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【SV S3 最終707位】 ブジンドクガセグレイブ

こんにちは。
シーズン3で初の最終3桁を達成できたので、記録として記事を残します。

構築


構築経緯

※無駄に長く書いてしまったので興味が無い方は飛ばしてください。

先日開催された「第1回 Sekappy COLLOSSEUM ポケモンSV」ベスト16になった時のパーティを大会終了後も弄り続けていました。

興味がある方はこちらも見てもらえると嬉しいです。
https://note.com/takeyuki1999/n/n586497dcf441

大会後のランクマ環境で以前のパーティを使用しているうちに感じたのは以下の点です。

①飛行テラバーストカイリューの通りが良くない。
②サーフゴーがどの型で使っても強いと感じない。
③バンバドロの信頼度が低くなっていく。

①はセグカミラッシャの台頭によるものだと感じています。
ハバタクカミを1舞で抜くためにAに性格補正をかけられず火力が落ちてしまっており、セグレイブはステロを撒いておかないと1舞飛行テラバーストで落とせず、ヘイラッシャは見るだけで選出する気が失せてしまいます。
環境の高速化により、先制技が無く耐久も微妙なカイリューでは勝てないと感じました。

②もやはりセグカミラッシャの影響でしょうか。
スカーフ型ではハバタクカミとチョッキ以外のセグレイブしか安定して勝てず、カイリュー同様ハバタクカミを抜くためにSに補正をかけることを強いられてしまっています。
隠密マント型もキョジオーンの前でイキれるだけでキョジオーンの裏にいるポケモンにやられるだけだったので、使っても使われても弱いと感じたポケモンでした。

③は、眼鏡特殊アタッカーの増加とカイリューに勝てないことが原因だと思います。
テツノドクガ、テツノツツミ、ハバタクカミ、どれに対してもテラスを切らずに役割を遂行することは難しく、全てに対応できるテラスタイプも存在しません。
また、相手の最後の1匹がカイリューになってしまうと本当に弱いです。
以上のことから「バンバドロではやっていけないと思うようになりました。
ガッサやアラブルタケ入りに対して草テラス切ってイキり散らすの楽しかったんですけどね笑

新しい戦術を試してみたかったため、鉢巻or眼鏡+とんボルチェンをコンセプトにしたパーティを考えて使ってみました。

ややこしくなるので画像は載せませんが、並びとしましては

カイリュー(拘り鉢巻)orイルカマン(拘り鉢巻)
アーマーガア(ゴツゴツメットor隠密マント)
キョジオーン(食べ残し)
ハバタクカミ(気合の襷)
テツノカイナ(突撃チョッキ)orジバコイル(突撃チョッキ)
テツノドクガ(拘り眼鏡)

こんな感じです。
瞬間順位888位には行けたんですが、徐々に勝てなくなってしまい、5000位くらいまで落ちてしまったのでこのコンセプトを断念しました。

ようやく最終使用パーティができる段階の話ですが、正直多く語れることがありません。

「セグレイブを使わないのはいくらなんでも逆張りすぎないか?」という思いからチョッキ枠をセグレイブに変更しました。

また、以前は信用していた襷ハバタクカミを全く選出しなくなってしまったので、採用を断念しました。
ハバタクカミを使うなら拘り眼鏡を持たせて使いたかったのですが、テツノドクガの方が好きで使い続けたかったという理由でまさかの不採用に。
正直ブーストエナジー型を食わず嫌いせず触ってみるべきだったとは思います。

襷枠の代わりとしてお試しで使い始めたテツノブジンが思いの外強かったため、最後まで採用し続けました。

ラムカイリューの枠はオボンミトムにしていましたが、あまりにもパワーが低くて使っていても勝てる気がしなかったのでノマテラ竜舞カイリューに変更しました。

アーマーガア、キョジオーン、テツノドクガ以外は続投、こうして6匹のポケモンが揃いました。

単体解説


カイリュー
特性:マルチスケイル
持ち物:ラムの実
性格:陽気
努力値:H4 A252 S252
実数値:167-186-115-×-120-145
テラスタイプ:ノーマル
技:逆鱗/地震/神速/竜の舞

