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馬体は「印象」でなく「骨格」で見よ!~ダノンファンタジー編

※著者予想コンテンツ~馬体優先主義『2019秋華賞号』より一部抜粋追記

ダノンファンタジー
「牝馬版ダノンプレミアム」といったところかな。いわゆる【万能NT型】のチャンピオンマイラーといった構造だ。

以上、距離融通性もあるフレーム構造にあり、他今走のコース適性、SP絶対値、現時点の仕上がり完成度などから、ここは無難に最右翼が妥当かな。

今回、良馬場でスローなら、まず勝ち負けしてくるのではないか。

まぁ、ハイで上がり時計がかかるタフな持続戦の流れになれば、パフォーマンスを下げてくるだろうが、骨格のバランス比に癖がないチャンピオン系で、それなりに省エネ構造にあるため、それも、勝ちに行くなどの横綱相撲をしなければ、善戦はしてくるだろう。

ちなみに、馬場悪化については、先の

1.着地(路面)適性…△
2.走法(動作)適性…○

以上のように、走法面での問題ないが、つなぎ蹄には不安あり。2.走法の要素のほうが、馬場適性を左右し易いとは言え、どちらも○とは言えず。

>馬場適性の見極め方はこちらの記事参照


馬体は「印象」でなく「骨格」で見よ!


ちなみに、馬体を何となくの「印象」でみる人にとって、本馬の馬体は、筋肉の立体感や胴短シルエットなど、「短距離馬っぽく見える」かもしれない。

が、馬体を「骨格」で見た場合、胴の前後にある振り子起点位置や上体、振り子、四肢の比率など、「短距離馬とは真逆の要素」にある。

また、筋肉の立体感も、可動~駆動の骨格傾斜や幅が小ぶり故、「立体的に映り易い」構造でもある。

この2点からも、ただ何となく「筋肉量が多く胴が短い」=「短距離馬らしい」とするのは、「骨格」的な視点を無視しなければならず、強引過ぎる。

以上から、確かに筋肉量、加速SP要素の骨格構造から、SP色が強めの造りではあるが、スプリンターに多い長時間走行での負荷が大きい大枠フレーム構造ではなく、距離融通性もあるスプリント以上の、マイル~中距離までの距離レンジ向きとするのが妥当。

※著者予想コンテンツ~馬体優先主義『2019秋華賞号』より一部抜粋追記

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