが安全だけどなんだか不自由な日本のような国になるかもしれませんね。あ、子どもが銃を持たなくなっても、銃自体が規制できなきゃ「安全」とはいかないか。やっぱり、大人がしっかりしなければいけませんね。

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