【調整意図】
ハバタクカミ、テツノツツミを抜くため性格は陽気。
ほぼASぶっぱになるので、下手な調整はせずASぶっぱ。

この型は頭の中にはありつつも、シーズン2からずっと飛行テラバーストでしか使ってこなかったため、強いかどうか確信が持てず採用を悩んでいました。
最終日に潜る前に、この型でレート2100を達成している方の動画を見かけて少し自信を貰いました。
自分で試す行動力の無さは課題です…。

ロトムと交代で採用する分にはパーティの相性補完が崩れないため、ロトムが信頼できなくなったら入れ替えようと準備しておいきました。
実際、ロトムはほとんど選出せず、選出してもあまり活躍できなかったため、カイリューが交代でパーティに帰ってきました。

最終日にいきなり使い始めたため選出の見極めが難しかったですが、出した試合は平気で3タテを決めてくれたので強かったと思います。

選出率5位。


アーマーガア
特性:プレッシャー
持ち物:隠密マント
性格:腕白
努力値:H252 B252 D4
実数値:205-107-172-×-120-145
テラスタイプ:ドラゴン
技:アイアンヘッド/蜻蛉返り/羽休め/挑発

【調整意図】
特に無し

とんボルチェン構築で採用し始めた物理受け枠。
初めはゴツゴツメットを持たせていましたが、触ってもらえることが少ないように感じたため、キョジオーン対策ができる隠密マントに変更。
隠密マントを持つ兼ね合いで特性はプレッシャーとしています。

物理受けなのにハバタクカミに対して弱すぎではないのが強い。
ただし、隠密マントを持っていなければ特性をミラーアーマーにした方更に強く出られますね。

テラスタイプがドラゴンなのは、ドラゴンテラスアーマーガアにボコられたのとテラピースがいっぱい余ってたからです笑

正直、ボルチェン枠が消滅してパーティのコンセプトが変わってからは、このポケモンの選出率は激減してしまいました。
ただし、パーティにいるだけで相手の襷ブジンがセグレイブ対面で影撃ちを押しづらくなるなど多少の利点があったように感じます。

また、隠密マント枠としては比較的読まれにく上に、キョジオーンにテラスタルを強いる力も高いため、採用して良かったと思いました。

選出率6位。


キョジオーン

特性:清めの塩
持ち物:食べ残し
性格:慎重
努力値:H252 D236 S20
実数値:207-120-150-×-154-58
テラスタイプ:鋼
技:塩漬け/ステルスロック/守る/自己再生

【調整意図】
H:最大
D:11n
S::余り(身代わりを入れていた頃の名残)

今環境の対策必須ポケモンでしたね。
専用技も種族値も特性も頭おかしい…。

当初はミラーやヘイラッシャに強く出れると思い身代わりを採用していました。
PP枯らしにも役立つ非常に良い技でしたが、ステルスロックの使用感も悪くなかったので未だに悩み中です。

せっかく鋼テラスでサーフゴーにもめちゃくちゃ強いので、地震を覚えさせても良かったかもしれません。
テラスタイプを鋼にした理由は眼鏡ハバタクカミでキョジオーンを突破しようとしてくる人が多すぎたため刺さると感じたからです。

毒テラスタルでも使おうか悩みましたが、Pokemon Day終了後のアップデートでテラピースの節約ができなくなってしまい、鋼タイプに変更してあった個体のテラスタルを変更したくありませんでした。
配布のキョジオーンを使うのも手でしたが、英語名とボールで毒テラス読みされたら嫌なので断念しました笑

選出率4位。


テツノドクガ

特性:クォークチャージ
持ち物:拘り眼鏡
性格:臆病
努力値:B4 C252 S252
実数値:155-67-81-192-130-178
テラスタイプ:草
技:オーバーヒート/ヘドロウェーブ/エナジーボール/ほのおのまい

