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【ワンヘルスの聖地】

Seiko Ohkubo さんの熱いメッセージに誘われて、筑後市にある一般社団法人ワン・ヘルス・クリエイツを訪問。理事長の芝田さんと大久保さん、それから鶴佑季子さんにもお目にかかった。
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ワンヘルスとは、「動物と人の健康は1つ。」
新型コロナウィルスで思い知った人と動物の感染症対策の重要性。
人と動物の共生社会づくり環境と人と動物のより良い関係づくり。
いろいろなテーマが詰め込まれたワン・ヘルスの世界。
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その世界的な「聖地」として、福岡県の筑後地区が大きく動き始めている。
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芝田理事長は、わかりやすい言葉と媒体で多くの人にこの概念を知ってもらう、広める活動に奔走されている。
ワン・ヘルス…まだまだ広く知られているとは言い難いが、この世界的拠点が九州、福岡県の県南部にできることには大きな意味がある。
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人と動物の共存の多い文化を持つアジアの拠点と言う意味でも、ヘルスケア人材・基盤の充実した福岡県と言う意味でも、この地にはアドバンテージがある。ポテンシャルは充分だ。
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”感染症時代”のアジアの核心地として、regionとして、知見とメッセージを発する地域をどうつくるか。
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ただし。
ワンヘルスの道は、単に人と動物が仲良く健康に、にとどまるものではない。
感染症対応、サーベイランス、疫学調査、社会経済との両立を研究・実践する「アジア防疫センター構想」。
ワン・ヘルス分野での教育・人材養成の拠点。リーダーの集積、国際会議の開催。
そして、ワンヘルス関連のビジネス・産業作り。例えば食であったり、アニマルセラピーであったり、人と動物が共存できる住宅や都市設計のあり方であったり。
そこまで見据えた上でのワンヘルス戦略が大事になる。
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芝田理事長、大久保さんらのチャレンジは始まったばかりだ。
これからどんなふうに、世界への力強いメッセージを発し、先進的な取り組みが進んでいくのか、強く期待している。
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皆さん、今日はありがとうございました。

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