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儲け話は寓話でよし

December 22, 2022

Transcription

In Poland, Ukrainian President Volodymyr Zelensky meets with President Andrzej Duda on his way back home from a visit to the United States.

In China, hospitals in some cities seek to make room for a growing number of COVID-19 patients as infections continue to rise.

In Kosovo, thousands of ethnic Serb demonstrators call for Kosovo’s Albanian-majority government to remove its police force from the country's north.

And the former head of cryptocurrency exchange FTX, Sam Bankman- Fried, is returned to the United States from the Bahamas to face trial for financial crimes.

訳例

ポーランドでは、ウクライナのゼレンスキー大統領が、米国訪問からの帰途、アンジェイ・ドゥダ大統領と会談しました。

中国では、感染症が増加し続ける中、一部の都市の病院では増え続けるCOVID-19患者の病床確保に取り組んでいます。

コソボでは、数千人のセルビア人デモ隊がアルバニア人が多数を占めるコソボ政府に対し、同国北部から(アルバニア系)警察の撤収を要求しています。

そして、暗号通貨取引所FTXの元代表サム・バンクマン=フリード氏が金融犯罪の裁判を受けるため、バハマから米国に移送されました。

勝手に探究

FTXの破綻。庶民からすれば、暗号資産なる訳の分からないものに投資して詐欺に遭ったと聞いてもノーダメージです。今回の被害者もリスクを承知で投資し、損するまでは儲けていたんじゃないですかねぇ。

ところで、このサムという人に見覚えがあります。そういえば、NasDailyを引用して私も以前「カローラの篤志家」と紹介してたんでした。

※拙記事内でリンクを貼ったNasDailyのページはすでに削除されています。

NasDailyはこの事態をどう捉えているのかな?

「ある人の悪い側面をみて、良い側面、良い行いまで否定しないで」と訴えていますね。確かに、”Earn to Give”を実践した奇特な富豪は、富の偏在に対する1つの改善策を示したとは言えます。ただ、彼のそうした善行には裏があった、あるいは、発覚せずとも裏があるものだと考えると、こうしてSNSで紹介するのもなかなか難しいものです。

人間にはいろいろな人がいるものですが、1人の人間でも1つの特性しかないなんてことはありません。また、思想や考え方も不変ではないので、こちら側で勝手にどういう人物かを決めつけるのは危険です。特に、一度「善人認定」するとその人物の言動がなんでも正しく思えてくるので、多少の距離を取ったり、別の意見も入りやすいようにしておくのが現代の情報リテラシーなのではないかと思います。

儲かると言ってお金が必要になる話にはご用心ください。今の時代、ちょっと工夫すればほとんどタダでいろいろ楽しめるんですから、損するのが趣味の人以外は儲け話は寓話だと割り切ってしまいましょう!

参考にしたページ


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