【調整意図】
準速で使っていたらサザンドラに抜かれてムカついたので最速。

SVで一番好きな新ポケモン。
ハバタクカミとテツノドクガが眼鏡枠を争ったら、普通はハバタクカミを優先すると思いますが、僕はテツノドクガが使いたかった…。

型自体はとても普通なので特に語ることはありません。
ちゃんと強いので最初から最後までしっかり活躍してくれました。

テラスタイプですが、終盤水テラスをしてくるポケモンが増えた印象があったのと、岩テラスカバルドンにカモられたことから炎→草に変更しました。
どうせ炎テラスオーバーヒートはケアされるので耐性を変えれる草は正解だったと思います。
最終日に岩テラスカバルドンでボコってきた方と再戦できて、返り討ちにできたのが最高でした。

選出率3位。


セグレイブ

特性:熱交換
持ち物:突撃チョッキ
性格:意地っ張り
努力値:H116 A252 S140
実数値:205-216-112-85-106-125
テラスタイプ:地面
技:氷柱針/巨剣突撃/地震/氷の礫

【調整意図】
A:最大
S:準速ガッサ抜き抜き抜き
H:余り

シーズン序盤に前期結果を出した珠セグレイブを使用してみたところ、非常に使用感が悪かったので「自分にはセグレイブは使いこなせない」と思ってしまい、最終日2日前まで使用していませんでした。

しかし負けまくって5000位くらいに落ちたタイミングで、「セグレイブから逃げているから自分は弱いのでは?」という謎の思考が湧き再び使ってみることに。
強すぎてビビり続けるレベルで強かったです。

同時に採用したテツノブジンと一緒にたくさんの勝利に貢献してくれました。

素早さ調整ですが、「ガッサ抜きにしているセグレイブ多そうだな、そしてそのセグレイブを抜ける調整にしてるポケモンもいるんじゃないかな?」と思い、れより更に1速くなるようにしました。

実際セグレイブミラーでそこそこ上を取れました。
これより遅い珠ミミッキュにも当たりました。
(しかも2回、あれは一体なんだったんだ…)
とは言え結局セグレイブミラーで突っ張るのは怖いのでS振るのが正解だったかは不明です。

選出率2位。


テツノブジン

特性:クォークチャージ
持ち物:気合の襷
性格:無邪気
努力値:A252 C4 S252
実数値:149-182-110-141-72-184
テラスタイプ:ゴースト
技:ムーンフォース/インファイト/叩き落とす/影撃ち

【調整意図】
特に無し

5000位まで落ちた時に、信頼できなくなってしまった襷ハバタクカミを別のポケモンに変えようと思い採用したお試しポケモン。
セカポケの優勝者様が信頼を置いていたそうなので興味を持ちました。

異常な技範囲のお陰でどんなパーティ相手でも初手に投げやすく非常に信頼できるポケモンでした。
後ろに置いても、ある程度の素早さと火力があるお陰でスイーパー性能がありました。

見た目もかっこいいのでこのポケモンを使うことができて良かったです

選出率1位。

基本選出

テツノブジン+テツノドクガ+セグレイブ

どの試合も選出がほとんどこれになりました。
この3体で対応できる範囲が広いからだと思います。
先発に置くポケモンはだいたいテツノブジンです。
テツノブジンが初手で対面したら負けに直結しそうなレベルのポケモンが相手のパーティにいた時は先発を変更したり、他の3匹から選んだりしていました。

感想

前期も最終3桁を目指して、惜しくも1103位で終わってしまったので今期は目標を達成できて良かったです。
この調子でシーズン4以降もモチベが続く限り目標を上げていきたいです。

やっぱりパラドックスポケモンは華があって対戦が映えますね。
新ルールの1シーズン目は発見が多くて楽しくもあり、大変でもありました。
シリーズ3のルールも発表されたことですし、皆さん頑張りましょう。

それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。
自分自身の構築への理解度が浅くて余り参考にならないかも知れませんが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
ご質問等あればコメント、またはTwitterの構築記事投稿ツイートにリプお待ちしております。


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